「今日の塾長」愛読者?の皆様、大変ご無沙汰しております。
もう本当に日々色々なことに追われ、心休まる日がなく、いつも書きたいことは沢山あるのですが、どうしてもまとまって描く時間が取れず、また1ヶ月ほど間が空いてしまいました。さて、久しぶりの投稿です。
7月24日(木)
今月は土曜日勤務の代わりの休みを7/16(水)に取りましたが、「年休をあと2日、できれば7月中にとってほしい」ということで、とりあえず1日年休をちょうど家内の仕事がお休みだった24日に取りました。
さて、1日取れた平日の休みで何をするか?、と数日前から考えたのですが、とりあえず夏だし、海にでも行こうか、というのが最初に浮かびます。
で、海といえば、生まれ育った故郷千葉県が一番身近なのですが、職場のある千葉に行くのは、普段と変わらないのでこれは却下。
次に茨城県も阿字ヶ浦や那珂湊、大洗と馴染みの海がありますが、どうせ来月帰省で茨城には帰るのでこれはボツ。
我が家から一番近い海は東京湾、そうお台場なのですが、近すぎて昼飯食って酒飲んで帰るだけで終わりそうなので、これも却下。
で、残ったのは神奈川県。とは言え、横浜横須賀三浦半島では総武線快速が乗り入れて新鮮味がないし、鎌倉江の島湘南も相模原市民だった時によく行きましたし、あの賑わいが疲れるのでボツとなり、最後に残ったのは東海道線で熱海湯河原真鶴、となり、息子を連れて以前はよく行った場所ですが、いなくなった息子(ってまだ生きていますが、笑)、可愛かった小さい時の息子を偲んで、老夫婦で出かけることにしました。って、行き先を決めたのは当日の朝ですが(苦笑)
なんとなく朝9時過ぎに自宅を出て吉祥寺へ。なんとなく中央線快速に乗り東京駅へ。
新宿から小田急ロマンスカーで小田原まで行って、そこからJR東海道線に乗り換えて3駅行けば真鶴ですが、乗り換えるのも面倒だね、なんて言いながら確認すると、10時発のロマンスカーは箱根湯本行きとあって満席! なら東京から普通グリーン車で座って酒でも飲んでゆっくり行こう!ということで、15分待ちの間に腹いっぱいにならない程度のつまみと缶ビールを購入して熱海行きを待ちます。
しかし夏休みとあって家族連れが多く、一本前の平塚行きではグリーン車待ちの行列が! それを見て、平塚行きが発車するとすぐに列に並び熱海行きを待ちます。次の列車が来るまでに我々の後ろにはまた行列が! う〜ん、夏休み恐るべし!
とはいえ、流石に列の先頭ゆえ、グリーン車も2人がけの空席は確保できました。
その後品川で多くの人が降りたため、ずいぶん2人がけ席の空席も出ましたね。
ところが今度は川崎、横浜でまた人が乗ってきて混雑は変わりま線が、藤沢、小田原と過ぎる頃にはガラガラになりましたが。
そんな混雑も東京駅から席についてすぐに缶ビールを開けていたので、酔っ払えば気にもなりません(笑)。Sapporo Classicのロング缶と品川巻梅味だけでそのうち2人で昼からコクリコクリと心地よい世界へ!
二宮あたりから海が見えだすのですが、結局小田原で沢山の人が降りる気配で目が覚め(笑)、そこから早川、根府川、そして真鶴と、車窓から晴れて日差しの強い青い空と青く輝く相模灘が続き、いやが上にもテンションが上がります!
そして真鶴到着。駅の周辺にはお祭りの提灯が多数飾られているので、何かの祭りかな、と思ったら、7/25-26と貴船神社の「真鶴貴船まつり」があるようでした。
12時に駅に着いて、その10分後に、「ケープ真鶴」行きのバスが出るので、夏の強い日差しを避けるべく駅舎の日陰で休んでいると、そこにはツバメの巣が! 母鳥がちょうど帰ってきたのですが、ひな鳥が一斉に口を開け騒いでいるのでそこをパシャリ!
バスは定刻10分に発車、我々以外は同じようなカップル1組と地元の人がパラパラ。
夏休みでも真鶴だとこんなもんですかね。まあ、海水浴の方は岩海水浴場に行くので、このバスには乗らないかもしれませんね。
10分もせずに最初の目的地の「魚市場」バス停に到着。次のケープ真鶴行きバスは13:14の発車、まあ50分はありますね。お昼を済ませるには余裕かな?
で、事前のサーチでは魚市場には魚座というレストランがあるものの、それよりも評価が高いのはHonobonoという名前のイタリアン。とりあえずその店を見てみようと周囲を散策。で、行きのバスからなんだかすごい飾りの明らかに明日からのお祭りのためにデコられた漁船が見えたので近くまで行きます。その前に丘の麓に幟が沢山立っているので行ってみると、「ししどの窟」が!
