北九州の生理学会から来年3月の幕張へ!:生理学会監事を拝命

2024.3.27(水)
第101回日本生理学会大会は翌日3/28からですが、今回の大会まで理事である私は前日午後の理事会・大会総会参加のため、前日から北九州入りとなります。

またそれに合わせて、午前中に日本生理学会教育委員会が開催されるため、それに間に合わせるために、朝5時の始発バスに乗り、吉祥寺から羽田空港へ!

青空の羽田からは、雪をかぶった富士山が綺麗に見えました。

朝8時発の北九州便に乗り、9:45に到着。空港からはバスで小倉駅に向かいます。
車窓からはまだここでも桜の開花は見られません。

小倉駅は2019年の日本痛風・尿酸核酸学会総会以来ですね。特徴あるフォルムの国際会議場に到着しました。

まずは教育委員会。机が無い?ので、椅子を丸く並べてのアットホームな会議。
終わってお昼のお弁当を頂きます。

午後1時からは理事会。今回をもって理事は退任しますが、次期理事長から「監事」のご依頼を頂きました。各種の委員会委員長になることはできないとのことですが、該当するものはありませんので、支障はないですね。

理事会が早く終わってしまったので、久しぶり開催の理事会懇親会までの2時間近く時間潰しのため、第102回大会長と魚町銀天街にてプレメジを

理事会懇親会には多くの人が参加され、あちらこちらで話の輪が咲いています。

そして来年の大会のため第102回生理学会大会長、そしてAPPW2025をともに開催される第98回薬理学会年会長がお立ち台でご挨拶。

そして満座の前で第102回大会長から栄えある「宴会部長」をご指名を受け、早速無理難題を、、、

第101回大会長が顧問されているギターマンドリンクラブの学生さんのギターをお借りして、第102回大会長が演奏を披露

懇親会後は再び第102回大会長らと再び魚町銀天街に来て、まなべのたこ焼きを頂来ます。

シメに博多ラーメンを。前夜に続き2番連続のラーメンとなりました。

 

2024.3.28(木)
この日から第101回大会の始まり。

本年3月開催の第101回日本生理学会大会(北九州)での生理学教育プログラムご紹介

8:50からは教育委員会企画の教育講演1があるのですが、別件があり、午前中は同じ市内にある産業医科大学を訪問

まずは薬理学会だけでなく毒性学会でも関係のある、職業性中毒学教授で、産業生態科学研究所長のU先生を訪問。30分ほど話をしましたが、最近話題の紅麹の件も意見交換を行いました。

続いて公衆衛生学教授のM先生を訪問。いわゆるグランゼコールと呼ばれるフランス国立公衆衛生大学校 Ecole Nationale de la Sante Pablique をご卒業されたM先生。縁あって昨年から日仏医学会に入会して頂きましたが、今年7月の日仏医学会総会での講演をお引き受け頂けたこともあり、簡単な表敬訪問、と思っていたのですが、10分かからないとお伝えしたいたはずが、30分を超え、次の面会の方に申し訳ないくらい話が盛り上がりました。やはり高校の先輩であった、ということが効いたかもしれません。

最後はご著書を頂き、今年7月の再会を期してお別れとなりました。

話が延びたことで、予定のバスを目の前で逃し、次のバスになったため、小倉に戻る電車を20分待つことに。次の電車は特急ソニックしかないので、仕方なく特急料金を払って小倉に戻ります。

この日12時からは「生理学用語集」編集委員会があったのですが、残念ながら15分遅れての参加。それでも暖かく?迎えて頂き、一緒にお弁当を頂きました。

午後はポスターセッションに参加。学生発表の採点を頼まれておりましたので、その評価を行います。複数の項目で5段階評価なので、1から5までを付けねばならないのですが、皆さんどれも良い発表ですので、1など付けたくないのですが、心を鬼にして採点。まあ皆さん、本当に優劣のない良い発表であったかと。

この日は午後7時から今年からの試みである教育グループディナーに参加することにしておりましたが、私の師匠の一人である元北里大学医学部生理学教授のK先生から会食の希望があり、教育グループディナー前にお会いすることに。

