関東は梅雨入り

5/31(水)に文科省必着の報告書作成を始め、様々なことが集中して本気で過労死するのでは無いか?と真剣に思った5月が終わり、いよいよ6月に入りました。と言ってももう1/3が過ぎましたが、時間的余裕は勿論、精神的な余裕もなく、なかなか「今日の塾長」を書くことが出来ずスミマセンm(_ _)m

今年度は自分が代表の科研費基盤Bが落ちたのに加え、分担者で高額配分にありつくはずだった基盤Sもヒアリングまで行ったにも関わらず不採択。そして先月末の某助成金もヒアリングには行ったものの感触不良、ということで久しぶり?に身も心もズタズタの私。5/31を終えて最初の週末くらいは休もう!、と思ったら、6/3(土)は中3になる息子の学校の運動会。

「え〜、休ませてくれよ〜」という私に対し、「だって中1の時も中2の時も行っていないでしょ!」という家内の切り返し。仕方ないか、、、

と言うことで、土曜日は息子の中学校に中1の文化祭以来の訪問。午前中の棒倒し、大縄跳びを見たら早めに近くのショッピングセンターに行き、ランチ。土曜日だし、まあいいでしょう!、と言う悪い親の私はサイゼリアで昼から生ビール(小)に赤ワインを頂く。

「まあ、間2時間くらいあるし、日に焼けたと思ってくれるよ」と都合のいい考え。実際頭がクラクラにはならないため、ちょっと赤いかな程度で午後学校に戻ると既に競技開始。あれ、進行表と違うじゃん!、と思いながらも無事に息子のクラス全体リレーでの走りっぷりを確認することができました。

その翌日6/4(日)。「なんか最近お出かけしてないね」という無言ではなく有言の?プレッシャーを受け、では今日は朝早起きしてドライブだ!、と言っていた私でしたが、なんだか朝目が覚めたものの、車で出かける気力が湧かず、珍しくウダウダ、、、

しかし朝8時東京駅発の快速君津行きに乗ればマザー牧場に10時すぎに到着できる!、ということで、寝ている息子をたたき起こし、家族でバスに飛び乗り吉祥寺駅へ。そこから中央線快速、総武線快速と乗り継いで君津駅へ。そこから30分バスに乗って久しぶりに「マザー牧場」にやってきました!

東京ドイツ村に行こうか悩んだのですが、マザー牧場では今「桃色吐息」ペチュニアが咲いている!、ということでそちらをチョイス。写真映えもしますしね(^_-)。で、実際はGWに出かけた市貝町の芝桜のようなスケールはないものの、一面ピンク色の斜面は綺麗でした!

前回はアヒルの大行進と羊のイベントを見たので、今回は大好きな子豚のレースへ! 恒例?のどの子豚が勝つかの予想ついでにぬいぐるみを購入し果たして結果は!?、、、見事にはずれ(^^;;

それはともかくメインは「ジンギスカン」、というより生ビール(^_-)。このために車でなくバスと電車で来たのですからね〜!

相変わらず成績は底辺なのに無駄に飯ばかり食うようになった息子と肉の取り合いになるので、今回は大目に購入。ジンギスカンだれは一つでは足りず2つ目に。息子よ、タレ使いすぎだ!!

食後の腹ごなし散歩の後はとんとんカフェで桃色パフェ! なかなかうまい! そろそろ帰りの一番最初のバスが出るので、お土産の購入もそこそこにバス停へ。さすがに午後1時半ではまだ帰る人もまばら。まあ遠いのでね、、、

と、帰りも勿論片道3時間以上かけてバスと電車で戻りましたが、なんとなくいい休みが取れた感じになりました(体は休まりませんでしたが、、、汗)

さて、翌日月曜日からは「会議ウイーク」。木曜日まで連日の会議予定が入っていたのです。

まずは月曜日午後、4年生の「腎泌尿器」ユニット講義。昨年に続き「尿細管疾患」の講義を1コマ担当。しかし恐らくこれで最後。この5月から腎臓内科が独立し、A教授も赴任されましたので、これで無事に?お役御免、ということで、薬理学とは違い自分が科目責任者ではないので、いつもの「安西節」は控えめで、軽く1年経って進化した現在の「チーム安西」の紹介に留めました(というつもり、笑)。

