週末もスタジアムへ:30年ぶりの訪問

2024.5.11(土)
この日も観戦したいサッカーの試合が目白押し!
14時から天皇杯東京カップ:横河武蔵野vs日大戦が西が丘で
15時からJ1リーグ湘南vs町田戦が平塚のレモンガススタジアムで
17時からJ1リーグF東vs柏戦が味スタで
19時からAFCチャンピオンズリーグ決勝 横浜Fマリノスvsアルアイン(UAE)戦が日産スタジアムで
とあるのですが、どう考えても目下首位の「町田」の試合がメインになりますので、
そうなると15時から平塚に行き、19時から日産スタジアムでないとサッカー観戦ハシゴは不可能です。しかし翌日5/12は午後1時からカシマスタジアムでの鹿島vs東京ヴェルディ戦の無料招待券が当たってしまったので、東京駅を10:10に出発するスタジアム直行バスに乗ることを考えると、朝は9時前に家を出る事になり、そうなると前日新横浜を21時に終わる試合を見にゆくことは翌日の朝に支障がある、と判断。
結局この週末は、5/11(土)15時に平塚、5/12(日)13時に鹿島、ということで予定を立てたのでした。

この日はお昼過ぎに家を出て吉祥寺から新宿へ、続いて新宿から湘南新宿ラインで平塚に向かう事に!

さて、この日の会場のレモンガススタジアム平塚(以前の平塚競技場)に来るのは私の記憶が正しければ約30年ぶりなんですね。前に来たのはベルマーレ平塚時代の1995年、アジアカップウィナーズカップで優勝した時、見に来たんですよね。
当時は相模原市民でしたので、相模原から車で出かけたような記憶があります、おぼろげですが。

なので、平塚駅で降りたのはきっと人生で最初かな、と思います。
ロータリーの入り口にあるお花がきれいでした。

で、Google Mapで見ると平塚駅からレモンガススタジアムまでは徒歩圏内と判断。
さらに途中に「平塚八幡宮」があるのを見つけ、戦勝祈願も込めて参拝する事に。
ここは相模國一國一社の八幡宮とのこと。とても心地よい場所ですね! サッカー無しで来てもいいくらいの場所でまた機会があれば来たいですね!

平塚八幡宮参拝を終えると、八幡山公園にある旧横浜ゴム平塚製造所記念館の玄関や庭園にあるバラを鑑賞。いい匂いがしてますね!

平塚郵便局からは県道506号に沿って北上し、工場地帯を抜けて平塚市総合公園へとたどり着きます。町田の野津田を思わせる広い原っぱを通り抜けてスタジアムへ。

スタジアム周辺にはライトグリーンのレプリカを着たサポーターで溢れていて賑わいがあります。適当に歩いていると町田の応援が聞こえ、見ると旗が振られていて、ここがアウェイ席近くだなとわかりました。

今回はアウェイの指定席を購入したのですが、メインスタンドではなくゴール裏の仮設スタンド、という感じで、ずっと記憶の中にあった、席もないしかも傾斜がなくて見にくいゴール裏、というわけではなかったのですが、隣の人と近くて前後も結構きつく、「アウェイサポに優しくないシート」ではありました(笑)。

とにかくこの日は天気が良くて、日差しがさしている間は結構暑く、帽子持ってくればよかったなと思うほどでしたね。
そんな中でもゴール裏では熱い町田サポの皆さんが熱心に応援を始めています。
このサポーターの応援の声がスタジアムに無くてはならないものですね。

で試合の方ですが、詳細はスポーツニュースサイトでご確認頂きたいのですが、0-0のスコアレスドロー。長身FWのオセフンが全くボールキープ出来ないためセカンドボールを拾っての攻撃が封じられ、打つ手がない状態。今回はあのいつもの町田の攻めの機会が殆どなく、点が入る気がしない状況でしたですね。

0-0で負けなかっただけ良かった、と思うべきものかと、、、汗

試合後はゼルビアスタッフのKさんと偶然お会いし、Kさんの車で町田まで送ってもらえる事に。途中元監督のM氏に遭遇。
「あれ、Kさん、来てたの! な〜んだ、普段アウェイには来ない人が来たから今日は勝てなかったんだな!」
と酷い言われよう(笑)

