3年ぶりに奥多摩三山の三頭山で2週連続山さんぽ

2021.11.14(日)
ほぼコロナ前のような仕事量に戻りつつある今日この頃、先週は一週間久しぶりにバタバタ(苦笑)

特に前日の11/13(土)は日帰りで奈良まで片道3時間での行程。
通常ならここで翌日となるこの日の日曜日は休むところですが、なぜかこの日は休むどころか忙しかった1週間の「穢れ」を浄化したくて、山さんぽに出かけることにしました。

朝5時半に起床。少しぼけっとしてから活動開始。
三鷹駅6:59発ホリデー快速あきがわ1号に乗るため、近くのバス停を6:28に出るバスに乗ることに。そのためには最低6:20に家を出る、と逆算して出発の準備。

無事にバスに乗り三鷹駅へ。日曜日とはいえ、結構人がいるのですよね、東京は!
電車を待つ間に、朝食昼食兼用のおにぎり、そして飲料やおやつを駅のコンビニで購入。改札を抜け、ホームのベンチに座り、特快が来るのを待ちながらおにぎりを1個頂くことに!

先週乗ったホリデー快速おくたま5号は激混みで座れない状況でしたので、今は奥多摩の紅葉シーズンとあって、きっと座れないだろうな、と思いきや、立っている人は少なく、なんとか空席を見つけ着席! これで武蔵五日市までの約1時間、座って体力温存出来ます!(^^)

ホリデー快速は三鷹から立川を経て、青梅線に入り拝島まで来ると、ここで切り離し作業、前4両は武蔵五日市行きのあきがわ号、後ろ6両は奥多摩行きのおくたま号。
わかっている私は最初から先頭の車両に乗っているので、そのまま座って終点まで!

拝島を過ぎると一気に住宅地から田園風景に変わり、秋川によって削られた台地の上を走りながら両岸の丘陵に囲まれた中を進みます。いいですね、この田園風景!
青梅線とはまた違った景観です。五日市線に青梅線、東京の宝物ですね!

7:55、電車は終点武蔵五日市に到着。ドアが開くと同時に降りてくる乗客。1つしかない階段に皆が殺到するので、一気に渋滞。運よく先に位置した私はそう待つことなく改札を出ることが出来ました。

改札の先にある駅前広場。空は青空!
そこはバス乗り場にもなっていますが、3方面のバス待ちの列がある中、一際長い列がこれから目指す「都民の森」行きの列。
「いや、こりゃダメだ!、座れないね、きっと。バスは数台来るだろうけど、運よく次のバスの先頭になればいいが、最後だと1時間の道中たってないといけないから辛いなこりゃ!」
なんて思っていたのですが、我々の並んでいる4−5人前のところにカラーコーンが置かれ、あれ?、ひょっとして2台目のバスの先頭?、とにわかに期待が高まります!

バス会社の誘導の方から「都民の森はバス3台で向かいます」というアナウンスが!
うちは2台目かな、なんて待っていると、「こちらへどうぞ」と誘導される。
どうもうちは3台目のバス。予想通り先頭から4−5名の次なので、座席は余裕で座れる! ふ〜、よかった、これで1時間分体力温存出来ますね。

どうやらまずは3台で着席できる人数を誘導し、3台のバスの座席が埋まると、次の並びの人たちが立ち席として乗車するという早いもの順で優先されるある種公平な?乗車誘導。

さあ、時間の8:10。先頭車から順に駅を出発します! 秋川に沿って上流へと向かいます。駅から1時間のバス乗車、って長いですよね。
ですが、この三頭山は陣馬山から雲取山へと続く東京都と山梨県の県境の中間にある山。さすがに簡単にはいけませんよね。なので、ばすで座れることは私のような山の初級者には重要です(苦笑)

 

そして紅葉の続く山道を走り、1時間後にバスは終点都民の森に到着。あ〜、3年ぶりですね。入り口後の駐車場も赤く色づいています。

海抜1,000mの駐車場から前回と同じ右回りで早速歩き始めます。

舗装されたそこそこの上り道を歩き1,043mの森林館へ。最初の43mの上りがきついですね、まだ体が適応していないですからね(汗)

トイレを済ませてここから100mの上り、息を切らせながら上り、鞘口峠1,142mに到達します。

少し休憩して、急な上り道を避け、野鳥の森コースを通って、ブナの路に入り、1,397mの見晴し小屋を目指します。

見晴し小屋に到着。奥多摩三山の1つで、まだ登っていない御前山、そしてお馴染みの大岳山、その右の馬頭刈山が見えます! そしてさらに北側には奥多摩湖が!

