連休初日、理事会にて発言

前日の金曜日夜、池袋での会合が割と早くに終わったので、久しぶりの?自宅に戻ったのは10時過ぎ!

とはいえ、3泊は外泊だったので疲れが出て、翌朝は早くには起きられず。まあ関東圏内とはいえ、北と南を往復してますからね、、、

ということで、連休初日となる4/28土曜日の午前中は千葉には行かずに家で仕事をして、午後1時からの東京駅での日本薬理学会理事会に参加することに!

この日の東京は快晴!
理事会では昼食は出ないので、食事はしてきてくれ!、ということでお昼は三鷹で吉野家の牛丼、卵に味噌汁付き

この日はいつもの吉祥寺ではなく、三鷹駅から中央線に乗る。
人身事故でしょっちゅう止まる中央線。土日は大丈夫かと思いきや、この日も新宿駅手前で電車が停止! なんでも後続車両のトラブルとかで東京行きだったはずの電車が急遽新宿止まりに!なんだよ‼️

新宿駅で降ろされ、人ごみをかき分け各駅停車千葉行きに乗る。四谷のあたりまで行くと、外を走るのは赤い中央線快速、え~、フザケンナヨ!、と思うが良くある光景。これも巡り合わせ、仕方ない。今日の会議も波乱含みか!?

ということで御茶ノ水に到着、ここで快速に乗り換えてようやく東京に着いたのは理事会開始10分前。ここからサピアタワーまで行くが中央線のホームは丸の内側なので、八重洲側までは歩くと結構ある。は~、遠い、、、

やっとの事で会場に到着したのは既に13時まで5分を切っている。早く着いて、初めてお会いする先生方にご挨拶をしたかったのに!、と思いながら会場へ!

既に多くの理事の先生が着席しており、残っている席は前の方しかないので、仕方なしにそちらへ!私の後に3名の先生が来られ、出席予定の先生がこれで全員集まったため理事会が始まる。

平成30、31年度の理事長である北部会Y先生のテキパキとした進行により、理事長挨拶、出席理事とオブザーバー全員の自己紹介に始まった理事会は、その式次第に則り粛々と進んでゆく。うん、さすがは理事経験も長いY先生!

副理事長は同じく北部会のY先生(あれ、同じイニシャルだ!笑)に決まり、次いで常置委員会選定へ。私が割り当てられたのは「総務」。あれ、希望では「広報」で出したのにな!。実は知り合いの近畿部会K先生から「広報委員長になりそうだから、一緒に広報やらない?」と言われていたのでした。

とそこで、編集委員長に内定しているお隣の席に座っておられた近畿部会のY先生(あ、またY先生!)から、「委員構成に偏りがあるので、総務に入っているA先生を編集委員会に回っていただけないでしょうか?」という依頼が出る。

「如何でしょうか?」と理事長から振られたため、是非もなく「はい、そういうことであれば喜んで!」とお引き受けをする。

次いで発言されたのはオブザーバーの一人前理事長のA先生(あ、これも同じイニシャル)。「A先生には当初編集委員会に入って頂いていたのだが、実は総務は緊急で都内の事務局に行って頂かないといけないこともあり、関東部会選出理事が総務にいる必要があるためA先生には総務に入ってもらいました」とご説明。なるほど!、確かにこの前もWCP2018の執行部打合会にも参加を要請されたしな(汗)。

それを受けてY理事長から「じゃあ、A先生、両方やって頂けたらと思いますが、如何でしょうか?」とのご発言。え~、それはキツイ!

「折角のお話ではございますが、現在別の学会でも編集委員を拝命しており、某国際誌のAssociate Editorをやっておりますので、編集委員が2つはなかなか負担が大きいですから、総務だけということでお願いできませんでしょうか?」と発言。了承されました。いや、これは思わぬ展開でした、、、汗

その後はまた粛々と進んでいましたが、年会学術企画委員会の委員選出の際、よく見たら一人の先生が(後で見たら計3名も)3期に亘って委員をやっておられることに気づく。そこで「委員の先生に問題があるという訳ではないのですが、同じ方が3期にわたり年会学術企画委員会委員をやることは問題ないのでしょうか?」と私が発言。この年会学術企画委員会は年会の際のシンポジウム採択の可否を決める役割も担うということですので、同じ人が何度もやるのはどうかと思いまして。

この辺は会員・評議員を代表するのが理事ということで、率直な思いをぶつけてみました。そこでの回答は「規定的には問題はない」ということでした。この辺は今後理事ではない評議員の先生方とお話ししてご意見をお伺いしたいと思います。

そして議題はその後も粛々と進み、予定のところまで終わったため、休憩に入る。あれ、実は事務局に提案したい内容について書類を送っておいたものがスルーされた?、ということで休憩時間中に理事長に確認。「あ、古い方の式次第を見ていたので、では再開したら話して下さい」とのこと。

写真撮影が終わり、理事会が再開、そこで理事長に促された新米理事の私が発言します。簡単に言えば(簡単ではないですが、笑)

