【著者】
飯倉 章
【内容】
第一次世界大戦休戦
100年目の真実
勝つときは容赦なく勝つ
しかし、上手に負けることができない
それがドイツ・システムの悲劇なのだ!
「我々はすぐに弱気になるのと同様にすぐに調子に乗ってしまう」
ドイツ帝国の最盛期を作り上げた鉄血宰相・ビスマルクはそう語った。
第一次世界大戦、第二次世界大戦の二度の敗戦を経て、ドイツは変わることができたのか?
2010年のギリシャ危機における容赦のない対応、2015年に発覚したフォルクスワーゲンの排ガス偽装問題・・・・ドイツは再び孤立するのではないか?
【一言書評】
私はとても買えませんが、日本ではドイツ車と言えばステータスシンボル。光学機器といえばドイツ、私が使う共焦点レーザー顕微鏡はいつも?カール・ツァイス社製!(笑)
医学、化学工業、さらに陸軍(最近は介護保険!?)まで、日本が多くを学んだドイツ。その優秀で「強い」ドイツだからこそ負ける、その中に教訓はあるのでしょうか。