講義後にはタイMahidol大学から来た医学部2年生のWarunyaさんと面会。約3週間薬理学の所属するので、責任者?として、最初に諸々の説明をしました。

続いて、夕方は医学図書館長として「千葉医学会」評議員会に出席。実は医学図書館には江戸時代にさかのぼる古医書が約2000点あるのですが、それを約10年前から当時のT館長の発案で電子化するプロジェクトが始まり、現在までに約1割が電子化を終え、一般に公開されているのです。その電子化の費用を支えているのが、千葉医学会からの助成金。これを頂くべく、前年度の助成でどのくらい電子化が進んだかの報告と、今年度以降どこまで電子化を進めるかのご説明に参加したのです、、、が、進行表にあった説明の時間はスルーされ、説明の必要なく助成が承認! あ、まあよかったよかった、これで退散しよう、と思ったところ、御出席されておられた元館長のT先生が「折角だから説明して頂きましょう!」ということになり、急遽ご説明のために登壇。まあ何を話すかは考えていたのでよかったです(^^;;

この後6時からはまた別の会議に参加し、終わると今度は夜8時からチーム安西の「手術時の摘出検体を用いた近赤外光撮像に関する打ち合わせ」会議。終わったのは夜9時過ぎ! まあこうなるだろうと予想していたので、この日は元々予約してあった千葉市内のホテルに泊まることになりました(自腹です、涙)。

翌日火曜日、お昼はWarunyaさんとお隣の教室のウイルス学に来ているAngkoolさんにも来てもらってWelcome lunchを近くのレストランシーソーで開催。参加した教室員に折角千葉に来たのだから、行くべき千葉のスポットを紹介してもらう。私のイチオシは「マザー牧場」! いやWarunyaさん、写真がお好きなようなので、ペチュニアの写真を見せたら感激していましたので!(^^)

夕方は、亥鼻地区部局長会議に参加。はい、亥鼻分館長は部局長なのです! ここでは”TOKUHISA PLAN”に謳われた「アカデミックリンクの全学展開」に関し、主にそのユーザーである医学部、薬学部、看護学部の学生さんの「アクティブラーニングスペース拡大」に関する意見の聴取を依頼しました。

さあ、これで会議ウイーク4日のうちの半分が終了。ということで、千葉駅近くの「すし銚子丸」で一人慰労会。

水曜日はまず亥鼻に出勤し、お昼過ぎには西千葉へ。この日は「全学教育センター普遍教育部会」に参加。前の2回は開始時間ギリギリだったので、今回は開始20分前には着いて薬学、人文科学、社会科学、理学の委員の先生がたに挨拶回り。まずは存在を知ってもらわないと、ということで!

木曜日、午後に某企業2社の訪問があり、続いて午後3時に学部教育委員会に参加。前日の全学教育センターで話した内容をお伝えしました。

午後5時に亥鼻に来られたフロンティア医工学センターの新センター長H教授にご挨拶をした後、急ぎ西千葉へ! 夕方6時から分子キラリティセンターの定例ミーティングに向かいます。

西千葉駅を降り、大学南門前の横断歩道でN理事と遭遇。「今日はキラリティのミーティングでして!」、「わざわざ大変だな」とお言葉を交わして工学部へ。翌日金曜日は朝早いので、この日は飲み会はなく大人しく東京に戻りました(^^)

で、6/9(金)この日は兼ねてより予定していた山形県鶴岡市への出張。実は約4年ぶりの庄内地方ということで、朝5時に家を出て車で羽田空港へ。そう庄内行き始発便の6:55発のフライトで出かけました。

8時過ぎには「おいしい庄内空港」に到着。山形県は初めてという同行の泌尿器科S先生を乗せて、レンタカーで一気に山形〜秋田県境にある「鳥海山」を目指します。

以前訪ねた「大物忌神社」に参拝し、再びこの地に来られたことと道中の無事、そして目的の達成を祈願。ついでにこの曇り空を青空に変えてくださいとも!(^^)

続いてまだ訪ねたことのない近くの「丸池様」を訪問。ここは倒木が落ちても朽ちることのないというエメラルドグリーンの湖面で有名な池。ある種神々しい雰囲気の中に佇む池は「神が宿る」場所でした。

で、ここからいよいよ鳥海山へ! なんとなく雲が晴れてきた感じでしたが、鳥海山ブルーラインに入り、山頂を目指すうちに一気に青空が広がり、展望所のある大平台に着くときには一面の青空!!

「俺、神だから!」とS先生に得意げに話す私(^_-)。いや「晴れ男」を自称する私ですが、まさか本当にここまで晴れるとは! 展望所からは青く広がる日本海と緑の庄内平野が一望に出来ました!

まだまだ行きたい場所はあるのですが、本務を忘れてはいけないので、鶴岡に引き返すことに。途中酒田の海鮮市場へ。美味しそうだからとS先生が注文した岩ガキをご相伴。うん、うまい!

