2023.3.21(火)
春分の日の祝日の今日、東大本郷キャンパスにて、東京大学大学院医学系研究科細胞分子薬理学教授の廣瀬謙造先生を部会長とする第147回日本薬理学会関東部会が開催されました。
この時期に関東部会?なわけですが、それは本来この3月に開催するはずの第96回年会が昨年末の12月に臨床薬理学会との同時期開催であるJPW2022として開催されるにあたり、本来昨年秋に開催される第147回関東部会が代わりに3月に開催され、令和5年度の学術評議員会・通常総会とともに開催されることになったのです。
さらに、私の昨年末の第96回年会/JPW2022では時間的な制約から実施できなかった江橋賞受賞講演と学術奨励賞受賞講演がこの第147回関東部会で実施して頂くことになりました。
部会長の廣瀬先生にご面倒かけまくりで、本当に恐縮しております。
と言うことで、昨年の代議員選挙での最多得票者と言うこと?もあり、この日朝10時からの学術評議員会・通常総会の議事録署名人の依頼があり、いつもギリギリになって皆さんを心配させるので(苦笑)、この日は開始30分前に会場に行くことにしました。
本郷三丁目で降り、本郷キャンパスを目指します。赤門は現在工事中で通行出来ないとのことで、手前の伊藤国際学術研究センターのところからキャンパスに入ります。入ってすぐのところにある河津桜でしょうか? この日は生憎の曇空ですがピンク色の花が春を感じさせてくれます。
程なくして医学部教育研究棟到着。こちらの鉄門記念講堂に来るのも何年ぶりでしょうかね?
そして関東部会の看板! 対面の学会!、って感じで嬉しいですね〜
ほぼほぼ会場一番乗り! 今日私は代議員席に座ります。
ボチボチやって来られた理事の先生方にご挨拶。前日の理事会は、教授会と重なってしまったためオンライン参加でしたのでお詫びを。
元理事長のI先生、前理事長のY先生にご挨拶。
「いや、素晴らしい学会でした」
「有難うございます。でもあれ以降『燃え尽き症候群』になってしまって。先生方は退任よりも数年以上前に年会長をされましたが、その後のモチベーションはどのように維持されたのですか?」
「モチベーションね〜、また今度違う学会やればいいんじゃないの?」
「いや〜、もうやりたくないですが、、、」
走行しているうちに令和5年度学術評議員会・通常総会始まりました。
過去4年間理事として向こう側?にいたので、今日はただ聞いていればいい状況なので楽ですね(笑)
何か質問でもしようかと思うのですが、逆に主催者側で時間がタイトなことを知ってもいるので、それを止めるようなことになる質問が簡単に出来ないですね。
本来は良くないような気がします。
そして私も関係する「第5号議案 第98回年会長の件」が始まります。
これは私は前期の理事の時代に関東部会を代表して選考に関わったので。
第98回年会長候補者 現理事長である東邦大学の赤羽悟美先生が提案され、無事に承認されました!
ほっと一息ですね。
付議事項が終わると続いて委員会報告。そして令和5年度の学術評議員会・通常総会が無事に終わると続いて関東部会学術評議員会です。Word文書だけの第97回年会の準備状況報告(老人には細かすぎて見ずらくて、、、苦笑)に続いて、第98回年会の準備状況報告
第130回解剖学会大会、第102回生理学会大会、そして第98回薬理学会年会という3学会合同開催として実施され、その名称が
Anatomy, Physiology, Pharmacology Week 2025:APPW2025
であることが初めて紹介されました!
会期は2025年3月17日(月)〜19日(水)
会場は「幕張メッセ」と地元千葉です!!
日本薬理学会員であるとともに日本生理学会員(現在理事)でもある私。
既に第98回薬理学会年会長の赤羽先生とともに、第102回生理学会大会長の成瀬先生から両学会の「財務アドバイザー」を依頼されており、両方の組織委員(仮)になる予定ですが、我が地元千葉の幕張メッセ開催ということで、APPW2025盛り上げ隊!、として、会の学術面以外の点でもこのAPPW2025を盛り上げたいと考えております。
関東部会学術評議員会が終わるとお昼のお弁当が配布されます。
スカイツリーが見える窓際の場所で、理事のW先生、Y先生、F先生と同じ机で昼食。ここでも話題は「燃え尽き症候群なんですよね〜」(苦笑)
さて、お昼を食べ終わると午後のセッション開始。昨夜も懇談会で疲弊していた私は今回部下の発表もないので、ここらで失礼させて頂きましした。
帰りは龍岡門から出ましたが、東大構内の桜、結構咲いていて綺麗でした。
さあ、2年後の幕張でのAPPW2025に向け、「燃え尽き症候群」を脱して、少しネジ巻きますかね?