今回は遡り日記です。
2024.7.13(土)
この日は以前から予約していた千葉みなとの工場夜景クルーズの日。
なぜいきなり「工場夜景クルーズ」か?
実は私は来年3月に幕張で開催されるAPPW2025(第130回日本解剖学会・第102回日本生理学会・第98回日本薬理学会 合同大会)の実行委員長兼財務委員長兼宴会部長(おもてなし隊長)を拝命しておりまして、
APPW2025の会長招宴として幕張メッセ沖合のクルーズ船でのディナーは可能か?、と某委員の方から聞かれたことがあり、その実現性を探るため、ネットなどで調べたところ、月に2回、土曜日の夜にこのイベントが実施されていることを知りました。
結局のところ、幕張メッセ沖合クルーズディナーの案は無くなった(はず)なのですが、千葉にいながら千葉を楽しめるコンテンツを知らないでいるのは如何なものか?、と言う「地元愛」、そして7月末で帰国するタイ人留学生にも千葉の思い出となるものを少しでも見てもらいたい、そんな気持ちから、うちの教室のイベントとして実施した次第です。
出航は夜6時。帰港は夜7時、そこから千葉駅に戻って夕食、と言うのは千葉在住の方では何の問題も無いものの、東京から来ていて帰らねばならない者にとっては、土曜日夜遅くに帰宅→日曜日の朝は寝坊→午後からの活動、と日曜日の活動が狭まるためあまり好ましくありません(笑)
と言うことで、夕方4時に千葉駅のレストラン集合、1時間で食べ終わり、午後5時過ぎに千葉駅を出て、千葉みなとのクルーズ船乗り場には5時半到着、のようなスケジュールを立て、その日は私の好きなペリエのイタリアンレストラン「ポルチェリーノ」で早めの夕食を済ませることとしました。
2時間飲み放題のコースを1時間で終えると言う超速攻ディナーでしたが、皆さんそれなりにハイペースで飲食をしてくれたお陰で、1時間立つことなく食事は終了。
なんかデザートも欲しいよね?(コースはデザート無し)、と言う声が上がり、各自追加でデザートを頂くことに! 皆さん元気ですね!
さあ、会計を終えると急ぎ足で千葉都市モノレールの千葉駅へ!
そこから二駅行くと千葉みなと駅です。
雨が心配されましたが、少しパラパラと雨が降り出し、傘をさしてケーズハーバー観光船乗り場に歩いて向かいます。
最近千葉みなとには来ていなかったので、あれ、こんな風になっているんだ!、と驚き。
いや、しかし、最近って、前に来たのはまだ千葉に住んでいた頃だから、1995年より前! しかもその時は千葉ポートタワーを見にきた岳。
約30年前ですね(汗)、そりゃ変わるはずだ!
観光船受付は建物の中、正直どこが受付なのか?わかりやすい表示が無いので、とりあえずこれがそうかな?と言う列に並んで進むのを待つ。別に千葉だけに限らないのですが、初めて来た人がすぐにわかるような表示をしておくことは「おもてなし」の基本、なかなか出来ていないところが多いですよね(苦笑)
早く着いても乗船受付待ちの行列で時間を費やし、船乗り場まで辿り着いたのは出発時間まで10分を切っておりました(まあ我々の後ろにもまだまだ人は並んでいましたが、、、)
ちなみに受付待ちの時に、館内アナウンスがあり、本日は風が強いため、本来70分のコースを短縮して50分で実施します、とのこと。実は前日は風が強くて観光船は欠航だったようですが、さて今日はどうなるだろうか?、と皆でホームページを代わる代わるチェックしていたのでした!
で、コース短縮に伴い、普段の乗船料金2,200円が2,000円になるとのこと。
また我々は6名で予約したものの、1名が来られなくなったので5名になりましたが、
これは受付で伝えると料金は5名分しか取られませんでした。ラッキー!(笑)
さあいよいよ乗船。既に日が暮れてきていますから、わかりにくいのですが、船は結構古いかな?と言う感じ。夜景が見える船のデッキには既に多くの人が!
仕方ないので、船の後部の乗船室に入る。椅子がやはり古いですね(笑)、まあ乗れればいいと言う考えもありますが、船の買い替えは難しいとしても、椅子の交換など、リフォーム?は難しいのですかね? 少し船内が油臭いのも気になりました。古いから仕方ないですか?
船は定刻19時に出航! まだまだ空は明るいので、夜景はもう少しまたないといけなそうです。
出航してしばらくは右手の海岸線?に沿って船は進みます。まだ空が明るいため、工場の灯がたくさんあるようには見えないのですが、最初に見えてきたのは千葉共同サイロ。
夜景というのはまだ早いのですが、普段見慣れない工場群の風景がとても興味深いですね。共同サイロは小麦を貯蔵しているとのことです。
しばらく進むと次は丸紅エネックス。大型タンカー用の海上桟橋が目印、とのことで、
石油・LPG貯蔵の円柱型タンクもいっぱいです。
ここから少し外洋?に出て船は進みます。心なしか波が強くなった印象を受けます。
日も暮れていい感じに暗くなって来ました。
しばらくすると対岸が近づき、今度はJFEスチール東日本製鉄所の大型の門型クレーン「ガントリークレーン」が見えてきます。
そこから先に進むと、今度はJFEスチール東日本製鉄所のコークスエリアです。
これを見終わると、後は今通ったルートを逆に戻ることに。
昼間だと何気ない工場群が、夜になった途端、わずかな灯りの存在により、輝いて見えるようになり、魅力を増すのは何故なのでしょうか?
船が港に戻る手前で遠い先に花火が! 写真ではうまく写っていないのですが(汗)
ZOZOマリンスタジアムで打ち上げられているのでは?、とのこと。
ナイトクルーズに花を添えましたね。
帰港直前には共同サイロの壁を利用したプロジェクションマッピング!
そして50分のクルーズはあっという間に終わり、船を降りることになりました。
大満足のひと時でしたね!
何れにせよ、今回の工場夜景クルーズ、タイ人留学生の方はもちろん、私のところの地元千葉在住教室員にとっても、大変記憶に残る体験となったようでした。