2018年活動開始:教室初詣

1月3日水曜日。朝7時過ぎに家を出て車で千葉の母の家に向かう。まだ三が日のためか東へ向かう車は少なめ。9時前には順調に母の家に到着!

以前「今から行くよ」と電話して、行ってみたら出かけた後、ということがあったので、本当に家の近くに行ってから電話。

インターホンを押すと笑顔でお出迎え。「正月3日なのに、よく来てくれたわね!」、あれ、月がわかるようになっている!、これって改善? しかし薬袋の中を見るとメマリーが4錠しっかり残っている。飲んでねーじゃん!(^^;;

私とほぼ同じ背の高さになった息子を見て驚く。「こんなに大きくなったの?」。とそこへ弟と甥っ子が到着。「来るなら連絡してくれれば!」、、、いや、連絡しても覚えてないし、連絡するとすぐに来ると思うでしょ!、と言ったってわからないんだろうからな〜。

この後2台に分かれて父の墓参り。「おとうさん、ほら、あなたの息子と孫が、こんなに来てくれましたよ」、、、その時その時はまともなことを言うのにな〜、きっと忘れるんだよな〜

殆ど出かけていないだろう母に刺激を与える?ため、車で九十九里までドライブ。道すがら目に入る看板、それを全て読み上げる(苦笑)、これはまさに昔息子が目に入るものが全て嬉しくて取ろうとしていたのと逆のパターン! ものを覚える反対の動きをしているんだな〜、となんとも言えない気持ちになる。

お腹が空いたので、以前敬老会?で出かけたのでここいいところよ!、と母に教えて貰った「サンライズ九十九里」へ。そう私が2016年10月に「第1回黒潮カンファレンス」を開催したところです。
母に「あなたが教授にでもなったらここで会でもやったら?」と言われ、まさに母校に戻ったその年、ここで故郷に錦を飾った?(笑)場所なのですが、「ここいいところでしょ?」と聞くと母の答えは「いいところね〜、初めて来たわ!」

昼食後は風の強い九十九里浜に立ち、太平洋を眺めた後、引き返し、そのままカラオケボックスへ。1時間半の間に、私が思い出せる昔母がよく歌った歌を入力して、どのくらい歌えるかをチェック。菅原洋一や佐良直美、ペギー葉山など、やはり昔の歌は上手に歌えますね。

夕方になり弟と甥っ子がまずお別れ。「なんだか寂しいわね」
続いて家内と息子がお別れ。すると「さっき知らない子がいたけど、、、」、「あのさ、午前中何したか覚えてる? 墓参り行ったでしょ? その後海を見ながらお昼べたでしょ?」、、、「知らない。あらそうだっけ?」 短期記憶は半日も持たないのか、と理解。

この後夕食はいつもの回転寿司。そろそろ飽きましたね(^^;;
そして11時に就寝。この日の夜も無事に翌朝7時近くまで寝ていました。徘徊が完全に止んだのはとりあえず嬉しい限りです。

1月4日木曜日。新年早々最大のイベントが朝9時半に。そう昨年介護保険の申請したので、そのための審査の面接に担当者が来られるのです。どうやらそれにより施設に入れ!、と言われるのではないかと母は戦々恐々としていたようですが、食事も日常生活もほぼ誰の介助がなくても出来る状況なのを再確認。問題は記憶だけなのですが、その記憶がつながらないことで、本人もそして我々家族も苦しむのですよね、、、

私を含めた家族の希望もまだ介護と言うよりは、服薬指導などの支援を希望するだけなので、おそらく「要支援」あたりになるのではないかと思います。今月中には審査結果の連絡が来るということで。

さあ、これで母関連の仕事は終了。寂しがる母を置いて、これから仕事始めのために職場に向かうことに!

お昼はこの1月から新たに医学図書館に勤務される方の歓迎会としての、昼食会を分館長室で開催。以前はお隣の県立中央図書館で嘱託として勤務されていたとのこと。これからよろしくお願いします!

