2024.7.7(日)
一昨日金曜日に今年前半の全勢力を注ぎ込んだ研究会が終了し、福岡から戻ったのは日付が変わった後。翌日土曜日はゆっくりと身体を休めたいところでしたが、研究会を支援してくれた同期が主宰する同窓会東京支部会があるため、流石に欠席するわけには行かず、三鷹から御茶ノ水まで出かけて来ました。
そして七夕の日曜日のこの日、朝から住んでいるマンションのお隣にある息子が小学校時代にお世話になって農家での草取り作業が6:30からあったのですが、さすがにそれには行く気力が無く、ようやくこの日のんびりとした半日を過ごせました。
しかし「半日」というのには訳があり、実はこの日の夕方、弟から誘われていたイベント?がありました。そうもう記憶にすらない(苦笑)、久しぶりの「プロ野球」観戦、ベルーナドームでの埼玉西武ライオンズvs千葉ロッテマリーンズの試合のチケットあるから行かない?、と言われていたのでした。
実はライオンズが福岡から所沢に引っ越して来た時、当然その時はロッテも川崎でしたが、大きなものに巻かれることの嫌いな私は、鳴り物入りで所沢にやって来た西武ライオンズに惹かれ、TVでは巨人戦を見ながらも、西武を応援しておりましたから、西武ドームになる前には(記憶が正しければ)数回西武所沢球場に出かけたことがあり、「そう言えば、西武ドームになってから所沢行ってないな」ということで、久しぶりに行ってみるか!、ということで弟からの誘いに応じた次第です。
池袋から西武球場までの直行特急で行くという弟に対し、私は池袋まで行くのは遠回りだから、と三鷹駅から中央線で国分寺に行き、そこから西武多摩湖線に乗り換え多摩湖まで行き、最後は西武山口線に乗り換え2駅の西武球場前駅まで行く、というルートをとりました。三鷹駅から4-50分ってところですかね?
国分寺からの電車では千葉ロッテのユニフォームを着た方が増え、試合がある感が出ており、なんとなくテンションが上がります。私の中では「西武と言えばブルー」というイメージが強かったので、とりあえず青いポロシャツを着て行ったのですが、西武球場前駅に着き、周囲を見渡しても、西武ファンらしい方でも青を着ている人がほとんどおらずショック(涙)。そうか、それほど私は西武ライオンズと離れていたんだな、と自覚せざるを得ませんでした。
池袋から来た弟は既に改札の外にいます。「あれ、遅かったね」と言われたので、「いや、多摩湖からの電車のホーム、改札まで結構遠くてさ、しかもお客さんいっぱいでなかなか進めなかったよ」と回答。まあ池袋に行く電車のホームの広大さと便利さに比べると、未だに単線で電気が横を流れるタイプの電車、しかも結構な年季もの(苦笑)というのは利用者の数の点で仕方ないのかもですね。
さあ、改札を離れて少し上り坂を歩くと、デーンと見えて来たのがベルーナドーム。
自分の昔の記憶を必死に辿るのですが、「あれ、こんなだったっけ?」
ここはもともとあった西武球場の上に蓋をかぶせたようなドーム球場なので、外と繋がっており、それがいいと言えばいいのですが、この日は東京は猛暑日で、熱中症アラートが出ている状況で、冷房もない外気と同じ室温のドーム球場って、なかなかすごいですよね。
試合開始は17時なのですが、まだ明るいのはいいとして、その分30度を超える気温と同じ環境は見ている方も、そして選手たちにもきついのではないでしょうか?
「ビールは売り子さんが来るから」ということで、焼き鳥とおにぎりを買って来てくれた弟。私は追加で銀だこのたこ焼きを購入することに。
自分らの席を探しながら歩くと、かなりホームベースに近いところで、駅の改札からは結構坂を登った感がありました。
そんな時に始まる外野席の千葉ロッテファンによる応援。まるでJリーグのサポーターのよう!(笑)
「千葉ロッテの外野の応援団のところには甲子園に出場が決まった高校の応援団とかが勉強に来ているらしい、それくらい有名なんだよ」とのこと。
確かに応援の仕方が、笛吹いているおじさんに合わせて手拍子している昔ながらのプロ野球の応援とはちょっと違いますね、ってか、これはサッカーJリーグとかのサポーターの応援に近いんじゃない?という印象。
そもそも昔のプロ野球は応援チームのユニフォームを着て試合見に行くなんて習慣も無かった訳で、随分と野球もJリーグの影響を受けているな、と感じますね(笑)。
まあ、野球がどう、サッカーがどう、と言いたい訳ではなく、文化の違いを否定せずにお互いのいいところは取り入れていけばいいのではないかと思います。どっちも面白いのですから!
