2024年就任役員選挙投票:抱負

11月14日(月)~18日(金)に公益社団法人日本薬理学会の2024年就任予定役員(理事・監事)Web選挙が実施されています。

有権者が投票を行う際の参考とするため、学術評議員に役員候補者の抱負が公開されておりますが、この度関東部会の理事候補者に選出されました私の「抱負」をご紹介させて頂きます。

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理事候補者 【関東部会】

候補者名 : 安西 尚彦

所属・職名 :
千葉大学大学院医学研究院薬理学・教授/獨協医科大学医学部・特任教授

略歴 :
1990年千葉大学医学部卒業, 1990年千葉大学附属病院・研修医(内科), 1995年北里大学医学部・助手, 1999年フランスCNRS分子細胞薬理学研究所・研究員, 2001年杏林大学医学部・助手(以後講師, 准教授), 2011年獨協医科大学医学部・主任教授, 2016年より現職, 2017年千葉大学附属図書館亥鼻分館長(兼務), 2019年千葉大学医学部副学部長(兼務), 2019年日本医科大学・客員教授(兼任), 2021年千葉大学大学院医学研究院副研究院長(兼務)

研究テーマ :
有機酸・尿酸・アミノ酸等を基質とする細胞膜トランスポーターを分子標的とする創薬

会員歴・学術評議員歴:
入会年: 2002 年 / 学術評議員就任年: 2007 年

理事・監事、委員等 :
理事(2018~2019年度)(2020~2021年度)、総務委員長(2020~2021年度)、総務委員(2018~2019年度)(2022年度)、編集委員(2014~2015年)、賞等選考委員(2016年度)(2017年度)、DX推進委員(2022年度)、国際対応委員(2016~2022年度)、第96回年会長(2022年)

抱負 : 2020年度就任役員選挙の抱負には、「学会を取り巻く環境は年々厳しくなっており、従来からの運営方法では早晩立ち行かなくなるのは必死です。日本薬理学会も公益社団法人となり、社会における存在であることを考えれば学会運営の透明性確保はその責務と言えます」と訴え当選させて頂きました。2期目の2年間はちょうどCOVID-19感染症拡大の時期に当り、常務理事としてその対応に追われましたが、総務委員長としてオンライン時代に合わせた役員選挙制度の改革や、国際対応委員として多くの会員の皆様の経験を生かして頂き自主的な参加を可能とする「国際対応アソシエイツ」制度の導入を実現しました。現在は第96回年会長として、臨床薬理学会学術総会との同時期開催を通じて、20を超える学会/組織との共催を実現し薬理学会が創薬関連学会の中心的役割を担うポテンシャルを内外に示すとともに、従来の対面開催を重視した年会に加えリアルタイム双方向性ハイブリッド開催方式の新薬理学セミナーDPCを実施し新しい学術集会のあり方を国内の基礎•臨床の学会に問いかけました。次期理事就任の暁には薬理学会の更なるステータス向上に努めたいと思います。

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