5回目の学会・研究会開催(第49回日本消化吸収学会総会)

11/16金曜日、朝、快晴。
いよいよこの日から過去3年に渡り準備をしてきた学会の開催! これまでも第1回トランスポーター研究会年会(2006)、特定領域研究「生体膜トランスポートソーム」第1回若手ワークショップ(2007)、日光シンポジウム(2011)、第1回黒潮カンファレンス(2016)と、研究会の開催経験はあるのですが、5回目となる今回は「特定非営利活動法人」という法人格を持つ正規?の学会の開催ということで、人と金の動きがこれまでとは全然違うため、いささかの緊張感があります。

とはいえ、受験とか試験とか、イベントごとというのは時間が経てば終わってしまうもの!、という得意の?開き直りで、「ああ、あと1日で会長招宴も過ぎ、あと2日で学会も過去になるのだな」などとどこか冷めた目で見ている自分がいました。

ということで、朝はまず自宅近くの床屋に行き、知らないうちにもっさりしてきた髪の毛を切り、おっとり刀で千葉に向かいます。

いつも通り中央線から総武線に乗り換える道すがら、私の教授室の電話が数回電話がなっていると秘書から連絡が。留守電に切り替えて!、と依頼して職場に着くと、この日夜の会長招宴にお招きした高校時代の同期である某衆議院議員のKさんが、委員会出席のため会長招宴欠席となり、代理で秘書の方が来られるという連絡でした。まあこれは当初からそうなるかもな、と思っていたので想定内。当初、県知事か市長でもお招きしようか、なんて言っていたのですが、県民でもないし市民でもないので、どちらもそれほど縁がないためその案は却下し、同級生を呼ぶことにしたのですが、まあ残念ですね。

学会当日でも容赦なく押し寄せるeメールに対応し、参加者集めの最後の悪あがきをして、そろそろ夕方。午後4時半の編集委員会を皮切りに、5時半理事会、7時会長招宴と続くのに合わせ、大学を出て午後4時には会場の千葉みなとのホテルに到着! 少し午後は曇ってきました。

さあ、学会の準備も始まっているかな、と思いきや全くその雰囲気無し!
どうやらこの日会場となる宴会場では7時まで予定が入っているので、学会設営は夜8時からとのこと。ホテルロビーでは生花の会?が行われていて、なんか学会の雰囲気は見当たりませんね。

学会事務局の方とお会いし、理事会と会長招宴のお部屋を確認したら、とりあえず自分のチェックイン。土曜日1泊の準備だけしてきたのですが、どうやら2泊を依頼していたようで、あれ着替えが無い!、は予定外でしたが、まあクリーニング出せば切られますからね(笑)

さあ部屋でまた少し仕事をしたら理事会です。空にはそろそろ夕焼けが。5時半前に編集委員会は終わっているので、部屋に入ると理事の先生方がすでにお集まり!

「いよいよ明日となりました、何卒よろしくお願いします」と理事長を始め全ての先生方にご挨拶。そしていよいよ理事会開始。
翌日の社員総会では総会長の私が司会をするので、普段はぼんやり聞いている理事会も今回はしっかり耳を傾けます。理事会は淡々と進み、若干早めに終了。

ここで今更部屋に帰るわけにも行かず、7時開始の30分前から始まる受付に備え、廊下のところからの誘導係を自発的に開始。理事監事の先生方に加え、プログラム委員の先生方、そして来賓の先生方のエスコートなどをしていると、いつの間にか7時直前!

なんと会場には当初来られなかったK議員が到着! なんでも突然委員会の委員長が解任になったため、委員会が流れ、すぐに都内から千葉に向かってきてくれたとのこと。運がいいのか悪いかか、わかりませんが、これで格好はつきますね! お忙しい中有難いものです。

ではそろそろと、事務局の方に促され、内科後輩の事務局長C先生に開始の合図。
C先生の司会でいよいよ会長招宴が始まります。

まずは総会長の私からのご挨拶。一応事前に原稿を作って頭に入れておいたのですが、6項目ある内容の途中2項目を話したところで思考停止。あれ、何言うんだっけかな?、と一瞬間が出来てしまいましたが、数秒で思い出して話を続けます。
ふ~、なんとか挨拶終了。これでホッと一息。

その後はN学会理事長、N大学副学長、K衆議院議員、W同窓会会長と続き、今回副会長格のScieitific Advisorをお務め頂いたK内科教授に乾杯のご発声を頂く。これで大体30分。ここからは30分ご歓談、ふ~、これでほぼ半分終了。

