1982年に始まったものの、2012 年以降中断していた日韓薬理学合同セミナーですが、第92回日本薬理学会年会年会長 金井好克先生のご尽力で、3月14日(木)~16日(土) に開催されます大阪での年会での1セッションとして3/16(土)に再開されることとなりました!
私は2002年の第16回日韓薬理学合同セミナー事務局長(会長:杏林大学 遠藤仁先生)として運営に携わる機会を頂き、その後2006年福井での第18回(会長:福井大学 村松郁延先生)、2010年鹿児島での第20回(会長;鹿児島大学 山田勝士先生)と続けて参加させて頂いております。
日本薬理学会国際対応委員会の委員を拝命していることもありますが、学術領域における二国間交流(日米、日英、日豪、日中、日韓)は「学会外交」ともいうべき我が国の重要な役割と考えており、日本薬理学会の国際的ステータスの確立と維持に関わる重要な案件かと存じます。
「他国の目を通じて我が国を見る」非常に良い機会かと存じます。国際交流は一部の人のためのものではなく、学会全体として盛り上げてゆくべきものと思いますので、年会長 金井先生のお言葉の中にもございますが、ご興味のある演題のみでも結構ですので、是非会場へお立ち寄り頂きますれば幸いです。
では以下に金井先生からのメッセージを転記させて頂きます。
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【第92回日本薬理学会年会】日韓合同セッションのご案内
公益社団法人 日本薬理学会 会員 各位
会員の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。
2019年3月14日(木)~16日(土) に開催されます第92回日本薬理学会年会では、年会3日目の3月16日(土)に、1日のセッションとして日韓合同セッションを開催いたします(I会場、大阪国際会議場12F)。これは、2012 年以降中断していた日韓薬理学合同セミナーを年会のセッションとして再開するものです。日韓薬理学合同セミナーは、1982年に韓国の釜山で第1回の会合が開催され、それ以降、日本、韓国で交互に行われてきたもので、今回で第22 回となります。日韓薬理学セミナーでは、それぞれの時代の最先端の薬理学研究を双方で持ち寄り、双方の薬理学の発展に貢献してきたとともに、日韓双方の薬理学研究者の友好と交流に非常に大きな役割を果たしてきました。日韓薬理学セミナーで知り合った若手が成長し、それぞれの薬理学会同士の継続的な交流を支えてきた経緯があります。
今回、韓国から、薬理学研究の中軸を担う25名ほどの参加者があり、多くの質の高い研究発表がなされます。日韓双方の研究スタイルの違いを学ぶにも良い機会と思います。
日韓合同セッションは、特別講演、一般講演、ポスターセッションからなりますが、特に一般講演では日韓ともに若手を含んだ先端的な分野の講演がなされます。年会セッションとして年会参加者は参加自由ですので、是非多くのご参加をお願い致します。プログラムを添付しますが、抄録は年会HPからご覧いただけます。
http://pharmacology.main.jp/92nenkai/html_program/program_3I.html
ご興味のある演題のみでも結構ですので、是非会場へお立ち寄りください。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
第92回日本薬理学会年会
会期:2019年3月14日(木)~16日(土)
会場:大阪国際会議場(グランキューブ大阪)
年会ホームページ: http://pharmacology.main.jp/92nenkai/
年会長 金井 好克(大阪大学大学院医学系研究科 生体システム薬理学 教授)
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