1、理事選挙の際、各部会から理事枠の倍の候補者が選考されますが、その後投票日までどの候補がこれまでどのような経歴を持ち、どのような研究をされ、そしてどれだけ薬理学会に貢献したのか、評議員会への出席率やその人が理事になるにあたっての抱負は、など理事選考のために参考となる情報が今までは全くなく、ただ「名前」だけで選ぶ単なる人気投票になっている現状があります。最近は主に臨床医学系の学会では上記の資料を投票権を持つ評議員に公開して、それを元に投票を行うようになってきており、理事選考に関する「透明性」を保つためにも今後は理事候補者になった時点で「立候補表明書(仮)」なるものを学会web siteで投票権を持つ評議員対象に公開するべきではないか。

2、私が教育委員を務める生理学会は3年後の2021年、名古屋にて解剖学会と生理学会の合同大会を開催するという情報を入手しました。薬理学会は2003年に生理学会と合同開催をして以降、今年のWCPを除けば国内の他学会との共同開催はありません。個人的な意見ですが、私が会員になった翌年の薬理学会生理学会合同大会は非常に勉強になった思いがあり、共同開催は他の学会のことを知ることができる一番の機会になります。合同開催のためには会場を名古屋にする、つまり近畿部会主催にするというこれまでのローテーションを崩すことにもなるのですが、解剖生理に薬理学会が加わることは会員にとって大変有意義なものになると考えられるので、これを検討して頂きたい。

3、薬理学会が「薬理学エデュケーター」を導入して薬理学教育に貢献しようとするのであれば、生理学会が進めているように、各大学の生理学教育支援のための「基礎統合実習」のような活動も必要で、そのために薬理学分野以外から薬理学の教授(ないし教室責任者)になり、具体的に実習をどうしたらいいのかを誰に相談すれば良いのか、がわかるように、どの大学でどのような実習をやっているかの一覧(ないしレジストリ)を構築してはどうか。

の3点を提案しました。

いくつかのご意見は頂きましたが、1と2は総務委員会で、3は企画教育委員会での議論をするということで、今後どういう結論になっても一度議題に上げて頂けることになりました。とりあえず新米理事がいきなり提案したにも関わらず、そこまで行けたことはまずまずの成果、と個人的には考えております。この点は引き続き、薬理学会関係者の方々のご意見を広く頂ければと思います。

しばらくするとコーヒーブレーク。ここで数名の理事の先生方にご挨拶&意見交換。しばらくして再開。どうも今年は順調に進んでいるようです!(^^)

報告事項の目玉?はWCP2018の準備報告。現在までのところ、予定した国内参加者3,000人に遠く及ばずほぼその3分の1。これからテコ入れ策が必要ということになり、7月の開催に向け、いかに参加者を集めていくかが大きな課題になりそうです。

で、先日なぜか私にお鉢が回ってきて参加したWCP2018執行部会議(N会長、K副会長、I事務局長)で出た、JPS Frontier Sessionの座長選定の役割について報告。WCPの組織委員、そして前期から理事の先生でまだ役割をお持ちでない先生方、という執行部会議の決め方を踏襲致しました。6名(+1名)の先生方に打診し、5名の先生の内諾を頂くことができ、これで任務完了です!

その後も会議は粛々と進み、来年の第92回、そして再来年の第93回年会長のそれぞれK先生、G先生からの進捗報告。両先生ともそれぞれの視点でユニークな年会を開催して頂けそうです。

そして予定の4時半よりも少し早く理事会は終了。かなり濃厚な3時間でしたね。

終了後にはオブザーバーの一人、WCP事務局長 兼 国際対応委員長のI先生と立ち話。

「現在の国際対応委員会だけで、米、英、豪、中、韓、APFPとの対応をやっていくのは負担であり、前回の臨床薬理学会での日中セッションのように、代役を見出すのは楽ではありません。そこで、腎臓学会では「サポーター制度」というものがあり、様々な学会の活動を支援する人をあらかじめ「この内容ならできる!」ということを事前に登録しておいてもらい、必要に応じてその人たちに協力を呼びかけるものです。例えばアジア太平洋諸国の薬理学研究者と個人的に交流のある先生方を『(仮)APFPサポーター』として登録してもらい、その中の一部の方々には『(仮)APFP支援小委員会』なるものに参画して頂き、自分の教室員の方々に積極的にWCPに参加して頂くだけでなく、交流先の薬理学研究者の方に教室を上げてWCP2018に参加してもらうように働きかけるのは如何でしょうか? そうすれば今後のAPFP活動への協力者確保につながるだけでなく、身近なところでのWCPの参加者増にも貢献できるかもしれません。」とお伝えしました。

この詳細をI先生にお送りする、ということで、了承を頂きましたので、上記の内容を少しまとめてI先生に近日中にお送りしたいと思います。

さあ、ここからは東京駅地下5階ホームに向かい、一路千葉を目指します!

この日は午後6時から私が副顧問を務める医学部硬式野球部の歓迎会。今年は部員2名、マネージャ-3名が入部してくれました!

諸般の都合で飲み物は全てノンアル、まあ仕方ないですね。

でも2人の新入部員はどちらも経験者。昨年の6年が6名抜け、戦力ダウンが心配されておりましたが、この2名の入部は心強いですね!

さあ、奇跡の?東医体3連覇、達成して欲しいです。

その歓迎会終了後は、OB会会長のY先生と市内の寿司屋でサシ飲み。母校で学年的に2つ先輩になるY先生からは部活だけでない様々な話題について意見交換を行うことができ、大変有意義でした!

さあ、そこから東京三鷹の自宅に戻ります! それでもなんとか12時過ぎには帰宅。長い連休初日の土曜日が終わりました、、、

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