昼食会が終わると、青空の下連絡通路を通って附属病院へ!1時半に同期のOくんと共に病院長を表敬訪問、、、もありますが、ある案件についての意見交換を行いました。

思ったよりもそれが長引き、次の予定は14時からだったのですが、15分以上遅れて企画情報部へ。2度目の訪問となるこの部署はセキュリティが厳しいため、そのままでは入れず。結局総合受付から呼び出して頂いて、ようやく入室。これだけでまた5分以上のタイムロス。いや、お忙しい中お集まり頂いた先生方に申し訳ない次第です。

とはいえ、ある私のプランへの好意的なご意見を頂き、一応の目的は達成。多くのご提案も頂きましたので、それを入れて、さらに練り上げて行きたいと思います。

ということで、仕事始めから結構ヘヴィな案件を扱ったため、既に疲れが。まあまだ4日だし、いいかな、ということで、首都高の渋滞を避けるべく、4時前には職場を出ることに。今回は車なので、渋滞にはまることを心配しましたがそれもなく、無事に都内の自宅に戻ることが出来ました。

1月5日金曜日。この日は初めての教室の正月イベント「教室初詣」を実施。いや、私の前任者のN先生の時代、教室をあげて千葉神社はもちろん浅草まで行って初詣をしていた、という「故事?」にちなんで、教室員から提案があったためでは今年からやってみるか!、と言うことで始めてみました。

本来?であれば職場があるのは下総国ですから、下総一ノ宮の「香取神宮」に行こうかと思ったのですが、もともと私は毎年、でもないですが、以前から香取神宮には初詣に行っていたので、それは却下。

レイライン、別名ご来光の道と呼ばれ、春分と秋分の日、出雲大社-大山-元伊勢-伊吹山-富士山-寒川神社-玉前神社と並ぶことが知られているのですが、その東の果てが上総国一ノ宮、そうJRの「上総一ノ宮」駅の名前の由来の玉前神社で、ここはパワースポットとしても有名です。また私が「第一回黒潮カンファレンス」の成功を祈願し、会場に置いたお札を頂いたのも玉前神社でした。

と言うことで、教室初詣は「玉前神社」となり、朝9時、2台に分かれて一路一宮町を目指します!

この日は生憎の曇り空。しかし以前は雪の予報もあったので、心配しましたが、晴天とまでは行かないまでも時々陽の光が見えてきますので、まあ旅自体は問題ないでしょう。

そして約1時間で神社到着。赤い鳥居をくぐると、既に皆のテンションがUP。鳥居に続いて置かれた茅の輪を私が一番にくぐると皆もそれに習い?次々にくぐる。のっけからここで結構渋滞。今回は総勢9名での参拝。これで全員正月から半年間のケガレを祓い、残り半年の無病息災間違い無し!

続いて凍えるように冷たい手水社でお清めを済ませると神様にご挨拶。混むので、別々に二礼二拍手一礼。新年5日めでも初詣客は結構いますね。

神様への挨拶が終わると終わり、ではなく、教室員を誘導して本殿の左へ! ここに「はだしの道」と呼ばれる玉砂利の道があるのです。ここをくつを脱いではだしで、入口から時計回りに3周まわると願い事がかなうとかなので、私以下大学院生4名が学位取得を祈願し、裸足で3周! しかしこれが辛い。気温4度の中裸足になるだけでも寒いのですが、玉砂利も冷えていて、氷の上を裸足で歩く感覚。しかしこれを諦めてはいけない!と自ら模範となり3周終了。いや、本当にこのまま入れる足湯があればいいのに!、と誰かが言っておりましたが、まさにそんな感じです。でも玉砂利は足ツボの刺激にはなった気もしますがね(^_-)

とイベントっぽいことをやったら今度はお守り購入。一宮町は2020年の東京オリンピックでサーフィンの会場に成るほどサーフィンが有名な場所。大学院生にとっても私にとっても、「研究」と言う荒波を乗り越えねばならないのは宿命。ということで、サーファーだけでなく“人生の荒波にも乗る”すべての人にご利益があると言われる玉前神社の「波乗守」をお札とともに購入。教室員もこれで荒波を乗り越えて欲しいものです!(^^)

