南太平洋の夏休みNo.2 (世界遺産の海グリーン島日帰りツアー)

8/22月曜日、6年ぶりのニューカレドニア。早速初日から日帰りツアーで朝は7:05にホテル出発。なのでこの日の起床は6時!

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日本と変わらない早朝覚醒ぶりです(汗)

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で、8月22日月曜日、なかなか起きない息子を必死で起こして朝7時前にホテルロビーへ! するとこちらにしては珍しく?時間よりも早く迎えの車が来て7時ちょうどにホテル出発。他にマラソンで来ている日本人4名とともにワゴン車に乗り込み一路ブーライユを目指します!

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とても乗客がいるとは思えない運転。制限速度を超え、カーブを攻め、突然の急ブレークで体ごとつんのめるというまさにフランス的な過激な運転で予想よりも30分早くブーライユ到着! とにかく2時間半休憩無しですから、ケツが痛くなりましたね。

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で、ここ以降トイレはないので、と促されてトイレへ。濡れるからもう水着で、というので、それに従い、エンジンをつけたゴムボートに乗り込み、ライフジャケット着用。これってやっぱり落ちた時のため?、と一瞬思いましたが、まあここブーライユは珊瑚礁に囲まれたラグーンが世界遺産なくらいなので、海にもかかわらず波も穏やか、まあ落ちても心配は無さそう。

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いざ出発! 9人の乗客が、ゴム上にあるとって一つにつかまり、波の無い海原を猛ダッシュでゴムボートが向かったのは、ブーライユと言えば!の景勝地「ロシェ・ペルセ」。亀のよう?な奇岩はピアスのような穴が空いているからこの名がついたとか。隣のビーチはウミガメの産卵地とのこと。ここは海から眺めて終わり。

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「運が良ければ、ウミガメ、ジュゴン、イルカに会えますよ!」と言われ期待度UP!

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さあ返す刀?で、いよいよグリーン島へ! と思ったらそこを通り過ぎて、バリアリーフの方角へ! おいおい珊瑚礁の外にまで行っちゃうの? ってことはなく、途中で止まって、ここからシュノーケリングタイム!

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昨日の気温は最高で26度。多分この時間はまだ24度。心配なのは水温。冷たいだろうな~、と思いながらも、眼下に見える美しい海! やっぱ入るしかないか!、と息子と二人でシュノーケルをつけて海へ!

う~、やっぱ冷たい。一本の長い紐に皆で捕まり、船がゆっくり引っ張ってくれる、というものだが、船が動く前に冷たさに堪えられない息子が「上がる」とボートに戻る。全く相変わらずの根性無し。カナヅチで海が怖い家内と船上で待機する息子。なので、元気なオヤジ一人、縄に捕まり一人海上を浮遊。

いや~、美しい海!、さすがにきれいで、、、と言いたい所ですが、借りた水中眼鏡は最初から透明度が悪く、しかもメガネのない私の視力は0.1以下なので、本当にきれい!と言えるほど見えず、、、しかも魚も黒と青くらいで、結構地味(涙)

そのうち私も寒くなったので、船上へ。まあ、こんなもんですかね、、、

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さて、いよいよグリーン島へ! ここのビーチ、歩くと足が沈む柔らかさ! これはスゴイ!! 6年前に行ったイルデパン島の有名な「クトビーチ」のようなパウダーサンドとは違いますが、立っているといつの間にか足が砂に埋まってゆくあの感覚は足の裏からヒーリングされているようです!

先ほどの沖とは違いビーチの水温は高め! お昼までは泳ごうか!、と思ったら生憎の雲で日が陰り、ちょっと気分down。何せ8月のニューカレドニアは、南回帰線上とは言え「真冬」 それでも海に入れるのですからまあスゴイのですが、さすがに日差しがないと寒いし、風があるため、上がった後が冷えるのですよね~

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しかしビーチでは珍しい貝を見つけたり、透明なカニを発見したり、陸から海に入る海へびに遭遇したり、砂を巻いて透明な魚が寄ってくるのを見たりと、まったりとした時間を過ごしました。

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「白い砂浜には神が降り立つ」と聞いて育ったので、「天国に一番近い島」だと日本人が名付けた?のはニューカレドニアのウベア島ですが、ここグリーン島も美しいビーチで、このまま家族3人で死んでもいいか、と思えるような場所でした。でもきっとしぶとい私は一人生き残ると思いますが、、、(汗)

