今週は月曜日、午後に珍しく発言したりするヘヴィな会議から学位審査に夜は会食と続き、火曜日は朝8:50から薬理学の学士試験があり終了後は（自分は一度も経験が無いのに）AMEDのヒアリングに呼ばれる同僚たちからの相談を受け、大わらわの週明けに続く水曜日2月1日。今日は私の52回目となる誕生日。朝７時は母から電話。「お誕生日おめでとう！」、「あれ、覚えていたんだ」、「ボケてきてはいても息子の誕生日は忘れないわよ！」、いや、きっといつか忘れる日が来ると思うが、、、(^^;;
この日はさすがに疲れたので普段は朝５時半に家を出るところ８時半に家を出る。中央線もこの時間は少し混雑が少ない感じ。遅れることなく電車で千葉へ到着。ちょうどいい機会なので溜まっていた学会年会費の支払いをする。今回は６万円。う～、相変わらず高い！ 少し減らしたいのだが、増えることはあっても減らない学会。どうすればスリム化できるか、自分の体重と同じく悩ましい。
天気も良いので千葉駅から大学まで歩く。途中今年初となる千葉神社へ！
青空の下清々しい気分。ここでは千葉天神横の紅梅と白梅が咲いていました。
私の誕生日前後に咲く花の代表が梅、ということもあり、私は梅が大好き。
寒空の中、凍える人たちに春の到来を予告し、凛と咲くその姿はまさに私と同じ！（同意してもらえます？） パッと咲いてパッと散る桜と違って、しぶとくずっと咲いているところも私に似ています（笑）。
大学について仕事をしていると臨床の某先生が部屋に来られ、「一緒に弁当でも食べる？」とのお言葉。是非もなく、私は既に買ってあったコンビニ弁当を、その先生は売店で買われた弁当をつつきながら情報交換を行う(^_-)
その後も諸々溜まった仕事をしていると、医学部３年の学生さんの訪問。
「講義での先生の話（雑談ね！）を聞いて、自分も何かしようと思いアメリカで医師になるためのUSMLEを受けようと思いました（うん、いいじゃない）」
「で、その願書？の中に”Research”という項目があり、そこに何か書きたいと思うが、基礎の他の教授のところに項目に書きたいから研究させてくれ、と言いに行ったら「研究をなめるな！」と逆に殺されそうだから、ここはやはり薬理学かなと思って（うん、その考えは正しい、人を見るのは大切！）」
「なので、何かやらせて欲しいのですが、空いた時間にできるようなもので、、、（まあ学生さんの希望はそんなものでしょ）」
ということで、早速今日から薬理学の部屋に来ることに！そう「来るもの拒まず去るもの追わず」が私のポリシーですから(^^)。
誰かいないかな、と見るとイタイタ！ 私が20年以上前北里大学に行った際に、当時医学部生としてまさに今回の彼のように生理学教室に出入りしていたW先生を発見！ 「ねえ、W先生、医学部の学生さんなんだけど、適当に何か実験やらせてあげてくれる？ ちょうど私の所に来た先生と同じシチュエーションでしょ？」
ということで、とりあえずどこに行っても機会のある細胞培養をやってもらうことにしました。まあね、何の気なしに来てそれがきっかけになることもあるので、可能な範囲で学生さんのワガママに付き合ってあげたい、そう思いますので。
と彼が帰った夕方、なんか寒気がして吐き気がしてくる。やばり風邪かな、いや２－3日前うちの家内がノロだったので、ひょっとすると、、、と思い、この日はここで店じまい。片道２時間の自宅東京吉祥寺へ帰ることに。
「今日お腹の調子悪いからケーキ買わなくていいよ！」と家内にLINEするが、帰ってきたのは「もう買っちゃった！」、ア～～
胸焼けというか吐き気が強くなるも、すでに快速電車の中。これは突然車内で吐き気に襲われたらまずい、車内でマーライオンは避けたい、と考え、錦糸町からは各駅停車に乗り換え、いつでも気持ち悪くなったら最寄駅で降りられるようにする。しかしこの日の夕方、沈む夕陽とスカイツリーのツーショットが美しい！
と思いながら電車に揺られ、なんとか吉祥寺に到着。バスに乗っても吐くまでには至らず、無事に帰宅。しかし今度は腹痛がMAX。６年前にAGMLになった時を思い出す。は～、年に一度の誕生日にノロにやられ、正月三ヶ日はインフルエンザでやられ、今年は散々ですね(T_T)
ということで、折角買ったケーキはお預け、私のお供はOS-1。ノロなら１にちで落ち着く、という言葉を胸に、52歳の呪われた誕生日は過ぎて行きました、、、