参拝を終えて、次なる目的地は、、、の前に、参拝後のお楽しみはやはりスイーツ。鳥居を出ると、目に入ったのは「いちご大福」の幟。いいね、ということで訪ねると悲しいことにいちご大福は「もう売り切れました」、え、早くね〜!? なんでも朝8時に電話で予約しないといけないとか。いや、意外に人気なのですね。ここではオススメの桜餅を買って、また別の店へ。

そこでついにいちご大福をゲット!めいめいがお土産を買うなどして、出発前の駐車場でいちご大福をほうばる。「え、車の中で食べるんじゃなかったの?」という声もあるが、ここは気ままな薬理学教室員、自由ですね〜(^^;;

ちなみにうちの教室、A型3人、B型3人、O型3人、AB型3人、という日本人の血液型分布とは大幅に異なる血液型構成。普通は4:3:2:1のところが1:1:1:1ってありえないんですよね〜、まあこの構成が特徴ある?薬理学教室の源泉?ですね。

続いて向かったのは太東崎(たいとうざき)。千葉県の最東端は誰もが銚子だと知っていますが、実は房総半島の最東端はここ太東崎です。海と陸と空の境である岬はまさに神の宿るところ、ということで最近岬ブームの私。晴れていたら九十九里浜を一望できるはずなのですが、曇り空で残念。まあ、雨でないだけいいのですがね、、、って言っていたらパラパラと氷雨が。

この後上総二ノ宮である橘樹神社(たちばなじんじゃ)や白子神社に行くことも考えておりましたが、雨も降ったしお腹も空氣、さらに私は3時から会議のため、とりあえずお昼にすることに。

寒いから勝浦タンタンメンもいいね〜、なんて話も出ましたが、距離的に遠いことを理由に却下。そこで昨年12月末に再開通した九十九里道路を北上して大網白里市へ。寒いので暖かい場所でお昼にしたいということで、サンライズ九十九里の中のレストランを目指します。サンライズに行く途中、道路端で幟を振っている若い男性の姿を目撃。寒いのに頑張っているね〜、しかもあそこの店「なめろう」って書いてあったんだけど、などとサンライズの駐車場まで来て話をしていると、じゃあ寒空の下頑張っているそのお店にでも行きますか!、とそのお店「古民家食堂もちずき」に行くことに。

七輪で海産物を焼いて食べるシステム、いや、九十九里っぽいですよね〜、最近は街中でも磯丸水産みたいなところはこれですがね、なんて言いながら、ハマグリ、なめろう、ながらみ貝、イワシ、アジの開き、などなど、千葉らしいものを頂く。

「これはやっぱり日本酒でしょう!」という声がどこからともなく上がり、「では!」ということで、九十九里といえば「梅一輪」。私の恩師の奥様のご実家のお酒をちょっと一口。千葉の魚と合いますね〜

だんご汁やイワシの醤油煮なども頂き結構満腹。酒まで飲んで9人で2万円ちょっとは安いですかね。とまあ殆ど貸切状態のお店でワイワイやりながら過ごしていると結構いい時間。ということで、今回のプチ旅行ならぬ教室初詣はこれにて終了。

なんだかんだ言って職場に戻ったのは午後2時半、まずい3時から会議だ! ということで、まだ残る顔の赤さをお茶を飲んで必死に減らし会議へ。まだ赤さが完全に取れないので、マスク着用で!、怪しい〜。部屋に入るなり生理学の某M先生にじ〜〜〜とみられるが何気ないそぶりでスルーし(苦笑)着席。珍しく1時間くらいかかった会議中、耳のほてりは取れましたが、襲ってくる睡魔、そう今日は朝5じおきでしたから(汗)。ということで、無事に(本当?)会議も終わり解散。M先生と仲良く部屋まで戻り、この後は夜7時まで仕事、とは言ってもメールのレスですね。

帰りには今年初となるラーメンを、千葉そごう10階の「旭川ラーメン 梅光軒」にて! いや、前夜に「秘密のケンミンSHOW」で北海道4大ラーメンの特集をやっていて、旭川ラーメンのところで東光軒が出てきたのを見たのでつい食べたくなって、、、

ということで、まあまったりというか、こんなゆるい感じで2018年の仕事も始まりました。

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