梅雨が明けた関東:夏本番の1週間

ハードな1週間として記載した先週ですが、「海の日」に南房総館山まで出かけました!、と書いて、皆さんはあの日はそのまま東京に戻ったのだろうと思われたかと思います。

ところがところが、翌日からまた平常運転に戻るため、連休最終日は早めに帰ろう!、と同じような事を思った人たちが大勢いたのか、午後1時半に館山波左間海岸を出発したものの、早速館山道に入る前から国道が渋滞。その後しばらくは走れたものの、鋸南町から富津まで既に渋滞サイン! おやおや、皆さん気が早いこと。だったらもっと波左間でゆっくりしていればよかったと思うも後の祭り。

しかし鋸南で既にノロノロ運転となり、先が思いやられるので、ここは!、と思いついて館山道を下りて浜金谷へ! そう、東京湾フェリーで久里浜に渡り、横横道路から東京三鷹に迂回しよう、という作戦をとりました。

フェリー乗り場はそれほど車の多さは感じず、これは勝ちではないか~(^_-)とほくそ笑みます。息子がまだ小さかった時に1度乗って以来なので恐らく約10年ぶり!

快適な船旅はあっという間に終わり、久里浜に到着します。

カーナビがなかなか浜金谷から久里浜に戻らないので、どっちへ向かえばいいんだ!、とイライラしていたのも束の間、やっと現在地が久里浜になった後に現れたのは「横横道路 衣笠から渋滞中!」の情報。おいおい、こっちもかよ! 三連休をナメてはいけませんでしたね、、、

でもここで諦めない?のが私。そう帰るのがダメならここから新たな目的地に向おう!、と発想を変えて、ここで新目的地に選んだのは「城ヶ島」!夕方だし、夕日を見るのもいいかな、なんて(^_-) 城ヶ島、というか三浦半島に来るのは家内と結婚前に一度来た以来の何十年ぶり?の訪問です。

駐車場に車を止めて海岸へ。まずは高台の上にある灯台に行き、そこから大平洋・相模湾を眺めます。さらに褶曲した地層の中の入り江にそって歩いて行くと長津呂の磯へ! 富士山のビューポイントとのことでしたが、この日は霞んで見えず。、、、と関係なく館山では寝てばかりいた息子が磯遊びを開始! 生物だけは成績がいい息子はやはり海の生き物を見ると血が騒ぐようで(^_-) 夢中になると体を折り曲げたままの姿勢でいるのは小さい時から同じ(笑)。家でごろりとしながらスマゲーやってるのを見るよりも何倍もマシ。

夏至は過ぎたとは言え、まだまだ日が高い海の日。なんか歩き回ったらお腹が空いたね~、ということで、城ヶ島通りに戻るが、大抵は夜6時で閉店している。わずかにまだ営業中のお店を見つけたので、是非もなくその店に入る。

「もうすぐ閉めるので、注文をまとめてしてもらえますか?」というので、湘南のシラスと三崎のマグロにいくらの入った三味丼を注文! さすがにビールは無し(^^)

食事を終えて外に出ると、うん少しずつ空には夕焼けが! でもまだ早いかな~、と歩いて行くと、再び海が見える場所へ。水平線の先は雲があるので、この先綺麗なサンセットは無理だろう、と判断し、ここで城ヶ島を出ることに。自然のヤマユリがあちこちで綺麗に咲いていました。

車に戻りカーナビを見ると、うん、OK! 横横道路の渋滞は解消! 待った甲斐あり!! 三崎口駅付近を通過中、とても綺麗な夕焼けに遭遇。しかし運転中とあり、なかなかいい写真は撮れず(涙) で、たまたま赤信号で止まった際にシャッターを押したのがこれ。まあ雰囲気を感じて頂ければですね(^_-)

ということで帰宅はそれでも午後8時半。朝5時半に出発しましたので、結局15時間自宅外にいた計算になります。長い長い1日でした。

で、翌日7/17(火)、この日は夏休み体制前最後の教室ミーティング。

続いて午後3時に某社と面会し、午後5時からは学位審査、これで今月3件目。

5時半過ぎに終わるとタクシーアプリでタクシーを呼んで千葉駅に向かう。

快速に乗り東京駅へ。ここから東北新幹線に乗って宇都宮へ!

