武蔵野三大湧水池巡り

昨日のラグビーワールドカップ、世界ランク2位のアイルランド相手に日本が19-12で勝利!、したその余韻が続く9月29日の日曜日、この秋初めての山さんぽに出かけたかったのですが、午後から奥多摩地方は雨の予報のため、今週も泣く泣く諦め、代わりに地元の街さんぽをすることにしました。

家から歩いて20分、やってきたのは井の頭池。今日の日曜日も多くの人がきています。ボート乗り場の前の杭には水鳥が2羽、ボートの人たちを眺めているようでした。

井の頭池からJR中央線の高架を抜け、宮本小路を北へ向かい、やって来たのは善福寺池。ここは井の頭公園と違って人も少なく落ち着いた雰囲気がいいですね!

程なく進むと緑が鬱蒼と茂る一角を発見。ここは神社っぽいな、と思って行くと、その勘は当たり、井草八幡宮がありました!

井草八幡宮は武神としての性格が強く、鎌倉時代には、源頼朝が奥州討伐の折にこの地に立ち寄り、戦勝を祈願し、戦国時代には太田道灌も戦勝祈願に訪れたと言われる、杉並区善福寺のパワースポット。
神社を護る鎮守の森は、都内でも有数の広さとのことで、緑の境内の中を渡る風がとても気持ち良かったです。

ここからは上石神井を北上、西武鉄道の上石神井車両基地の側を通って西武新宿線の踏切を渡ります。

そしてその後は東京都道444号下石神井大泉線に出て、そのまま北上すると石神井川に掛かる蛍橋を渡り、しばらく行くと右手に見えてきたのが、目指す練馬区立石神井公園ふるさと文化館です!

9月14日から11月4日までここで開催されているのが特別展『病(やまい)退散ー江戸の知恵と医術ー』。実は私が分館長を務める亥鼻分館も展示のために所蔵資料を提供しているのです!

一般は入場料300円。それほど広いスペースでは無いのですが、江戸時代の医学、薬、そして流行病などについての展示、訪ねる人が予想より多い上、なかなか見応えのある展示でした。
亥鼻分館の資料も7点確認! 自分たちが貴重な資料を所蔵していることを改めて確認しました。

ふるさと文化館の見学を終えると最後の目的地、石神井公園へ!
入り口こそ人がいたものの、広い園内には人もまばら。石神井公園の代表といえば三宝寺池。この三宝寺池にこれまで訪ねてきた井の頭池、善福寺池を合わせて武蔵野三大湧水池として知られています。

ちょうど今はヒガンバナが見頃とのこと。確かに園内のあちこちで綺麗な花を咲かせていました!

ちなみにMr.Childrenの桜井和寿はここをジョギングしている時に、ダブルミリオンを記録した曲『Tomorrow never knows』の歌詞を思いついた、というエピソードがあるそうです。

石神井公園を出て、富士街道(東京都道8号千代田練馬田無線)に出て7分ほど歩くと吉祥寺行きのバス停が! 既に16,000歩、歩いているのでここからはバスで吉祥寺に戻ります。

午後2時半を過ぎているのに多くの人!

本当は3rd Burgerに行って遅いランチを!、と思ったのですが、満席で仕方なく道路を隔てて反対のKFCへ! 月見バーガーのセットを!

食後はキラリナの書店にてラグビー関連の雑誌を購入! にわかファンと言われそうですが、この盛り上がりで経済効果が出ることに協力するのも悪くは無いでしょう、ということで(^_-)

吉祥寺からもバスに乗って最後は帰宅。今日の歩数は17,900歩!
さあ、来週からの山さんぽの再開!、かな?

 

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