って、言いながら私はサッカー文化(サポーター等)の方が性に合いますがね
思い起こせば、1993年10月に出張先の水戸から千葉に戻り、ちょうど1992年から幕張のマリンスタジアムを本拠地にした「千葉ロッテマリーンズ」が近くにあるから、ということでファンクラブである「マリーンズクラブ」に1993年から1995年まで入会し、まだ子供もいなかったので夕食をスタジアムで食べがてら試合を見に行ったものでした。確かファンクラブに入ると内野自由席の無料券4枚とロッテのハンバーガーの割引券だかが貰えたような記憶があります。
そしてマー君とリンちゃんのぬいぐるみをもらったような(家のどこかにあるはずで、苦笑)
最初はピンクがメインカラーだったのが、1995年にバレンタイン監督が来た時、黒とグレーのカラーに変わり、大リーグのチームみたいにカッコよくなったな、という印象がありました。
しかし1995年半ばに神奈川県相模原市に住むことになり、野球観戦は途絶えることになります。
まあ、そうは言っても2016年に再び職場が千葉になると、時々マリンスタジアム、いや今はZOZOマリンスタジアムに千葉ロッテの試合を見に行ったり、運良く貰えた巨人戦のチケットで東京ドームまで行ったりとポツリポツリと見てはいましたが、サッカーに比べればその熱量は低いものがありました。
で、ベルーナドーム。2階内野席の結構上の方の席で、グランドが少し遠いものの、内外野を見渡せていい感じです。外からの風も少しあるので、蒸し蒸しはするものの、まあなんとか過ごせそうです。
この日の始球式はなんとかいうアイドル、、、だったはず。もうなんかみんな同じに見えてしまうのは歳とった証拠ですね(汗)
ちょうどYEBISUの売り子さんがいたので、手招きして来てもらい、ビールを2つ頼みます。
明るく元気のいいお嬢さんで
「重いの持って大変ですね」
「はい。下の方は特に暑いので。ここはまだ風があって涼しいです」
「がんばってね!」
というやりとりを。
どうやら1階の内野席の方は、かなり暑いようですね。西武ドームになったのは1998年。あの頃の夏の暑さと今の夏の暑さでは気温が違うので、このベルーナドーム、観客だけでなく選手にとっても夏場はキツいのではないでしょうかね? まあ素人の私が言えたものではありませんが、こう暑いと次また来ようとはあまり思わない気がします。
ちなみにこの日は千葉ロッテファンの弟の誘いのため、私も千葉ロッテの応援。
「ユニフォーム持ってきたけど着る?」と言われ、本来は着たいところでしたが、あまりにも暑く汗だくになるので、今回は辞めることにしました。
弟の話では、なんでもここまで西武はロッテに10連敗中とか! さらに全体の成績も首位ソフトバンクにゲーム差28(7/12現在)と5強1弱状態。以前はファンだった私が覚えているのは根本監督、広岡監督、森監督の時代ですから、あの栄光の西武ライオンズを思うと今の成績は悲しいですね。
肝心の試合の方ですが、マリーンズが3回、5回と2点ずつ取って4点。しかしライオンズが5回裏に2点取って2−4まで迫り、さあどうなるか、と思いきや、6回表にマリーンズが2点追加して2-6.
8回にさらに追加点をとったところで、球場を後にしました。
素人の私が見ても、西武の方はエラー2が示すように守備も不安定で、攻撃の方もヒット7本打ちながら繋がっていない感じで、正直勝てる気がしない感じでしたね。
ランナー二人を置いて当たっている選手に対し外野前進守備を敷いたものの、打球を外野に飛ばされ2失点するなど、これまた素人の私が言うのはなんですが、采配が裏目な感じで、、、
まあ、千葉ロッテを見に来た弟、彼から招待されて来ている私としては、ロッテの勝利でなんら問題なないのですが、強かった西武を応援していた過去のある私は大変残念。
ということで、少しでも西武ライオンズを応援したくなり、NewYorkersとのコラボユニフォームを購入! いや、がんばって欲しいなあ〜
よく考えたら私はSEIBU PRINCE CLUBの会員だったので、ユニフォーム購入で西武スマイルポイントが付きました!ラッキー!、ってか、SAISONカードも持っているし、やはり私は西武びいきなのでした(笑)
暑さと翌日は月曜日ということで、早めに帰らせて頂きました。
西武山口線で多摩湖へ、多摩湖線で国分寺へ、そして中央線で三鷹へ!
うん、近いな、確かに近い、味スタよりは遠いですが、町田よりは近い。
今はサッカー熱が燃えておりますが、もしこの先も健康でいて、無事に定年を迎えられたら、時々は(時々かい!、笑)ベルーナドームにプロ野球を見に来るのもいいかもしれませんね。
そんなことを思い出した、30年以上ぶりの西武球場訪問でした。