細胞アッセイ研究会 2021年度シンポジウム「細胞アッセイ技術の現状と将来」は2022年1月25日オンライン開催

その他

私も組織委員を拝命しております「細胞アッセイ研究会」、新しい細胞アッセイ技術を医薬品や農薬、化粧品などの研究者、開発者の皆様にご紹介するプラットフォームとして10年ほど前に設立され、活動を続けております。

本研究会主催の2021年度シンポジウム「細胞アッセイ技術の現状と将来」が2022年1月25日(火)にことしもオンライン開催されます。

本年度のシンポジウムの開催が決まりました。詳細は今後ホームページ(https://cell-based-assay.jp/index.html)にて紹介される予定です。

本シンポジウムは、テーマを絞った基調講演と、細胞アッセイ全般に関する研究発表(ポスター形式)から構成されますが、今年の基調講演のテーマも昨年に続き「MPS (Microphysiological system)」
です。

代表の金森先生からのメッセージを紹介させて頂きます。

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細胞アッセイ研究会のメインイベントでありますシンポジウムですが、ここ数年は250名程度の皆様にご参加頂き、基調講演での質疑応答に加え、ポスター形式の一般研究発表のディスカッションも非常に活発に行われてきました。昨年度は新型コロナウィルス蔓延のため、全てのプログラムをオンライン形式で開催させて頂きましたが、懸念されたポスター発表についても十分な議論ができたとのご意見を頂戴しました。

今後の新型コロナウィルスの感染状況は不透明ではありますが、感染予防をしつつ、ポスター発表での活発な議論は困難であると思量されるため、今年も全てのプログラムをオンライン形式で開催させて頂くことといたしました。シンポジウムは勿論のこと、忌憚無い意見交換ができた懇親会を、リアルで開催できる日が早く訪れることを願ってやみません。

さて、基調講演のテーマですが、今年もまたMPS (Microphysiological System)を中心に据えたいと思います。日本医療研究開発機構 によるMPSの社会実装を目指す事業は今年度末で終了しますが、そのお陰もあって、我が国においてもMPSについて相応に衆知されたと思われます。

そこで第1部では、MPSとは何か?、について参加者の皆様と議論を深めたいと思います。ご承知の通り、米国食品医薬品局では”Advancing Alternative Methods at FDA”(Jan., 2021)の中でMPSを明確に位置付けています。我が国においても、同様な議論は必須であると考えております。

第2部では、MPSで得られるデータの取り扱いに関する基調講演をお願いしています。一つは、標準化や規制対応、あるいは薬事申請への適用を視野に入れた議論、もう一つは数理シミュレーションの高度化にMPSが利活用できないか、という視点です。

沢山の皆様の研究発表のお申し込み、ご参加をお待ち申し上げます。

一般演題募集

例年通り、ポスター形式で募集いたします(発表、議論はオンラインで実施します)。ホームページ(https://cell-based-assay.jp/)で受付いたします。発表申し込みの締め切りは12 月 5 日(日)を予定しています(発表枠に制限がありますので、予定数に達しましたら募集を締め切ります)。要旨(A4 で1 枚、カメラレディ)の提出締め切りも同じです。

参加申し込み

ホームページ(https://cell-based-assay.jp/)による事前登録のみとなります。申し込みをして頂いた方には、要旨集および領収書を郵送すると共に、オンラインのアクセス方法をご連絡いたします。参加の締め切りは、12 月26 日(日)です(オンラインのアカウント数に限りがありますのでご注意ください)。
参加費 3,000 円

要旨集広告・協賛金・オンライン製品紹介申し込み
ホームページ(https://cell-based-assay.jp/)に趣意書および申し込みを掲載してあります。

問い合せ先

国立研究開発法人産業技術総合研究所
細胞分子工学研究部門
金森 敏幸
TEL 029-861-6286
e-mail: t.kanamori@aist.go.jp

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