夕食も頂きながら、来賓や理事、名誉会員の先生方にご挨拶をしながら、会は進み8時に。

ここからはpresidential concertとして、私を遡ること約40年前、私が所属した旧第一内科の故O名誉教授のご息女のO先生が力を込めてご用意を頂いたオペラの生演奏! O先生はコンセプト「伯爵夫人」ということでそれは豪華なご衣装で登場。「誰だかわからなかった」という声も聞こえます。

プロの方による演奏と歌。その声はマイクなしでも十分会場に広がるほど。いや~、声量が違いますね~、驚きです。

アンコールも含めて9曲をご披露頂き、30分がまたあっという間に終了。そこから再び歓談。ここで安心仕切ってしまい、コンサートに参加された伴奏のK先生、歌のAさんとO先生の集合写真を撮って頂くのをすっかり忘れてしまいました。これは残念!!

9時を過ぎた頃中締めの挨拶が入ります。中締めは来年の第50回会長のM先生によるご挨拶。今夜の招宴へのお礼のお言葉を頂き、無事にお開きとなりました。

続いてホテル内のバーに移動しての二次会。こちらは一部の理事の先生方にお越し頂き、何人かの方から会長招宴に関するお褒めのお言葉を頂きました。9時半から1時間くらい先ほどの食事会の続きをして頂き、こちらも大過なく終了。これでやっと初日は終わりました。

昨年の第48回にも参加してくれたプログラム委員の一人、S先生と昨年同様会長招宴後に、歩いて10分程度の近くのラーメン屋「麺はな」へ! 流石に丸々一杯は食べられないため、ミニラーメンを頂く。う~ん、やはり飲んだ後のラーメンはうまい!、、、しかし、折角下げた体重がまた増えそうで、、、

この後S先生と学会や研究の未来について語り合いながらホテルに戻ります。さあ、これで初日が終了しました。

11/17土曜日、朝4時。short sleeperの私は普段同様早朝覚醒。昨日午後から溜まったメールのレスをしていたら、あっという間に朝食の始まる7時に。理事の先生方も早くから朝食会場に来られているのですが、皆さんご年齢もあり?あまり食事を取られない中、私はバイキングになると発揮する?貧乏性が出て、朝からガッツリと取りまくり! 流石に恥ずかしいので、片隅で食べていると、第50回会長のM先生に見つかり(苦笑)、ご一緒させて頂くことに。

ここでまたM先生のお考えを伺うことが出来、来年の会、そして学会や研究の未来に対する思いを沢山伺うことが出来ました。いや、臨床位でありながら基礎研究にも造詣の深いM先生、驚きました。

朝8時半から受付開始なので、朝8時過ぎには会場へ。既に整然とした学会場の趣きがあります。まずは自ら参加費を支払い、その後は受付のご案内から会場の誘導係を実施。基礎医学ゼミやスカラーシップで薬理学に所属したのをきっかけに声がけをした医学部の学生さんたちが、朝から会場に来てくれて、出足から人が多い感じとなり、「盛況感」バリバリ!

そして8:45、第一会場での 総会長の開会挨拶を行います。
昨日の会長招宴と同じような内容なので、今回は昨晩よりは滑舌も良く?なり、5分もかからずに終了。今回は時間がタイトなため、少し早く挨拶が終わったので、セッションも早く始めて頂くことにしました。

続いて第二会場へ。こちらも朝から人が入っており、こちらは時間通りに開始。生理学会とのジョイントセッションで下が、予想外に活発な質疑応答も出て、嬉しい限りですね!

開始時のバタバタも一段落した9時半頃、受付へ。まだ始まった直後ですが、なんと有料参加者は学生も入れて70名! お~、出会い好調! 黒字となるラインまで100名と見積もっていましたので、上々の滑り出しです。

1時間半が過ぎ、2番目のセッションが始まります。第二会場はかなり人が入り、第一会場も広いからまばらに見えますが、奥まで人が入っています。モーニングセミナーは次期会長のM先生。ライフワークの胆汁酸のお話は大変勉強になりました。部屋を出て、そろりと受付にゆくと、参加者100名を突破とのこと!、これはいいペース。黒字化が見えてきました!(^^)

さあ11時からは社員総会。その前に受付に行くとなんと130名の参加者とのこと、いや~嬉しい、ホッと一息。それもつかの間、社員総会が始まります。基本前日の理事会の繰り返しなのですが、今度は私が司会進行を受け持ちます。

ランチョンセミナーが詰まっているので、早めに終えるため、N理事長の指示もいただき、どんどん先に進めます。おかげで予定よりも5分早く終えることが出来、ランチョンの準備に時間が取れることになりました。社員総会最後にはN理事長から私への感謝状贈呈をいただきました!

