戦争は女の顔をしていない (121)

【著者】
スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ (著), 三浦 みどり (翻訳)

【出版社】
岩波現代文庫

【内容】
ソ連では第二次世界大戦で百万人をこえる女性が従軍し、看護婦や軍医としてのみならず兵士として武器を手にして戦った。しかし戦後は世間から白い目で見られ、みずからの戦争体験をひた隠しにしなければならなかった―。五百人以上の従軍女性から聞き取りをおこない戦争の真実を明らかにした、ノーベル文学賞受賞作家のデビュー作で主著!(「BOOK」データベースより)

【一言書評】
2015年ノーベル文学賞を受賞したウクライナ生まれのアレクシエーヴィチ,スヴェトラーナ、その作家が半世紀以上隠されて来た兵士として武器を手に戦った女性たちからのインタビューからその真実を明らかにした戦争体験の記録、英雄なき戦争の悲惨な実態、読む進めるのが辛くなりました。

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