「宇宙戦艦ヤマト」の真実(55)

【著者】
豊田 有恒

【出版社】
祥伝社新書

【内容】
巨大な成功を収めた本邦初の宇宙アニメ『宇宙戦艦ヤマト』。それは、ささやかなプロジェクトから始まった。クリエーターとして舞台設定を担当した著者は、新分野の開拓に賭ける熱気を回想しながら、作品創成の真実に迫っていく。不評だったテレビ放映は、なぜ甦ったのか。ストーリーはどう拡大し、変容していったのか。当初、著者の頭にあったのは『西遊記』。核汚染で瀕死の重傷を負った地球を救うには、天竺へ行ってありがたいお経を持ち帰った僧玄奘のように、途方もなく離れた小惑星にある放射能除去装置に頼るしかない…。貴重な記録から明かされる、大ヒット作誕生秘話!

【一言書評】
宇宙戦艦ヤマトにハマった世代の一人として、その製作の舞台裏がよくわかりますが、正直読み終わって、なんかすっきりしない一冊でした。

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