さあ、そしてランチョンセミナー。私は第一会場で同僚でかつ先輩である外科教授M先生の講演の司会を担当。少し早く始めることにして、終わりは少し遅れましたが、十分許容範囲。流石に少し疲れが出て、途中睡魔に襲われましたが、なんとか耐えてランチョンセミナー終了。これで総会の中でも役割は終了!

M先生をお見送りしたら、やっと昼食にありつけます。1階下の事務局にて総会長用のお弁当を頂きます。事務局長のC先生も現れ、ここまでの状況報告を受けがてら食事を済ませます。

お昼を食べたらここまで溜まった心労のせいか、少し疲れが出てきます。そんな時に午後の口演の演者である大学の後輩から電話が! なんでも東京駅でスタックして千葉に遅れそうとのことで、そのセッションの演者の最後に回す手はずを整えます。お陰様で最終的に時間内にギリギリに間に合い、演者の欠席もなく終わりました。

午後からは同時開催のトランスポーター研究会第3回関東部会が始まったため、消化吸収学会の方は少し人が減りましたね。それでも参加者は150名を突破! 学会事務局で販売するプログラム集も例年にない売り上げとのこと。

「今年はすごい盛況ですね」、「消化器系の学会で基礎の人がこんなにきているのは他にはないね」などなど、理事の先生方からお褒めのお言葉を頂きます。

来年の会長のM先生からは、「ぜひ来年もトランスポーター研究会との同時開催をお願いします!」というご依頼を頂くことに。これは嬉しい限りです。

流石に午後4時を過ぎると人も減ってきましたが、今回私が開催をお引き受けした理由の一つである、長年理事としてご活躍を頂いた徳島大のT名誉教授と静岡県立大のS名誉教授の特別講演を企画し、ともに本学会の総会長をされることなく定年を迎えられましたので、私のこの総会がお二人の先生方の花道としたい、そういう思いで企画し、それを実施出来ましたこと、とても光栄に思います。

 

午後6時を少し過ぎての閉会挨拶。いつも肝心な時に不在の教室員を待つことなく最後に写真撮影を完了して、ついに第49回総会は閉幕。最終的に招待者も含めて180名という例年にない記録的な参加者数で終わることが出来ました。

しかしまだ終わりません。同時開催のトランスポーター研究会第3回関東部会の終わりを待って、そちらの懇親会が近くのお店で開催。いや~、こちらの年齢層の低いこと!

「なんか学生食堂にいるみたい!」とは馴染みの研究会の世話人の一人M先生のお言葉。いや、本当にトランスポーター研究会は若い人が多くて活気があっていいですね~

さらに9時からは二次会。そちらにもお邪魔して10時までいたところで、そろそろ私は一足先にホテルに戻ります。

いや、長い長い一日が終わりました。

11/18日曜日。曇りの朝、ホテルで目覚めて朝食。この日は昨日の洋食から和食の朝食に!昨晩ご講演を頂いた徳島大のT先生とばったりお会いし、現在の大学を取り巻く状況についての意見交換を行いました。なんだかね、先があまり明るくはないですよね~

そして朝8時半にはホテルを出て、向かうは東京! 帰宅ではなく、新橋の某私立医大での某学会教育委員会に参加するのです。いや~、今週もまた土日休み無し!
もういい加減どこかで休みたいですよ、のんびりしたい!

で、こちらは来年3月、神戸でのアジア太平洋学会というイベント。なんだか自分の学会が終わったばかりで、またこういうイベントの話は聞いているだけで疲れてしまいますね。気持ち的にも少し休みたいな~、なんて。

途中お弁当を食べて午後1時まで熱のこもった議論が続きます。いや~、なんかこの学会教育委員会はマジですね、これは大変な委員になってしまった!、という感じです(苦笑)

午後2時過ぎに東京駅から中央線快速に乗って三鷹へ。

帰宅したのは午後3時。ようやく長い旅路から戻りました。

ということで、5回目の開催となる学会・研究会。また多くのつながりを作りながら、そして実績を残すことが出来ました。

さて、また止めていた仕事、再開です!

(その前に本当に休みたい、、、涙)

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