横浜フリューゲルスはなぜ消滅しなければならなかったのか(159)

【著者】
田崎 健太 (著)

【出版社】
カンゼン

【内容】
「いつまで選手たちに黙っている気ですか?」
「このままでは危ない。チームが潰れるぞ」
関係者が初証言、Jリーグ31年目にして明かされる”真実”

日本サッカー界の「汚点」――
クラブ消滅の伏線だった「全日空SCボイコット事件」の真相。
日本で最初に本物のクラブチームとなる可能性があった「フリューゲルス」を潰したのは誰だったのか。

【一言書評】
1998年、ちょうど私が関係者以外で初めてFC町田ゼルビアのサポーターになった時に、「横浜フリューゲルス消滅」の報に触れ、衝撃を受けたのですが、本書を読んで「クラブ消滅の大きな責任は全日空。選手、スタッフは本当にいい仕事をした。」と言うことは簡単ではあるが、フリューゲルスがサッカーチームとしても会社としてもあまりに未熟であって、Jリーグ創設期の「あだ花」であったと言えるのかもしれない。

メニュー