2021.7.31(土)
前々日は年休を取って、なかなか取り掛かれなかった入所中の母の高齢者医療費の支援金受給の手続きや、次週に迫った盛岡で一人暮らしの叔母の介護に関する面会の連絡などの対応を行いましたが、それ以外は休み、という訳ではなく、さらに年休にも関わらず降って来る様々な案件への対応などで忙殺されました。
自宅でのテレワークと平日の休みの日って、なんだか差がないですね(苦笑)
その翌日となる7/30(金)は既にこの「今日の塾長」で以下に記載した如く、
慌ただしい1日を送りましたので、翌日8/1から1泊2日での盛岡行きを控え、7月最後の土曜日となる31日で(土曜日ですが、汗)在宅での勤務としました。
毎日朝からメール対応に追われている訳ですが、この日も例に漏れず、朝からメール対応(笑)
そして朝10時からは、予防医学センター市民講座「3密の可視化によるCOVID-19クラスターを阻止する室内環境デザイン」を視聴。医学研究院・医学部公式ホームページでも紹介させて頂いた通り、千葉大学予防医学センター特任助教/北里大学医学部講師の武藤 剛先生による「3密の可視化によるCOVID-19クラスターを阻止する室内環境デザイン」の講演を拝聴するためです。
予防医学センター市民講座「3密の可視化によるCOVID-19クラスターを阻止する室内環境デザイン」開催
武藤先生は母校の後輩であるだけでなく、私がD医大で主任教授として2011年に赴任した際、D医大公衆衛生学主任教授だった武藤先生(剛先生のお父上)にお世話になり、「息子は先生と同じ大学の卒業なんだよ」と伺っていたので、それは親戚のお子さん的な感じで親しみを感じております。
しかも座長はお世話になっており(一応)同僚である森鴎外の曾孫 森千里先生となれば聞くしか無いでしょう!
感染症としてコロナに個人がどう対するか、という話はSNSを中心に様々なメディアで取り上げられ食傷気味ですが、武藤先生らの取り組みはそれらとは異なるアプローチで斬新で人の講演を集中して聞けない私でも90分丸々聞いてしまいました(笑)
夏休みどころか、1学期の途中からオンライン講義ばかりになり、家で昼夜逆転の生活をしているゲーム廃人の息子は昼でも寝ているため、普段なら息子のお昼も合わせて買いに出るのですが、外は暑く面倒なので、寝ている息子はほっておいて私は一人家でカップ麺をすすり、講演後はそのままメール対応に追われます。
そして夕方4時からは昨年は中止だったものの、今年は初めてオンラインでの開催となる「亥鼻一杯会」。
こちらは以下の通りこの異能塾でも紹介させて頂きました。
以下の式次第に従って、会が学生さん主体で進められて行きます。
会長のT先生の挨拶に続き、総会。続いて、小児外科教授になったH先生による医学部近況報告。続いて2年生と新入生の自己紹介。今年は母校からの入学は1名のみ、残念ですね。
それが終わるとZOOMのブレイクアウト機能を使っての懇談会。対面で開催している時もやっていたテーブルのローテーションのオンライン版ですね!
最初の3回はOB vs 在校生のローテーション。OBとして集まったのは、私、小児外科H先生、環境労働衛生学S先生、医学教育学I先生と母校教授4名そろい踏み!(笑)
ブレークアウトになって最初に遭遇したのはH先生
「先生の背景、ダイニングですか? いいですね」
「いや、最初からそのツッコミやめてね」
その後、3回に渡る学生さんとのやりとりを楽しんだのは我々OB陣ですかね?
「どうしたら教授になれますか?」の質問に最初に回答したのは私。
「よくぞ聞いてくれました! 回答の前に、伝えたいのは、教授になって給料が上がるわけでは無いし、最近は権限は全く無くなって、責任者ということで部下の失敗の責任まで取らされて、本当に雑用係のようなので、教授になって何が楽しいんだろうと皆さんは思うでしょうけど、『教授』という立場を得ることで実現できることは増えるから、何かを変えたい、何かをやりたい、という人には是非教授を目指して欲しいですね。特にね、K成高校卒10名についで多い6名の教授が我々の高校からは教授になっていて第二派閥なので、後輩の皆さんには頑張って欲しいで。でも第二派閥の割にK成と違って我々はまとまりがなくて、後輩が先輩をレスペクトしてないからね」というとすかさず、他の3名から
「そんなことないでしょ、先生を中心にまとまっているじゃないですか!」(H先生)
「嘘だ〜」
「何はともあれ、教授になるには?、それは政治力だよ」
「いや、いや、それは違いますよ、まずは業績ですよ」(I先生)
「まあ、、天の時、地の利、人の和、だけどね」
と、ダメ出しされまくりの最年長現役教授、形無しでした(苦笑)
最後はOBだけでの懇談会。会長のT先生の主導ですが、何となく重苦しい空気。そこは後任の教授であるI先生が如才なくサポート。結局何となく重苦しい?ままタイムアップ。
最後は校歌斉唱、そして閉会挨拶。まあ、こんなんでもやらないよりは良かったですね。
新しい時代の同窓会、って感じでした。