【著者】
唐沢 孝一 (著)
【出版社】
中公新書
【内容】
都市の発展により多くの野生鳥が姿を消したが、一方では環境に適応することによって積極的に都市に進出する鳥群が観察される。その頂点に君臨するのがカラス集団であり、いま都市にあってはカラスとヒトの知恵比べが熾烈に進行中なのである。本書は都市鳥研究会にあって長年、野鳥を観察研究してきた著者が、その成果を克明に報告するとともに、カラスに対する愛憎半ばする感情をさまざまな文献に探る、カラス百科である。
(「BOOK」データベースより)
【一言書評】
初版は1988年発行という中公新書の「名著復刊」ということで陳列されていたものを手に取ったもので、「都市の嫌われもの。彼らが生き抜く術とは?」「苦手な人が多いけど、シルト好きになれる・・・かも?」という帯の言葉が示すまさに「カラス百科」と言える内容で、もともと鳥好き、カラス好きの私はとても楽しめる内容でした!