どうなる今年度?

昨日、緊急事態宣言が全国に拡大されました。

地方にお住まいの方々からすれば都会の人間だけがあたふたしてると思っておられる?のではないかと思いますが、昨日不要不急でない会議のために、職場の千葉県に行きましたが、緊迫感のある東京と千葉ではなんとなく空気が違う(千葉の方が緩い)感じがまだありますね。

私のデスクには今年も昨年に続き、2つの辞令が届いておりました。
一つは前々任地である地元K大学の非常勤講師、もう一つは昨年から始まりました、都内N医大の客員教授。

既にN医大の春の講義は、昨年の私の講義が録画されていたとかで、それを流して頂く?ことになりました。

K大の方はどうなりますかね?、録画などはしていなかったはずですので、対面講義が可能であればそのまま、不可能であればオンライン講義となりますかね?

いずれにせよ、この新型コロナウイルス感染症の拡大は、これまでの社会のあり方を根本的に変えることになるのではないかと感じております。そして恐らくですが、2020年まで我々が暮らしてきた、生きてきた環境に戻ることはもはやない、そう思われてなりません。

つまり、連休明け、夏までに、今年いっぱい、あるいは1−2年、さらには10年!、などとこの騒動の収束には時間がかかると言われておりますが、いずれにせよどこかでは終わるものと信じております。しかし終わった後の世界は「ポストコロナ時代」という全く新しい世界が広がる、そんな気がしています。

18世紀から19世紀にかけて起こった産業革命により、手で触れる「もの」に代表される物質的・経済的なものが重視される世界、そんな世界に行き詰まりを感じていたところにやってきたコロナ騒動。

悲しいことにコロナ感染による重症肺炎で亡くなった方は、家族と最後に会うこともなく、またご遺体は感染防止のため袋に包まれ体に触れることもなく火葬されることになります。そんな人生の最後に必要なものとは、「もの」でもなく「金」でもない、物質的・経済的成功は別れの場においては何の意味も持たない、そう思います。

「ポストコロナ」時代の価値観、それは物質的・経済的成功とは全く異なる「手に触れられないもの」になって行くような気がします。古い価値観が打ち砕かれて、新しいものに切り替わる、我々はその歴史的転換点に立っている、そんな気がしてなりません。

 

さて、そんな呟き?とは別に異能塾の読者(塾生)の皆様にご報告。

4/13にFacebookのストーリー、あるいはTwitter(& Instagram)にてお伝えさせて頂きましたが、原稿執筆期限を1年以上過ぎた薬理学教科書の原稿、執筆完了しました! 関係者の方々には長い時間お待たせしてしまい、誠に申し訳ありませんでしたm(_ _)m

と言いつつ、出版をこの7月!、に控え、早々に教科書のカバーデザインを決めねばならず、以下の問いかけをFB, Twitter上にて行いました。

****************************************************************************************学生の皆さんにお伺いです。
今年7月刊行予定の薬理学教科書「エース薬理学」のカバーデザインを思案中です。

以上の4色が候補ですが、みなさんはどの色がいいと思いますか?
ご意見頂ければ幸いです。****************************************************************************************

Twitterではアンケートを実施しました。

その結果、Dの緑色が最多投票となり、その結果を受けて、カバーは緑色にすることにしたいと思います。

わかりやすさに拘った新しいコンセプトの薬理学教科書「エース薬理学」
7月の発刊をお楽しみに!

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