【著者】
江口 克彦 (著)
【出版社】
株式会社アスコム
【内容】
「経営の神様」と呼ばれた松下幸之助。
その側で、23年間にわたり仕事に携わってきた著者の経験から学んだ経営の厳しさと妙味。
松下翁からの聞き書きの形を借り、いまの時代だからこそ聞きたい「経営のコツ」を問わず語る。
【一言書評】
「カネを追うアメリカ的経営」にも長所があることは認めるが、しかしそれは真の経営とは言い難い、「人間を追う経営」こそ真の経営であろう、と、23年間松下幸之助に直接使えた筆者が語る言葉、「日本的経営」を「松下幸之助」を再考すべきではないか、という主張には共感はあるものの、やはり「昭和という時代」があったからこそ現れた人かな、と少し冷ややかに感じてしまう部分がどうしてもあります。