2020.11.1
一番は科研費申請書作成ですが、それ以外にも諸々の出来事があり、本当に忙殺された10月が終わり、この日から11月、激動の2020年も残すところあと2ヶ月となりました。
前日の土曜日に、やっとホームにいる母を久しぶりに訪ねることが出来、厚手と薄手のコートを届け、また予備を依頼されていた掛け布団、敷布団、枕カバーのシーツ3点セットを届けて来ました。
途中で買ったコーヒーを飲みながら、普段一人では見ていない様子のテレビをつけて、約2時間、ぼおっとしながら母と談笑。入所前にしていたのと同じように時を過ごして来ました。
そして先週日曜日に続き、今週も山さんぽ!
まるで遅れを取り戻すようにこの日は本来であれば春の連休中に訪問する定番!?、埼玉県は奥秩父の三峯神社に出かけて来ました。
11/2(月)を休みにすると11/30から11/3まで場合によっては4連休!となる方もおられるだろし、ひょっとしたら紅葉で混むかもしれないので、朝4時半に起きて、5時には家を出よう!、と予定しておりましたが、やはり?母を訪ねた日は結構メンタルに疲れるので(汗)、朝4時半の目覚ましでは起きられず、朝5時起床!
そこから怒涛の?準備をして、5時半には三鷹の自宅を出発しました。
環八から関越道経由で秩父市街を迂回して直接三峯神社を目指します。
関越道は渋滞とまでは行かないまでも交通量は多く、制限速度を守った安全運転。模範的なドライバー!(笑)
さて、秩父湖を渡るとそこからはジグザグの上り道。終点の駐車場は台数が限られているので、そこに入るために混んでいる時は朝から並ぶのですが、ここまで順調に来られたお陰か、朝8時過ぎの到着でしたが、駐車場待ちにはならずに無事入場!
空きスペースを探すのに手惑いましたが、車も停めることが出来ました。
山さんぽしてからだとリュック背負って、重い登山靴履いての参拝になり、疲労困憊状態で本殿を参拝するのは嫌だから、と言うことで、この日はまずは本殿に参拝します。
朝は天気はよく、紅葉も進んでいる三峯神社周辺!
空には立ち上る龍神さまのお姿が!
で、よく見ると駐車場前の道路には入場待ちの車の列が出来ていました。お〜、危ない、あと少しの違いであの車列に入っているところでした。
いつものように本殿に行くと、参拝の長い列はなく、代わりに売店前に長い行列が!
そう毎月1日には白いお守りが売られるのですよね。それを買うために来られた方々。並ぼうかどうか迷いましたが、実は三峯神社ではお守り類を買っていないので、まあいいか、とスルーすることに。
奥宮遥拝所からこれから向かう奥宮に手を合わせた後、車に戻り登山靴に履き替え、朝9時、さあ奥宮へ出発!
まだ日差しが当たらないせいか紅葉が写真では映えませんが、駐車場周辺で紅葉が見られます。この辺りは今が時期なのでしょう。
第一の鳥居を過ぎ、並木道のような木立の中を進みます。
程なくして第二の鳥居へ。このまままっすぐ行けば10 km先の雲取山に行けるのですが、初級者の私にはまだ行けないですね。ここで鳥居をくぐり、予定通り奥宮を目指します。
ここからは上りが少しきつくなりますが、まだ先週の御嶽山の奥の院への道よりは緩やかな勾配。とはいえだんだん傾斜がきつくなるものの、ここには途中に2箇所ベンチもあり、そこで水分補給などしながら行けるので楽ですね。
第三の鳥居に向かう直前は、片側にどこまでも続く斜面があり、人一人すれ違うのも怖いのですが、秋ゆえ枯れ葉が道中に落ちているので、普段であれば余裕があるはずの歩道が少し狭く感じます。春と秋ではやはり同じ道でも様子が違うのだ、なんてベテランには当然だろうことも、初級者には経験して初めてわかること、ですね。
さあ、斜面を無事に通過し、第三の鳥居へ。
ここからは山さんぽから山歩きに変わります。岩の上を歩いたり、小山を登って降りたり、崖を仮設の階段で上り下りしたり、鎖場を通ったりと、先週の御嶽山奥の院のようにシンプルに上るだけ、とは異なるプチ山歩きで、忘れていた感覚を取り戻す絶好の場所なのです。
ここからの景色も悪くはないのですが、さあ先を急ぎます。
そして第四の鳥居に到着。ここで目にするのは「滑落注意」の張り紙。目指す頂上はあと少し!
急傾斜の階段を上り、鎖を引っ張って上とそこは頂上!
雲ひとつない青空の元、奥宮を参拝。昨年、一昨年と5月に来ていますから、今年は半年遅れですが、これ以上ない青空で神様が迎えてくれました。
頂上でおにぎりを食べ、おやつ類を食べて休憩したら、そのまま同じ道を戻ります。まあ、なまっていた体のリハビリ?ですから、急ぐことなくマイペースで戻ります。
すれ違う人たちの殆どは山用装備できてますが、中には普通のスニーカーで軽装のひと、あるいは本殿参拝後にそのまま奥宮に向かって来たような人もいて、大丈夫かな?、と思うのですが、2年前に富士山に登った時も異様に軽装で来ていた人もいたので、まあひとそれぞれかな、と。
4つの鳥居を逆に辿り、無事に第一の鳥居を通過。先週ほどの体の疲れを感じないのはここのところ平地ですが、普通に2万歩歩けるようになったからでしょうか?
陽も高くなり、その美しさが映える紅葉の写真を取りながら、車に戻りました。
急げば往復2時間ですが、高齢者登山(苦笑)ですので無理せず休みならで来たので、靴を履き替えて駐車場を出たのは12時前でした。
秩父湖に向かう山道を下るのですが、駐車場までの車列は約4 kmでざっと数えて450台が並んでいました。
大変だね〜、と人事に思っていた私にその後同じような災難が降りかかって来ることはここでは予想してませんでした。
三峯神社以外でも芝桜を見に来たりと、もう何度も秩父に来てはいるのですが、たまには秩父で名産の蕎麦でも食べようか!、なんて色気を出したのが失敗の元。
国道140号沿いの蕎麦屋に入り、入店待ちは3組目と言うので並んで待ったのですが、入店に30分、入ってから「時間がかかります」と明記されていた十割天せいろを注文し待つこと30分(くらい)、と待たされ、待たされで、ここで1時間半近く時間をロスります。
まあ十割天せいろ、天ぷらはサクサクで美味しかったのですが、2,000円は高いかな〜
で、ここからは大渋滞に悩まされます。と言うかこれが埼玉県ではデフォルトかもしれませんが、まずは秩父市内通過で渋滞にはまり、秩父から飯能に向かう正丸峠越えのルートが渋滞。ここで食後ということもあり、異様な睡魔に襲われ、寝ながらの運転になったので、車を止めて30分仮眠。これが一層悪かったのですが、さらに飯能から所沢に向かうバイパスが渋滞。さらにさらに所沢市内が渋滞し、蕎麦を食べなければ3時に帰宅していたはずが、三鷹に帰宅したのは6時半!
教訓:埼玉は広い、埼玉は人が多い、埼玉は車が多い、秩父は遠い、秩父でのお昼は危険、行ったら速攻で帰るべし、埼玉を舐めては行けない
埼玉の道路上で9時間近くを費やした1日でした、、、