そうちょっと前のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で源頼朝が石橋山の合戦で敗れて身を潜めたと言われる場所。このしとどの窟はお隣の湯河原町にもありますが、どうやら何箇所かを転々としたのではとのことで複数あっても問題ないようです(笑)
で、デコ漁船、すごいですね! これが夜になると明かりを灯して海に出るのでしょうかね、あ〜、一日ズレていれば見られたかもしれません、残念。
で、そのHonobonoは本日は臨時休業! では仕方ない、ということで、道を挟んでバス停の反対にあった磯料理の店に入りました。
¥2,100の地魚刺身定食にするか、¥3,200のおすすめ定食にするか悩んだものの、まあせっかく来たのだから(夜は軽くするとして)、おすすめ定食を頂くことに!
そして瓶ビールを一本、頂きました。あ、グリーン車車内で既に飲んでいましたね(苦笑)
おすすめ定食では7種類の地魚刺身に赤エビとアワビの刺身が着いて、さらに焼き海老までついていや満足! しかし定食とはいえ、順番に出てくるため、意外に時間がかかってしまい、気がついたらもう13時! それではということで、後半一気にペースをあげて、13:05には会計に向かいました! 13:14のバスには余裕で間に合いました。
少し遅れて来たバスですが、乗ると乗客は我々だけ。このバス路線、大丈夫かな、なんて思いながら乗っていると、見覚えのある貴船神社、山下浜、琴ヶ浜、中川一政美術館を過ぎ、いよいよ真鶴半島先端のケープ真鶴に到着!帰りのバスの時間が14:34であることを確認して、50メートル崖下まで降ります。
見晴らし台からは伊豆半島、初島、そして少し雲を被った伊豆大島が見えます。
いいですね〜、いつ来ても、ここは広々としていて気持ちがいいですね。まあ半島だから当たり前ですが、広く視界が開けるので。
さあ見晴らし台から石ころの海岸までの階段を転ばないように降りてゆきます。
木々が開けた先に見えた来たのは「三ツ石」。
ちょうどこの時間は干潮だったので、歩こうと思えば歩けましたね。
今回は泳ぐ予定は無く、また長居するつもりもないのでテントも持参してこなかったため、ただぶらぶらと磯を散策するだけ。ですが、「小さい頃の息子なら腰をかがめて夢中で色々見つけただろうね」と小さかった頃の息子を思い出すだけで十分なんですよね。
磯だまりに小魚がいたのですが、私の影を見て一斉に岩の影に隠れてます。
追い出そうとして小石を投げるもピクリともせず。
そこで少し大きな石、ついでもっと大きな石、すっと大きな石を投げても全く姿を表さず、こちらが辛抱しきれず終了。
三浦半島側から伊豆半島側まで少しだけ歩いてもう見晴らし台まで戻ることに!
いや、日傘をさしていてもこの日は暑かったので
で、ヒーヒー言いながら見晴らし台までだきほど降りてきた階段を上り、ケープ真鶴まで無事に戻りました。
なんか冷たいものが食べたくな李、売店で売っていたトンディーアイスを頂くことに! 私はマンゴー味、家内はパイナップル味。1本500円、あっという間に食べてしまいました(笑)
ここの建物の2階には貝の博物館があるのですが、息子とは2回位見ましたかね。1階には変わった貝殻を売っていて、それも息子は夢中になって見ていたものです。
そんな今ではもみることの出来ない息子の姿を思い出しながら、帰りの車内でのつまみを買って真鶴駅へと戻るバス停に向かいます。
今回は長い階段のある貴船神社には寄らないことにしたので、バスで約20分来た道を戻るともう真鶴駅に到着。あっという間でした。
もう少し若い時にはまだ時間があるから、と駅の近くの荒井城址公園にでも行ったりしたのでしょうが、何より暑いのでもうこれ以上体力の消耗はすべきではない(翌日から福岡出張)と考え、大人しく14:59発の東海道線で東京まで戻ることにしました。
行きとお昼にビールを飲んだので、帰りは赤ワインの小瓶を購入。
チーズおかきとわさびそら豆をつまみに再びグリーン車車内で酒盛り!
この後また2人で品川までウトウトして今しましたが、無事に東京駅で降りられました!
そして無事に三鷹まで到着。最近よく行くスーパーオオゼキでスイカを買ってバスで帰宅。先日ふるさと納税の返礼品で頂いた鰻の残りを日本酒で頂きながら、先週土曜日に録画しておいたWOWOWで放映された杉山清貴&オメガトライブのライブを視聴。酔っ払っている時はこういうライブのビデオくらいがちょうどいいのですよね。
サザン、チューブとともに、夏と言えばの三大グループの一角だった杉山清貴&オメガトライブの音楽が聞こえる夜、あっという間ではありましたが夏を感じる夏休みの1日が終わりました。