日本薬理学会(JPS)と米国薬理学会(ASPET)の講師交換プログラムは今回3回目となります。今年は”JPS-ASPET Lecture”として、第92回日本薬理学会年会初日となる3/14木曜日15時からA会場で開催されます。核内受容体を標的とした疾患研究・創薬研究についてご講演頂きます。
“Combining Pharmacology and Genetics to Study and Treat Human Diseases”と題するDr. Lorraine J. Gudas (Department of Pharmacology, Weill Cornell Medicine of Cornell University, Weill Cornell Graduate School of Biomedical Sciences, and the Weill Cornell Meyer Cancer Center, New York 10065, USA)による講演が行われます。座長は飯野正光先生です。
Gudas教授は、プリンストン大学でPhDを取得され、UCSFでのポストドクを経てハーバード大学でPIとなり、1991年にチェアマンとしてコーネル大学へ異動し、現在は内科・泌尿器科の薬理学教授を兼任されています。レチノイン酸受容体の機能を様々な疾患モデルマウスを用いて研究し、癌、糖尿病、脂肪肝などの予防に関与することを示し、それを標的とした薬物開発を進めています。
多数の会員の皆様のご参加をお待ち致しております。