2階に上がりそこでランチ。これで1,200円!という定食はボリュームたっぷり。明らかに地元の人たちが食べに来ている感じで、団体の予約客以外のスペースは満席でした。

海沿いに南下し鶴岡へ。サーファーのS先生のため、「日本波乗り発祥の地」である湯野浜温泉へ。ここにある「波乗発祥記念碑」を見せます(^^) 「でも、ちょっと波はショボイですね〜」とS先生。

会議の午後2時までまだ1時間あるということで、GFPに関するお勉強のため!、ノーベル賞を受賞した下村先生と縁の深い「加茂水族館」へ(^^)。GFPのオワンクラゲを始め数多くのクラゲが展示されている日本で一番のクラゲ水族館を紹介。ユニークな元館長の話にも感動しながら、一応「クラゲアイス」を味見。まあ硬めのゼリーですね。

速攻で水族館を一回りしたらいよいよ目指すは慶應義塾大学先端生命科学研究所! 研究所自体は約10年ぶりとなります。さすがに周辺も開けた?感じで、建物も増えましたね〜

で、1年ぶりにお会いするメタボローム研究センターのS教授。2008年にここで「トランスポーターワークショップ in 鶴岡」を開催させて頂いた頃から全くお変わりないご様子で驚きます(^^)。

S教授とは約10年の面識がありながら共同研究をするのは今回が初!「新しいことを見つけましょう!」とおっしゃるS教授、10年経っても変わらぬ研究スピリットはさすがです!

「福岡のがん分子標的治療学会は来るの?、あれ、去年は来たのに今年は来ないの? 来月の札幌でのがんと代謝研究会、ここで自分が『オンコメタボライト』のセッションやるし、二人の元上司の阪大のK教授が講演やるから来れば?」というお誘いをS教授から頂く。研究日が無いのだが、S教授に誘われれば行くしか無いですね、札幌!

1時間にわたるdiscussionを終えると、久しぶりの研究所を少しだけご案内頂きます。さすがに10年近く経ってさらにパワーアップした感じですね。こう言う研究所を鶴岡市に作った大学の判断というのもすごいな、と今更ながら感じました。

「6時の飛行機でしょ? もう水族館行った? なら、羽黒山の五重塔かな」とS教授からのアドバイス?を頂き、では、ということでここから羽黒山へ向かいます。

アカデミー外国語作品賞を受賞した映画「おくりびと」でもその美しさが話題になった庄内平野の田園風景の広がる中のドライブは快適。これぞ私が求めていた「癒しの時間」

そして羽黒山到着。ここも2008年の「トランスポーターワークショップ in 鶴岡」の時に訪ねて以来。杉の巨木が並ぶうっそうとした霧の立ちこめる中、階段を降りてゆき、赤い「祓川神橋(はらいがわしんばし)」を渡ると御神域。

杉の古木の中に、ひと際存在感を放つ老杉、樹齢一千年、羽黒山で最も古い天然記念物の「爺杉」に出会います。

さらにその先の木立の中に姿を現した国宝「五重塔」。平安時代中期に平将門によって創建されたと伝えられる、東北地方最古の五重塔。今回は時間の関係で山頂には行かずここで終了。

早めに空港に戻って平田牧場の三元豚を食べたかったのですが、時間がないので、お土産だけ買ったら保安検査場へ。これであとは帰るだけ。羽田からも車なので、得意のビールも飲まずに帰宅しました。

そして土曜日が来て一週間。午後1時半からコングレスクエア日本橋で「第111回東京腎生理集談会」の幹事会。次回第112回は私が当番世話人のため次回の内容を簡単にアナウンス。午後2時からは集談会が開始。今回は前半までで50名を超える参加者で大盛況。う〜ん、これは次回へのプレッシャーになりますね(^^;;

で、4時半には日本橋を出て一路亥鼻へ! そう、この日は「全国ゐのはな同窓会」も開催されているのです。午後5時半には亥鼻に到着。懇親会は午後6時からだから、と思って仕事を始めると、同期の同窓会理事O君から「あれ、まだ来ないの? 懇親会が予定より早く始まってね」とのこと。うわ、これは行くしかないか、と部屋を出て同窓会館へ。

会場は盛り上がっている、、、ものの、なんとなく参加者少ないかな、という感じ。でも動員された?現役学生もいて、なんとなく明るい感じはありますね。結局私自身は仕事を忘れて9時半まで居座ってしまいました(汗)

ここから自宅まで戻った時には12時前。まあまだバスが走っている時間でよかったです。

とこんな感じでまた一週間が終わりました。来週もまた忙しくなりそうで、、、(^^;;

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