4年に1度の大学院講義:動画スライド1日で作成!

4年に一度の薬理学関連の大学院講義「分子細胞薬理学特論」は、2018年に実施認め、本当は2022年まで大学院講義を医学研究院で行うことはなかったのですが、今年はイノベーション再生医学のE教授から、「再生/移植医学特論」を1コマ依頼されてしまいました。

仕方ないですよね、E先生には4年前から普遍教育の生命コア「クスリとからだ」で、1コマ「クスリとiPS細胞」と題する講義をして頂いているんですよね(合計4回、笑)。
なので、4年に1度、1コマなら、ということでお引き受けしました。

で、私に与えられたお題が「腎移植と薬物療法」。
う〜ん、一応元腎臓内科医とはいえ、腎移植の患者さんを受け持ったことが無いので、経験が無い上、医者辞めて20年以上なので、私が話をして果たして一体どのくらい説得力のある講義が出来るものか、、、と不安たっぷりでした。

それでも今年3月、シラバス作成を依頼された際には以下のような文章を作成しておりました。

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「腎移植と薬物療法:免疫抑制薬」
Renal Transplantation and Drug therapy: Immunosuppressive Drugs

腎移植は透析療法(血液・腹膜)とともに保存療法の限界を越した末期腎不全治療法として重要であるが、我が国では腎移植実績はまだ多くはない。しかし最近治療成績は向上し、合併症への対策も進歩してきており、その一因として免疫抑制療法の進歩があげられる。本講義では、近年臨床に導入された強力な免疫抑制薬により拒絶反応や免疫抑制薬腎毒性の頻度や程度が軽減した薬物療法を中心に、腎移植の課題と腎移植への期待について紹介する。

Renal transplantation is important as a treatment method for end-stage renal disease beyond the limits of conservative therapy along with dialysis therapy (blood / peritoneum), but there are not many results of renal transplantation in Japan. However, treatment results have improved recently, and measures against complications have also progressed, partly due to the progress of immunosuppressive therapy. In this lecture, we will introduce the issues of renal transplantation and expectations for renal transplantation, focusing on drug therapy that reduces the frequency and degree of rejection and immunosuppressive drug nephrotoxicity by the powerful immunosuppressive drugs introduced clinically in recent years.

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7/20に、イノベーション医学のT先生から、ファイルuploadの依頼が届きます。
本授業特論の配信期間は、8月23日∼9月10日となりますので、その前にuploadをして欲しいと。

う〜ん、ヤバイ。何も準備できていない! 8/23の公開日まで残り約1ヶ月!
これ、できっかな〜〜、と不安だらけで諦めモードでしたが、普段お世話になっているE先生の期待を裏切ってはならない!、ということで、思い立ったこの日2021.8.12(金)、重い腰を上げて特論のスライド作成を始めました。

一応それなりに論文資料はいくつか集めていましたし、何より今はネットが発達してますから、その場でわからないことは調べつつやれば、この日1日終えられるかも!、いや、やってみよう!

ということで、起床時から朝食、昼食、夕食とブレークを入れながらひたすらスライド作りに専念します!
で、夕食前にはスライドが完成し、夕食後の9時から音声録画を始めます。
話すこと50分。録音を終わり、mp4ファイルを作成して、ファイルを再生すると、あれ!、なんで音が出ないの! そうどうやら古いPPTファイルのまま物事を進めていたので、音声が全て消えてしまったようです(汗)

どっと疲れが出る私(汗)、流石にすぐにはとりかかれず、しばらく休み、ファイルをPPTからPPTXに変換して、再びトライ!
今度はmp4ファイルから無事に音声が流れてきました。ふ〜〜、これでめでたしめでたし。

で、そのmp4ファイルをHLS動画管理サイトにUploadして、SCORMパッケージを作成し、動画ファイル3つ全てをuploadして、なんとかギリギリ24時前に完了することができました!

ということで、4年に一度しか回ってこない、異例の?大学院講義。
知らない分野の話をするのも苦痛ですが、とはいえ、大変勉強にはなりました。

 

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