附属図書館亥鼻分館展示企画「教授が薦めるこの1冊」始まりました!

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毎年ゐのはな同窓会から頂いております助成の一部を利用し、企画をさせて頂きました「教授の薦めるこの1冊」、4/20(金)から亥鼻分館1階にて展示が始まりました。

医学部のメンター制度の開始に伴い,先生方に学生に読んでほしい本をご推薦いただき,推薦コメントと共に亥鼻分館内に展示することにより,学生がメンターを選択する際の参考になるとともに,学生の読書への興味関心を高めることを目的としたこの企画。

一人でも多くの学生さんに関心を持って頂ければと思います。

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若者の活字離れが叫ばれて久しい昨今、スマホやタブレットを駆使する若い方々にとっては、手にとって「本を読む」という行為自体が既に日常的ではないのかもしれません。

「本を読む」ことの意義、それは限りある自分の人生の中では起こらない世界の体験であり、他人の気持ちや人生に思いを馳せることでもあります。社会人である医師となり、多様な患者さんの様々な人生の岐路に立ち会う時、自分の経験だけで全ては判断できません。よりどころとなる事例が「本」に込められている、そう思います。

本はまた「人となり」を表します。今度講義を受ける先生はどんな人かな?
そんなワクワク感を持って、紹介された本を手にとって頂ければと思います。

附属図書館亥鼻分館長 安西 尚彦

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