騎虎の将 太田道灌 上(69)

【著者】
幡 大介

【出版社】
徳間文庫

【内容】
関東公方家はもはや滅亡し、坂東の差配は関東管領たる上杉一門が担っていた。
その一翼、扇谷上杉家の家宰が太田家だ。
太田家の跡取り・資長(後の道灌)は、関東の支配権を巡り勢力を二分する大戦乱のさなかで、
合戦の戦略にも在地経営にも突出した才覚を現していく。
道灌は、いかに戦い、いかに生き延びたか。
坂東を席巻した出来星武将の波瀾の生涯を描き尽くす戦国歴史大河小説!(「BOOK」データベースより)

【一言書評】
帯の言葉「江戸の礎を築いた男」に惹かれて手に取りました。以前このコーナーで紹介した伊東潤氏の「叛鬼(59)」の主人公 長尾景春が慕い、そして恐れる武将 太田道灌が主人公。第一章から江戸築城までの第八章を扱っています。

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