昨年度に実施致しました附属図書館亥鼻分館展示企画「(医学部)教授の薦めるこの1冊」。3ヶ月限定企画の予定が、お陰様で貸出が好調のため、半年に延長、その後1年に延長となり大好評でした。
https://www.ll.chiba-u.jp/topics/2019/topics_201904inotenji.html
そこで今年度は医学部教授から医学部講師以上に対象を広げ、「医学部教員が薦めるこの1冊」として、ゐのはな同窓会から頂いております助成の一部を利用し、企画をさせて頂きました。4/12(金)から亥鼻分館1階にて既に展示が始まっております。紹介されている図書の一覧は以下のリンクをご参照下さい!
http://opac.ll.chiba-u.jp/opac/rmbook/?lang=0&rmtype=4&reqCode=rm&dptidpl=&codeno=&codeno=4
医学部のメンター制度が始まり,現在は新1年生を除く全学年の学生さんにメンターが配置されておりますが、これからメンターを選ぶ新1年生の方がメンターを選択する際の参考にして頂くとともに,学生さんの読書への興味関心を高めることを目的として、先生方に学生に読んでほしい本をご推薦いただき,推薦コメントと共に亥鼻分館内に展示させて頂いております。
一人でも多くの学生さんに関心を持って頂ければと思います。
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2018年度「(医学部)教授の薦めるこの一冊」として始まりましたこの企画、昨年1年間で多くの皆さんが紹介された本を手にとってくれました。いつもは講義でしか会わない先生が、こんな本を推薦しているのか!、と驚かれた方もおられるかと思います。
「本を読む」こと、それは限りある自分の人生の中では起こらない世界の擬似体験であり、他人の気持ちや人生に思いを馳せることでもあります。社会人である医師となり、多様な患者さんの様々な人生の岐路に立ち会う時、自分の経験だけで全ては判断できません。「本」にはそのよりどころとなる事例が多数含まれている、と思います。
今回は医学部の講師以上の先生方に推薦を頂きました。どんな本が紹介されているか。期待をもって、紹介された本を手にとって頂ければと思います。
附属図書館亥鼻分館長 安西 尚彦