2022.6.16(木)
この日は、約半年前にご依頼を頂いた古都にある某公立大学でのオンライン大学院特別講義でした。
「病院マーケティングサミットJAPAN 2021」Meet the President「社会起点から生まれる知の開放〜自分達の手に学会を取り戻せ〜」司会&講演
遡ること半年前、病院マーケティングサミットJAPAN2021にて、MTP「社会起点から生まれる知の開放〜自分達の手に学会を取り戻せ〜」セッションの司会兼演者を務めたのですが、その際に私の話を視聴された方から、
「本来なら先生の研究内容に関する内容をメインでお願いするべきですが、サミットの時のような前衛的な講演を、なかなか変わることができない本学でお願いできましたらと考えました。」
というお問い合わせを頂き、勿論喜んでお引き受けしたという次第です。
で、私からは「これまでも、院生など若いスタッフ向けで
・ポストコロナ時代の日本を生き抜こう!:大学、学会、トランスポーター研究
・選ばれる人生:生存者バイアスを乗り越えて
・出世のススメ:キャリア形成に生かす学会活動
・出世のススメ:教授になるということ
などの講演をしております。」とお伝えしたところ、
「ポストコロナ時代の日本を生きる:未来は若者がつくる」
というタイトルで最終的に落ち着きました。
ということで、(あ、バリバリ名前出てますね、苦笑)6/14のポルシェでの栃木往復の2日後に、オンライン特別講義となりました。
今回の講演、キャリア系の講演は久しぶりなので、結構時間をかけてスライド作りをしました。若い先生から、講演料は殆ど出ないのですが、どうしても先生に語って頂きたい、と言われれば、こちらも本気モードになりますからね!、あ、いや、別にそれ以外は手を抜いているつもりはありませんが(笑)
そしてさらに前日にスライド作成の追い込みをかけるのですが、学内の会議や学会の理事とのミーティング、夕方は教室の英語論文抄読会と、スケジュールてんこ盛りで、スライド作成に時間が使えないのがイライラしますね。
とはいえ、講演開始時間の16時30分前からZOOMをスタートします、というその時間ギリギリまでスライド作成は続き、ようやく完成!、というよりもここで諦めるか、と妥協して作成は終わりにしました。
さあ、そして講義開始。20人くらいしか来ないでしょう、なんて思っていたら、80人に迫る数の参加者があり、正直「あれ、こんな講義、しちゃっていいの?」という感じでしたが、内容はというと
という、至極まともな?、どこが前衛的なの?、というものです(本当、笑)
講演終了後、流石に疲れたので、早めに帰宅。亥鼻から千葉方向を見ると、燃えるような夕焼け!
まさに私の心を映すかのような空です(笑)
久しぶりの拉麺いさりびにて、ネオ中華そばと自家製餃子を!
本当は昨日が締切だった某申請書類や、月曜日までに送る予定だった月末の韓国でのオンライン講演動画などなど、仕事は山積みですが、講演の疲れはラーメンで癒します❗️
で、このまま帰宅するのですが、講演から一晩たった翌日に、参加しておられた学生さんの一人から以下のメッセージを頂きました。
『為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり』
どんなことでもやってみなければわからず、できそうにないこともやり通すことで成し遂げられるという意味が込められています。何事もやる気が大切であることを教えてくれています。老人が居心地が良い現状維持の世界は必ず衰退します。それを良くしていくのは若者の役割。しかし今の教育は体制に従う、現状を壊さない従順な『犬』となる若者を作るのが目的。それは結果的に体制の首を絞めます。挑戦して失敗することで経験値が増える、つまりメタ認知能力を高めて、狡猾な老人/体制のウソを見抜いて、体制を変えて行く。それが必要だと痛感しております。
ただ、日本の「田舎力」、保守性と閉鎖性を特徴とする「前近代」圧力はおそらく世界中のどこよりも強く根深いです。それに打ち勝つには、相当な知恵と経験が必要。
最初から100回負ける覚悟で臨まないといけない。常に戦い続ける強いメンタリティがないと簡単に折れますから、決して無理はしないことも心がけて下さい。
相手は相当強いので。
で、戦う相手には憎しみではなく、愛をぶつけて下さい。怒りは必要ですが、憎んではいけないと思います。一歩間違えば、ひょっとすると自分も同じことをしてしまう、と思えば簡単には人を憎めないもの。その心の余裕があれば、100回負けることも苦になりません、多分。
愛の心で怒りとととに行動する。この難しいやり方でもって、ものごとを為すことができるように思います。
長くなりましたが、○○さんの挑戦を心から応援しています。
お互いに頑張りましょう!」
“Our History Again -時の彼方に-” ダウン・タウン・ファイティング・ブギウギ・バンド(NHK大河ドラマ「獅子の時代」より)
人の命は束の間で
星の一瞬の瞬きのようさ
無限のものさしで
計ってみれば誰だって
点にも充たない長さだよ
他人は我々のことをこれっぽっちも考えちゃいないので、自分のプライドなんか投げ捨てて、目標に向かい進んでいきましょう!