JPW2022(Japan Basic and Clinical Pharmacology Week 2022:日本薬理学関連学会週間2022)を構成する2学会、第96回日本薬理学会年会JPS96と第43回日本臨床薬理学会学術総会JSCPT43のジョイントで実施される「クスリがわかる」シリーズ講演、その担当者が決まりました。
本企画は本年1月24日に【JPS96】PG委員会活動(その2)「(仮)クスリがわかる」シリーズ提案募集として年会プログラム委員の先生方にはご依頼をさせて頂いたものです。
その際に「学会の役割のひとつには、科学的に正しい「クスリ」の知識を、医療従事者・関係者のみならず、多くの方々が学べる場を提供することではないかと考えております。
しかし残念ながら現在の薬理学会は、薬の研究を学ぶことはできても、クスリについて学ぶ場ではないのではないか、と考えております。そこで、臨床系の学会では行われている「よくわかる」講演の薬理学会版として「(仮)クスリがわかる」講演を実施出来ればと考えております。」とメールさせて頂きました。
メール配信後、多数の先生方からご提案を頂きましたが、臨床薬理学会学術総会プログラム委員会での議論の結果、8つの作用薬について、それぞれ両学会から演者を出し、作用機序(基礎)から病態に応じた使い分け(臨床)について分担してお話を頂くこととなりました。
その対象作用薬と担当者が決まりましたので、ご紹介をさせて頂きます。
(中枢神経系)
【日本薬理学会】 中川貴之先生(京都大学)
【日本臨床薬理学会】永井将弘先生(愛媛大学)
(精神神経系)
【日本薬理学会】 永井 拓先生(藤田医科大学)
【日本臨床薬理学会】古郡規雄先生(獨協医科大学)
(呼吸器系)
【日本薬理学会】 天野英樹先生(北里大学)
【日本臨床薬理学会】乾 直輝先生(浜松医科大学)
(循環器系)
【日本薬理学会】 山田充彦先生(信州大学)
【日本臨床薬理学会】木田圭亮先生(聖マリアンナ医科大学)
(糖尿病・脂質異常症)
【日本薬理学会】 安藤 仁先生(金沢大学)
【日本臨床薬理学会】大内基司先生(獨協医科大学)
(消化器系)
【日本薬理学会】 加藤伸一先生(京都薬科大学)
【日本臨床薬理学会】杉本光繁先生(東京医科大学)
(泌尿器系)
【日本薬理学会】 齊藤源顕先生(高知大学)
【日本臨床薬理学会】柳田俊彦先生(宮崎大学)
(血液・腫瘍系)
【日本薬理学会】 楳村敦詩先生(京都府立医科大学)
【日本臨床薬理学会】満間綾子先生(名古屋大学)
「研究や実際の実験について学べるだけでなく、『薬』についても学べる」学会に薬理学会がなり、医療職(医師、薬剤師、歯科医師、獣医師、看護師、その他)や学生さんらに、そういう目的で参加を希望される方々にも門戸が開かれている学会にしたいという思いで、この薬理学会と臨床薬理学会の同時期開催に相応しい企画として実施をさせて頂きます。
今後日程や実際の対象薬物について決まり次第JPW2022ホームページ上でご紹介を致します。
今後チラシ(pdf)も作成予定ですので、お知り合いの医療者と学生の皆様にご紹介を頂きますれば幸いです。