消えた!? 粘膜下腫瘍、、、

2021.3.10(水)
3/8(月)から札幌での第94回日本薬理学会年会が開催されております。
とは言え、ご存知の通り、1都3県はまだ緊急事態宣言が継続しておりますので、結局札幌には行かずにオンラインでの学会参加。

いやね、学会であちこちの街に行くのは楽しいですし、同業者の方々と顔を合わせ、いろいろなことを語り合うのも楽しいので、本当は行きたいな、と言う気持ちはありました。
ですがそれと同時にこれまでも、「学会は全部東京でやってくれたら楽でいいのにな〜、新宿で開催される学会は最高だな!、吉祥寺から電車で15分で行けるからね〜」と言う思いも同時に強くあり(笑)、通常3日間の学会で、地方開催であれば3泊4日は必要になり、その4日間は仕事が殆ど止まるので、学会前と学会後に非常に忙しくなるのが本当に大変だな〜、といつも感じておりましたので、このオンライン開催になって、なんと体が楽なことか!、と決して悪いことだけではないな、と思う今日この頃です。
まあ、逆の立場で地方の先生方は東京に出てくるのに、同じように仕事を止めて来られるのですから、それなりの負担をかけてはいるのですけどね(汗)

逆にこれに慣れてしまうと、なんだか無理して遠くまで学会に行くのが億劫になりますよね。
そうなると、本当に行く価値のある学会にしか行かない、ひいては本当に価値のある学会しか会員にならない、と言う選択に少なくとも私はなると思います。
ひょっとしたら学会って無くてもいいのでは?、とも思ってしまいます。

とは言え、それは必ず自分に返ってきますよね、そう、来年12月に私が年会長として主宰する「第96回日本薬理学会年会」です。行く価値がないと思えば、もう人は来ないだろう、と自分でも思います(汗)

一昨年から出来た「薬理学エデュケーター」制度も、認定された方々はその更新のために、
「② 認定後5年以内に、委員会が指定するイベントに出席して5ポイント以上獲得していること。」
と言うのがあるのですが、今回の札幌の年会にオンラインで参加した人は、札幌に行かなくても3日間オンラインで繋ぐだけで3ポイント獲得できてしまうので、残り2ポイントで更新の条件を満たしますから、その2ポイントを稼ぐために、私の第96回に来てくれる保証もないですから(第95回にいけば2ポイントゲット!、ですからね)、益々もって、魅力あるプログラムを提供しなければ、第96回が全面的に対面開催が可能になっても会場は閑古鳥が鳴く状況に陥ってしまう危険性が十分にあると思っております。

いや〜、厳しい時代になりましたですね、、、

さて、長い前置きでしたが、今回は学会の話はここまで。
そうなんです、昨年12月にこの異能塾で以下の記事をUPしたのを覚えておいででしょうか?

続いて初めてのEUS(超音波内視鏡)

結局この時は3ヶ月後に再検査しましょう!、と言うことで、その3ヶ月後になるのが今年3月、今月でした。

で、2月末にこっそりと附属病院を受診し、再びEUSを受けたわけです。

ほぼ完成した新医学部棟の前を通って附属病院へ。新医学部棟の玄関前には梅が植えられていて、赤い花が咲いておりました!

この日も血圧は問題なし! これでまたラーメン食べられますね!(笑)

今回も鎮静剤の静脈注射により、カメラを飲んでいる時、なんだか自分で話をしていたような記憶がうっすらあるのですが、覚醒するとすっかりその記憶は無く(汗)、内視鏡を担当してくれた先生から「先ほどお話ししましたように、、、」と言われても、「あれ、なんだっけ?」と言う感じだったのですが、要するに12月にあると言われた粘膜下腫瘍は「消失」しておりました!

その際の生検の結果が出たと言うことで、本日朝伺ったのですが、結果は、group1。
どうやら、経過から判断すると、一過性の炎症に伴う一時的な変化(迷入膵をベースとした
炎症可能性も含め)であったのではないか、と言うオチでした。

まあ実際昨年秋頃から冬にかけて、胃部不快感があったことは確かで、それが内視鏡検査の理由だったのですが、まあそんな感じで。

私の心のような青空を見上げながら、残りあと数ヶ月の医学部本館へと戻りました。

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