結局多摩センターまで送って頂いたのですが、途中ファミレスで夕食をご一緒しました。帰りの車の中でこの日の試合についてを始め、いろいろお話をしたのですが、今のことのように思い出すのは、私が町田の運営委員で東京都社会人サッカー連盟での都1部運営会議終了後、食事会をして終わった時に、日野にお住まいの当時東芝府中の監督だったNさんが「町田まで行く!」とおっしゃられ、私とKさんとNさんで町田まで行って、夜遅くまで話し込み、締めのラーメンを食べた後に、Kさんが私とNさんを車で送ってくれた、という一件でした。

当時私が開設していた「東京都1部運営委員日記」のようなBlogで、このことを掲載したら、関係者、特にK東京都社会人連盟委員長がオオウケだったことも思い出し、昔を懐かしく思いました。

ちなみに天皇杯東京カップ:横河武蔵野vs日大戦はPK戦の末、横河武蔵野の勝利!
F東vs柏戦は3-3の引き分け、AFCチャンピオンズリーグ決勝 横浜Fマリノスvsアルアイン戦は2-1でマリノスの勝利!でした。あ〜、どれも見たかったな〜

 

2024.5.12(日)
上記の通り、この日は午後1時からカシマスタジアムでの鹿島vs東京ヴェルディ戦の予定があり、東京駅を10:10に出発するスタジアム直行バスに乗るので、朝9時前には家を出て吉祥寺に向かいます。

中央線快速は遅れることなく東京へ到着。八重洲口を出てバス乗り場に向かうと、そこには多くの鹿島のレプリカを着たサポーターがいて、中にはヴェルディの緑のレプリカを着た人もいて、バスの到着を待っていました。
両チームのユニフォームを見るだけでテンション上がりますね!

この日カシマスタジアムまで持って行って使うため、昔買ったアントラーズグッズを探しまくりました。ようやく押し入れの中の「開かずの袋」になっているものに中から鹿島グッズを発見!
Jリーグが始まった1993年を中心に古いものがザクザク見つかりました。
全然使っていなかったので案外保存状態がよく、何より何より。
それを持ってやってきたバスに乗り込みます!

満員のバスは定刻通りに発車。狩場線から湾岸に入り、そのまま東関道を北上します。到着予定は11:50でしたが、11:20過ぎには鹿島市内に入ります。
そして見えてきたカシマスタジアム!

1993年のJ初年度、アントラーズファンクラブ会員だった私はホームゲーム自由席全試合無料で入れたのですが、私の記憶が正しければ、翌年までは会員だったので、それを使って1994年はまだ増築前のカシマスタジアムに来たのが最後であったような気がしていました。

今回は弟が同行したのですが、弟の記憶では「アメリカW杯で活躍したブラジル代表のレオナルドが、鹿島に来て最初のデビュー戦を見たよね? それって1995年だったんでは?」とのこと。「あれ、そうだったっけ?」ということで、私の記憶が正しければ、ぴったり30年ぶりのカシマスタジアムですが、弟の記憶が正しければまだ?29年ぶり、となるかと思います。まあどちらでも大差はないですがね。

2002年の日韓ワールドカップで1万5千人収容から4万人収容となったカシマスタジアム。実はフランス留学から帰った2001年8月に、帰国直後家内の実家の茨城に帰る際、成田空港からここに立ち寄って見学だけしてことがありましたから、正確には22年ぶりの訪問ですが、カシマスタジアムでサッカーの試合を見るのは30年ぶりのはずなのです。大きいですね、見ているだけでワクワクしますね!

4階のバックスタンド高層ということで、かなり上まで上ります。ピッチが見渡せる素晴らしいスタジアム。ホームの鹿島サポも、ヴェルディサポも結構来てますね!

あれ、鹿島側なのに、なんかベルディのマスコットキャラが記念撮影しています(笑)。
ビジターユニフォーム禁止などの条項がなかったのは、ここにはアウェイサポが殆ど来ない?という自信の裏返しでしょうか?

