日本毒性学会 付加体科学部会 第1回キックオフシンポジウム9/26-27に開催

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私が昨年から理事を務めます一般社団法人 日本毒性学会(通称JSOT)
毒性学会にも薬理学会と同様に「部会」があるのですが、薬理学会のような地域性に基づく、「北、関東、近畿、西南部会」の4つに別れるのとは異なり、
「個々の毒性学研究分野において当該分野の充実と活性化を積極的に図ると共に非会員研究者との交流を促進することによって、毒性学研究全体の効率的な発展に寄与する。」
という「目的」に従い、研究分野ごとに3つの部会、
生体金属部会
医薬品毒性機序研究部会
付加体科学部会
があり、3つ目の付加体科学部会は、昨年度承認され設立されたばかりの部会となります。

「生体高分子への異物付加体形成によって生じる毒性発現機構」を対象研究分野とする付加体科学部会ですが、発起人で部会長の岡山大学 上原孝先生からお声がけを頂き、常任幹事として本部会の設立段階から参画をさせて頂きました。

その部会の栄えある第1回キックオフシンポジウムが、2023年9月26日(火)〜27日(水)に、上原 孝先生を実行委員長として、岡山大学津島キャンパスの「創立50周年記念館・金光ホール」を会場として開催されることとなりました!

ホームページURLは以下の通りです。
https://www.senkyo.co.jp/adduct/1st_okayama/

異物や生体内物質によるタンパク質の付加体形成の毒性発現機序における重要性の高まりを受け、タンパク質の付加体形成で生じる細胞内レドックスシグナル系の変動やエピジェネティクスなどの生体内変化と、それに起因する疾患の発症に関する研究の成果発表と情報交換の場としての付加体科学部会。
毒性学会員だけでなく、非会員であっても、付加体科学にご関心をお持ちの多くの皆様のご参加をお待ちしております。

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