ポピュリズムとは何か – 民主主義の敵か、改革の希望か(51)

【著者】
水島治郎

【出版社】
中公新書

【内容】
イギリスのEU離脱、反イスラムなど排外主義の広がり、トランプ米大統領誕生…世界で猛威を振るうポピュリズム。「大衆迎合主義」とも訳され、民主主義の脅威と見られがちだ。だが、ラテンアメリカではエリート支配から人民を解放する原動力となり、ヨーロッパでは既成政党に改革を促す効果も指摘される。一方的に断罪すれば済むものではない。西欧から南北アメリカ、日本まで席巻する現状を分析し、その本質に迫る。

【一言書評】
著者は大学の同僚、法政経学部教授!

サインも頂いております(^^)

ポピュリズムとはデモクラシーに内在する矛盾を端的に示すものではないか、とする著者。

21世紀のデモクラシーは、好むと好まざるとにかかわらず、手ごわい「内なる敵」と正面から向き合うことを求められている、、、

先生のお人柄も忍ばせる一冊です!(^^)

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