今回は以前鹿島サポ、その後ジェフ、そしてホーリーホックと応援チームが変わった弟と一緒に来ました。彼もカシマスタジアムは久しぶりとのこと。
久しぶりのサッカー観戦を楽しみにしてくれていたようです。

1993年のJリーグ開幕。前期後期の2部制だったJリーグ。その前期を制したのはJSL2部から参画した住友金属が母体であったジーコ率いる鹿島アントラーズでした。
後期が「サッカーといえば読売クラブ」という三浦カズ、ラモス、武田、北澤、都並、柱谷を擁するスター軍団のヴェルディ川崎が優勝。
年間王者を決めるチャンピオンシップではボールへの唾はき事件などでいろいろあって結局ヴェルディが勝つのですが、それがその後因縁となって、両者の対決はJリーグでの見もの?となりました。

珍しくこの試合はNHK地上波でのライブ放送があり、鹿島も特別な動画を作って、この伝統の一戦「クラシコ」を盛り上げていたようですが、もう30年前のこと、若い世代は知らない人も多いと思いますし、若い世代には「2部から上がってきた弱いチーム」くらいの印象しかないのではないですかね?

バックはまだしもメインとゴール裏の2階席はかなり空席が目立ち、どのくらい入ったかな?、と興味津々でしたが、試合後半に発表された観客数は1万8千人。まあ、そんなもんかなとちょっと残念でした。

で、試合は前半鹿島が圧倒し2-0でリード。後半も早々に追加点して3-0となり、これは鹿島ならそのまま逃げ切るか、もう1点とって勝負決めるだろ、と思ったのではないかと思いますが、そこからヤングヴェルディが勢いに乗ります。

週2回のペースで試合の続く5月、選手の疲労を防ぐため鹿島が選手交代を行なったことをきっかけ?に、あるいは3-0の楽勝ムードのせいか、鹿島のヴェルディへのプレッシャーが弱い(手抜き?)感じが出ていたところ、69分にヴェルディが1点返すと、その後80分に木村勇大の2点目が入ります。

なんだかソワソワした感じがスタジアムを包み、アディショナルタイムに入り、FKからヴェルディが同点弾を叩き込みます。お〜、これはすごい!、と久しぶりの鹿島応援で来ていた私でも驚くような試合展開。これでタイムアップとなりますが、これは3点リードしてそれを守りきれなかった鹿島からすると負けに近い感じ、逆にヴェルディからすると負け試合を救った勝ちに近い感じ。

試合後に大喜びのヴェルディサポと、大ブーイングを浴びせた鹿島サポの行動がそれを示していたように思います。

さて、試合は15時過ぎの終了。帰りの予約直行バスはスタジアム16:10発。まだ1時間もあるなあと思い、スタジアム周辺をぶらぶらしますが、結構残ってうだうだしているサポーターも多いのですね!

バスの出発20分前まで適当に時間を潰し、鹿島サッカースタジアム駅の西にある直行バス乗り場へと向かいます。こんな駅誰が使うのだろうと思ったのですが、鹿島サッカースタジアム駅ホームには水戸方面の電車を待つサポーターが大勢います。元鉄オタの私は、サッカー見て大洗鹿島線乗れたらすごい楽しいだろうなと、水戸に帰る人たちが羨ましく感じます(笑)

さて、帰りの直行バスは4号車まである盛況ぶり。スタジアム周辺の渋滞はまだ続いていたので、ここで時間ロスがありましたが、東関道は宮野木の渋滞はなく、湾岸習志野で少し渋滞したものの、新木場の渋滞もなく、まあなんとか予定より25分遅れの18:15に東京駅到着となりました。このくらいの遅れなら許容範囲ですね!

今週末は土曜日日曜日と、それぞれ30年ぶりのスタジアム訪問。あ〜、若い頃の思い出が蘇ると共に、歳を取ったなと再認識しました。
胃カメラの結果もペンディングになりましたので、連休も終わったことですから、サッカー観戦ブームはこの辺で少しペースダウンとしますかね?

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