そうこの日は宇都宮で前職D医大時代の元同僚、というより仲間の外科教授陣と「ワインの会」。開始時間の8時になんとか間に合った!、と思ったら一番乗りは私でした(^o^)/

11時過ぎまで話込んでいたものの、最後私は一人夢の中。これいつものこと(汗)

で、そろそろお開きということで、前回は予約日が間違っていて泊まれなかったドミトリーに戻ります。長かったこの日も終わりました。

7/18(水)、栃木の朝は晴れ。天気はいいものの、日光連山と那須連山は雲の中。久しぶりなので清々しい朝、D医大のキャンパス内をプチ散歩。

まずはこの4月からD医大に職を得た元部下のいる某基礎医学教室のS教授にご挨拶。就職して3ヶ月が経ちましたが、教室の他のスタッフの方々とも上手くやっているようで一安心。あとは論文ですね~(^_-)

続いて薬理学へ。M教授に毒性学会に参加してくれたお礼を述べた後、元部下であるH准教授、J助教、そしてO准教授にそれぞれ会って、この間1ヶ月の研究の進捗状況を確認。これで大体3時間経過。

この日は午後3時半に千葉で予定が入っているので、午前11時には引き上げることに。ここから東武宇都宮線、日光線、スカイツリーラインと乗り継いで錦糸町から快速で無事に2時半には千葉に到着。

手がけたままの仕事をこなしたら午後3時半。この日は水曜日なので、1年生が亥鼻に来る日。それに合わせて今年から新規にスカラーシップで薬理学に所属となった10名との面会の予定を入れたのでした。最初から1名欠席とは聞いていたものの、実際にはもう一人が現れず8名を対象に施政方針演説、、、というより雑談。

まあゆるりとやって下さい。

4時から会議があったので、早めに切り上げたのだが、残ってくれた水泳部の学生さん3名のうち、一人のT君から「あの~、僕の母が、先生と大学で同期らしいいんですけど、、、旧姓はOなんです」、「え~、あのOさんか~!、そういえばT君、お母さんの面影無い?」、「どちらかといえば母にと言われます。母が水泳部だったので、その影響で私もずっと水泳やってて、大学でも入りました」、「お~、そうだったんだ~!、話しておいてくれて有難う、いや危ない?とこだった(笑)」

昨年も大学の同期の娘さんが2人いて、一人は薬理学に所属してくれましたが、結構関係者、というか友人のお子さんというのが結構いるのでびっくりですね。と言っても自分のスタンスは変わらないのですがね(^_-)

で、4時からはいよいよ明日分館長が司会を務める「第一回亥鼻分科会」の事前打合せ。何だか国会議員の答弁みたいな感じで、事務方と会議進行についての意見交換。ついつい脇道にそれながらも1時間はかからずに終了。とは言っても自分が議事進行をやるのは前職での入試委員長以来なので約1年半ぶり。少しだけ緊張(本のちょっとですがね、笑)

打合せを終えて午後5時。何気なくFBを見ていると、後輩のY先生が西千葉で一人飲み中のポストが。一緒に飲める人募集、というので、今晩学生と会うけど、千葉に来る?と打診。了解ということで、少し待ってもらい、6時に学生さんが私の部屋に来たところで、某省に務める偉い方にも関わらず、まあ母校の後輩だからいいか、彼が行うセミナーシリーズ開催のために私が分館の部屋を借りる手続きをサポートしたしな、ということで、食事会の場所確保を依頼(指示ではありません、笑)。

大学から歩いて行ったので、合流したのは約30分後、なんとルーズな集団。とはいえ合流後は(主に)Y先生と私で熱いトークの応酬? 一部「俺はそこ納得いきません!」、「いや、だからさ、そこはね」というやりとりもあり、若者3人を前にしていいジジイといいおっさんが意見をぶつけ合いました。「卒業学年17違ってもタメ口だから!、でもね、僕はフランス留学中に20歳そこそこの学部学生が定年間際のおじいさん(約40歳上)相手に口角泡を飛ばして議論している姿を見ていたので、こういうのがまさに『自由、平等、博愛』って感じで好きなんだよね」と。基礎なら研究対象、臨床なら患者さんを前にして、大事なことは何か?を皆で考える時に、年齢や性別、職位の違いなど、関係なく最善のものを目指す、という姿勢はとても大事なことだと感じているのですが、日本はなかなかそこまでいかないですよね。なので、17の学年差を超えてタメ口でかかってきてくれるY先生はとても貴重な存在です。それを見ていた某学生さん「じゃあ、先生俺たちもいいんですか?」、「うん、いいけど、ちゃんと医者になって同じ『社会人』になったらね!(笑)」。

