管仲(上)(下)(151)

【著者】
宮城谷 昌光 (著)

【出版社】
文春文庫

【内容】
「管鮑の交わり」で知られる春秋時代の宰相・管仲と鮑叔。二人は若き日に周の都で出会い、互いの異なる性格を認め、共に商いや各国遊学の旅をしつつ絆を深めていく。やがて鮑叔は生国の斉に戻り、不運が続き恋人とも裂かれた管仲を斉に招くー。理想の宰相として名高い管仲の無名時代と周囲の人々を生き生きと描く。(「BOOK」データベースより)

【一言書評】
管鮑の交わりで知られる管仲と鮑叔の友情、その管仲を主人公にした物語で、弓で殺そうとした相手である桓公の臣下となり、その桓公を戦国で最初の覇者に押し上げる管仲の無名時代からその後の活躍までを爽快に描く一冊、宮城谷氏の著作の中で個人的に夢中で読んでしまう一つでした。

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