お昼はビーチでBBQ。ツナの串焼きは結構美味しいと評判。安西家的に嬉しかったのは「クスクス」。みなさん食べなれないようで残して?ましたが、この小さなプツプツ、南仏留学時代にはよく食べました。でも確かにどっぷりかける鶏肉の入ったスープが無いと物足りないですね、、、ちなみにフランスではお米もこんな風に料理の付け合わせに出され、ただお湯に入れて上げただけのパサパサでマズイものばかり。

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「ほら、ナオヒコ、米だぞ!、好きだろ、食べろよ!」とフランス人の同僚からしょっ中言われましたが、「こんなマズイ米は食べない」と言うと不思議がられるましたね〜。所詮野菜の一つとしか考えないフランス人には炊いた米の旨さを知る日本人の思いが通じることはありませんでした(笑)

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昼食後も一時的に日差しが差すものの、そう長くは続かず。それでも一応写真好きな私はスマホでバシャバシャ撮りましたが、その後はまったりと過ごし、いよいよ戻る時間に! またゴムボートに乗って猛ダッシュ。ジェットコースターみたいで気分爽快です! 結局ウミガメ、ジュゴン、イルカのどれにも会うことは出来ませんでした。

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で、近くの村で水着を着替えてティータイム。なんだかこれがうらぶれた民宿みたいな場所で、あまり優雅とは言えませんでした。犬が沢山飼われているのですがあちこちで繋がれたままで退屈そうで、、、
それが終わると、帰りはまた2時間半かけてのワインディングロード(いや、運転が荒いだけ?、苦笑)。

世界遺産の島にいるよりも車に乗っている方が長い日帰りツアー無事に終わりました。

過激な運転のお陰で予定よりも30分早くホテルに戻れたので、今度はヌーメアのリゾート地アンスバタを夕暮れ散歩。

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砂浜の美しさはグリーン島には負けますが、ヤシの木の整然と並ぶ海沿いの道、ペタンクに興じる地元のオッさんたちの声と球のぶつかり合う音、そしてベンチに座りながらぼんやりと眺める暮れなずむ海岸、、、この流れていく時間の遅さ?に15年前に住んだ南仏コート・ダジュールを思い出します。

近くのショップやレストランを眺めながらホテルへ。しかし、6年前に続き、今回も宿泊するホテル「Le Lagon」は各部屋にキッチンが付いているのが特徴! そう、まさに長期滞在者用なのです。

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しかも南仏のマンションでは普通のまさに「一部屋」というべき広いベランダがあり、「ここで食べるしかないでしょ!」という思いが湧いてきます!

そう、日本に帰国して家を買おうと思った時に感じたのは、どこもベランダが狭いこと。今のマンションも日本では広い方なのですが、奥行き2 mしかなくそれでも広いからと買ったのですが、さすがにここのベランダは奥ゆき2.5 mを超えるゆったりとした作り!

本当は日本でも年に何回かベランダで食事をしたい、なんて買う前には思っていましたが、今は結局普通に洗濯物干し場に成り下がっています、、、(涙)

で、レストランなどには入らず、近くの愛想の悪いおじさんがやっているスーパーへ! いろいろフランスらしいものをピックアップ?してホテルに戻り、さあニューカレドニアでの最初の晩餐!

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とはいえ、出来合いのものを買って適当に並べただけですが気分は「フランス」!

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真冬とはいえ、半袖のまま夕方7時にベランダにいられるだけすごいのですがね。南国らしい鳥のさえずりと通りを行く人の声を聞きながら食べると、南仏にいた15年前にトリップします。

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食後にはコーヒーとデザート。そう南仏時代にハマったフランスの「ムース・オ・ショコラ」、これが美味いのですよ! アメリカのデザートのように甘すぎてもういらない!となることはなく(反米主義者なので大目に見てください)、それこそ何度でも食べられてしまうため、南仏時代毎晩食べたらデブデブになってしまった、というくらいの大好物! 息子も初めて食べたのですが、小さい目を大きくして「美味い!、残りは全部僕が食べる!」宣言。「許さん!」といつもの親子ゲンカ(汗)。いや、美味しいと思ってくれるだけで嬉しいのですがね、、、

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こちらに来てもスマホに夢中なバカ息子を置いておいて、夜は家内と二人で地元のビール「MANTA」を飲み比べ! そのうち眠くなって、歯を磨いたらそのままバタンキュー。あ〜、これが幸せですね〜(^_-)

初日からハードなニューカレドニア1日目がこうして終わりました、、、

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