ここで休憩して先へ進みます。再びブナの路を通って、いよいよ三頭山を目指します。まずは1527.5mの展望台を目指します。

前週出かけた御岳山奥の院山と比べて楽なのか、大変なのか、なんて考えながら、歩きます。歩きやすさでは三頭山の方が楽ですがね、鎖場とか崖がないですからね。

そしていよいよ山頂へ!東峰にある展望台からは、見晴し台と同様に御前山、大岳山、馬頭刈山がよりはっきりと見えます。

見晴らし台以外では人もいないので、一度降っていよいよ西峰へ!
ここには人がたくさんいます。って大岳山山頂ほどではないですが。
その理由は「富士山」!、少し雲に覆われていますが、姿を見せてくれました!

ここでお昼休憩。とは言えコンビニで買ったおにぎりの残りを食べるだけですが、まあホッとするひと時です。

あまり長居をせず、ここからムシカリ峠までの下りは急ですが楽ですね。初級者コースであることも納得です。

ムシカリ峠からは三頭大滝に向けて沢沿いに下ります。もう難所もなく、ひたすら歩くだけ。この辺になると写真すら撮らなくなりますね。

結局今回も13時のバスで戻ることとしましたので、急いではいないものの、大滝を見る以外は何もせずに駐車場へと向かいます。

それでも紅葉と秋川渓谷の山並みは綺麗ですね〜

今回は売店でも見てゆっくりしようと、と思ったのですが、トイレに行った後、バス停を見ると行列が! 帰りは数馬まで降りて、そこでバスを乗り継いで五日市駅に向かうので、せめて最初だけは座りたいなと思い、お店のブラブラはやめてバス停に並びます。疲れていると20分待ちも大したことはないですね。

さあ13時のバスが出発、あれ、これ数馬行きではなく五日市駅直行?
この辺りがさすが東京!、と思わせる西東京バスの機転が効くところ。

帰りは駅周辺の渋滞にハマり1時間20分かかりましたが、何とか五日市駅に到着。さあ降りよう、とするとなんと左の股関節がつって席から立てず!!
他のお客さんが降りてゆく中、一人「う〜〜」と唸りながら必死で席を移動し、何とか立って歩いて下車。こんな部分がつるんだ!、と体の衰えを痛感しました(汗)

そんなこともあり、五日市駅の周辺で何かをしようという気になれず、駅に向かい、ホームへ。とりあえず拝島行きに乗って座ります(汗)
この先はきっと座れないので、座れるときに座る、ですね。

拝島到着。階段が1箇所なので、ホームはすごい人、密だな〜、と思いながら青梅線ホームへ。
やってきた立川行きは当然人が多く、立川までは立つことに。

立川から中央特快に乗り換え、三鷹まで2駅ですが、さすがに人が多いので諦め、ガラガラの各停に乗って時間はかかりますが座って三鷹駅へ。

途中息子に連絡すると、「近くのスーパーに行きたい!」とのこと。
こっちは疲れているんだからと「今日は行かなくてもいいだろ?」と送るも
息子から「ダメ〜」という返事。ほんとにバカなくせに主張だけは変えないヤツで、、、

息子のおつきあいにも体力が必要!、ということで、三鷹駅にあるイタリアンレストランに入り、遅くて軽いランチなど!

ハウスワインを飲みながらポテトにアヒージョ、う〜ん、幸せなひと時。

ということで、お腹を満たしたところで、息子を呼び出し、歩いて疲れた体に鞭打って、息子の買い物のお付き合い。
これで来年から一人暮らしする、なんて言っているのに大丈夫かね〜〜

とまあ11月の第二日曜日も無事に山さんぽができました。

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