気がついたら夜10時、もう3時間半近く経過。しまった、帰りの電車が!、快速で錦糸町まで行っても御茶ノ水どまりなので、激混みの中央線快速に乗らねばならなくなりますから、そろそろウルトラマンのカラータイマーが点滅(年がわかりますね、汗)。速攻で千葉駅に向かいなんとか12時前に三鷹の自宅に戻りました。

いや、楽しい集まりでした(^o^)/

7/19(木)。さすがに朝5時には起きられず(汗)、ゆっくりと朝10時過ぎに大学へ。午後2時からは私が司会を務める「第1回亥鼻分科会」。落ち着かない中雑用を終えて医学図書館へ!

構成員7名の小さな会ですので、最初こそ緊張していたもののだんだん打ち解け、リラックスモード(と思ったのは私だけ?、笑)。基本大きな問題もなく進みましたが、西千葉で行われている「アカリンアワー」の亥鼻への中継の参加者が少ないことについて、セミナーの開催を周知させるために、医学部薬学部看護学部真菌センターに設置されているディスプレイへの情報告知をさせてもらえないのか、という意見が某学部委員から提案。現在の利用方針は亥鼻分館からは申請できない方向性であるため、利用者サイドからの意見があったことを理由に再度検討を打診することで一致。せめて医学部や薬学部など亥鼻地区の先生が出演される場合はディスプレイで紹介して聞いてもらいたいですからね。

久々の会議進行はなんとか1時間で終了、ホッと一息。この日はこの後、分科会の慰労会?を兼ねた納涼会を分館職員3名と共に千葉で開催。分館関係者で千葉で飲み会をすることは無い、というので、それでは、ということで、今回は千葉の地元料理を楽しむため、栄町にある「千寿惠」へ!

生ビールに始まり、まずは私の千葉の一押し「梅一輪」の鑑評会出品用の大吟醸を、続いて「岩の井」の山廃純米大吟醸を頂く。そこに特大?のゆでピーナッツ始め、なめろうやさんが焼き、などなど千葉の料理が続き、酒と料理を堪能! あれ、慰労会なのに自分が楽しんでいる!?(^^;;

始まりが早かったお陰でこの日は夜9時過ぎには店を出たため、余裕で三鷹の自宅まで戻りました。

7/21(金)。朝始発バスを逃したため、2台目に乗ることになりましたが、錦糸町の駅で長寿医学のM先生を発見。2台目のバスで行くと乗る快速電車が同じになるのです(笑)。千葉までの道すがら、色々と雑談を。普段は本千葉駅からある行かれているM先生。夏は歩くと汗だくになるので、ということで千葉駅からは一緒にバスで大学に行くことに。しかし私は「南矢作」行きではなく、「川戸都苑」行きに乗るのです、お隣のバス停にお連れする。「南矢作」行きは高齢で中には足も悪いのに、バスが混みすぎているため座ることも出来ずに20分近く大学病院までずっとお年寄りたちが立っているんですよね。あれを見るとこれからの少子高齢化、人口減少社会、大学病院が今後もあの不便な山の上にあり続けるのって、患者さんにとって大きな負担ではないですかね~、などと話をしながら到着。仲良く一緒にローソンで朝食を購入して朝8時、いざ仕事!

恒例の朝9時からのトランスポーター論文抄読会。午後2時からは今月4回目の学位審査。これで今月は終了。夕方5時には泌尿器科のS先生発案?の「ブラックジャックセミナー」を開催するためのJ&J社の方との面会。終わって夜6時。この日くらいは早く帰宅して家で夕食を!、なんて家内に言っていたのに、仕事を片付けようとしたらいつの間にか夜8時前。は~、今日も家での食事はダメだったか、、、

ということで、この日は初めて千葉駅のエキナカの蕎麦屋を利用。美味しいけどお値段高めかな、少し塩分強め?かな、なんて思いながら各停三鷹行きに揺られ、うちの大学院生のW先生から借りた「ほんまもん」という話題の本を読みふける、、、うちに寝ていました(汗)

何をやっていたのか、と思ってしまう一週間。そろそろ休みが必要ですね、、、

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