ということで、雨の中、小倉の街を歩き、モノレール 旦過駅近くのイタリアンへ。
ここでは私が初めて基礎医学である千葉大学医学部生理学教室にお邪魔した際におられたM先生、その後東北大学看護学部教授をお務めになりましたが、今は私の前職D医大で特任教授をしておられるとのことで、びっくり! いや私が知らなかっただけなのですが、世の中狭いですね。

ここで結構食べてしまいましたが、19時前に私一人お店を出て、グループディナー会場のJR九州ステーションホテル小倉へ。
参加を伝えていたつもりでしたが名前が無く、とはいえ当日支払いで参加させて頂けました。

で9時には時間通りの閉会、ということで、この日はすぐにホテルに戻り、ゆっくりしようとベッドで横になっていると10時半にスマホに電話が
なんと第102回大会長からで、「先生用にVIP席が一つ空いているんだけど」とのこと。
はいはい、行きます!、ということで返答。幸い私の泊まっているホテルのすぐ近くのお店であったので、雨の中でしたが程なくしてお店に(苦笑)

そしてここでも驚きの面会。隣の席にいる人がうつらうつらしているのですが、お店の中が暗かったことがあり最初気づかなかったものが、よく見ると何と大阪にいるはずの大学の後輩! 起こすと「え〜!」と驚きの声。いや、こっちも驚きだから(笑)

ということで、この後のシメも前夜と同じ九州ラーメンのお店へ
これで結局3晩連続のラーメン、東京に戻ったら体重が心配ですね、、、

 

2024.3.29(金)
この日は学会2日目。朝8:50から教育委員会企画 モデル講義のセッションがあり、早く学会場に着こうとしたものの、ぐずぐずしていて結局10分前に。

「先生は中で盛り上げてください」という言葉に甘えて今回は会場内で3名の演者のモデル講義を拝聴しました。

モデル講義後に目があってお話ししたのが、以前千葉大学看護学部におられ、定年後に福岡で別な大学の特任教授として働いておられるT先生にお会いしました。

「先生はフランスにおられたのですね!、私もリヨン近くに留学していたんですよ」

とのことで、話が一気に盛り上がります。そうこうしていたために柳沢先生のプレナりーレクチャーが始まってしまったのですが、なら仕方ないとパソコンを開いてメールをチェックするとなんでもこの日が最終期限の学内手続きが終わっていないとのことで、急遽その対応に追われます。しかしこれが学内での接続でないと手続きができないこととなり、千葉にいる教室員と連絡をとって、アナログですが紙ベースで対応することになりました、やれやれ。

多くの先生方もそうかと思いますが、日々矢のようなメールが届いていて、それはスマホでもチェックするのですが、電車やバスの中でメールを開くと、見ただけで返信をした気になってしまったり、件名は冒頭部分の内容だけ見て、これは私と関係ないな、と判断してしまうとそのメールを見ないばかりか、記憶に残らないままになってしまい、このように期限ギリギリになっての案内をもらってしまうことになるのですよね。

ということで、本当は知り合いがランチョンセミナーで話をされるのでしたが、それにも間に合わず、であればもうなんだか疲れたので空港に戻ろうか、と判断し、小倉駅に戻ると運よく北九州空港行きバスがあったので、お昼は空港で食べれば良いや、とバスに飛び乗り、空港に向かうことにしました。

で空港につき、まずはお昼だ、と「3階レストラン」の表示を見て3階に向かったのですが、、、レストランが閉店している!、あるのは蕎麦屋とラーメン屋!
いや、3晩連続でラーメン食べてるので、、、ということで、ラーメンは却下

空港のロビー前にあるカフェでホットドックを購入し、昼からですがビールを頂き、やりかけのメールでの仕事を続けます。

どうもこの日の午前中は羽田周辺で悪天候があったようで、飛行機到着の遅れが続き、私の搭乗予定のフライトも到着遅れにより出発が30分遅れることに。
この遅れって、待たされるだけではありますが、予定が遅れることで、なんとなくストレスですよね。

北九州での遅れが羽田での遅れになり、羽田で帰りの吉祥寺行きリムジンバスを逃すことになり、さらに金曜日夜の高速道(特に中央道)の渋滞にはまり、吉祥寺駅着は20時半を過ぎました。さすがに疲れましたね。

とはいえ、この北九州出張が終わると、いよいよ次は来年3月幕張でのAPPW2025です。さあ、また忙しい日々が始まりますね。

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