【著者】
岩瀬 昇
【内容】
昭和15年春、満州南部
もし、日本が石油を
掘り当てていたらーーー
石油技術者の手記が明かす71年目の真実
昭和初期の北樺太石油、満州国建国時の油兆地調査、そして南方油田。そこには確かに石油があったはずなのに、日本はモノにできなかった。膨大な記録を読み込んで明かされる真実、今に活かすべき教訓とは。
【一言書評】
「油断国断」、すなわち油が断たれたら国家が生存できなくなる、と指摘されていたにも関わらず、戦前、戦中を通じて国家としての統一された石油政策が存在しなかった我が国は、「開戦」を決めても場当たり主義的な対応しかできなかった、、、
その教訓は生かされているのでしょうか?