【JPS96】公募シンポジウム・ワークショップ採択通知の配信に関しまして

3/31に募集を締め切った、というアナウンスを忘れたままでありましたが、4/19に公募シンポジウム・ワークショップ採択通知を配信致しました。
それに関し、第96回年会プログラム委員の皆様には状況の説明をメールにて実施致しましたが、今回の採択に至る決定プロセスという学術集会運営の透明性を高める目的で、委員の先生方への配信内容を掲載させて頂きます。

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第96回年会プログラム委員の皆様

おはようございます、いつも大変お世話になっております、第96回年会長の安西でございます。

先月末3/31に締め切らせて頂きました、公募シンポジウム・ワークショップ、および企業企画シンポジウムですが、昨日ご応募を頂きました代表者の先生方に採択通知を事務局より送付して頂きました。

そこでプログラム委員の先生方には、本件に関し状況のご理解を頂きたくご説明をさせて頂ければと存じます。

公募シンポジウム・ワークショップへは「36」件のご応募を頂きました。
(当初37件と記載しましたが、他学会共催シンポジウムが混じっておりました)

応募締切の時点でのご報告では、枠として「24」、最大でも「30」が限界と考えておりましたので、予想を大きく上回るご応募を頂き、嬉しくも大変悩ましい状況になりましたことはお伝えした通りです。

YIAセッションの確保、さらに一般口演の枠の確保をしつつ、出来るだけ全ての応募を採択とするため、関係者との調整を行い、以下の対応を行うことで、全ての応募を採択と致しました。

まずは第96回年会組織委員会(および学会理事長)の中での折衝により、以下の調整を行いました。

1、年会恒例の江橋節郎賞受賞講演,学術奨励賞受賞講演は、スケジュール的にその選考が12月開催の年会では間に合わないため、理事長そして第147回関東部会長のご理解とご協力を頂き、翌年3月開催の第147回関東部会にて実施することとし、96回年会では実施しない。→これにより江橋節郎賞受賞講演(60分),学術奨励賞受賞講演(75分)の時間枠をシンポジウム/ワークショップ用に捻出できました

2、看護薬理学カンファレンス in 横浜は、事務局担当の先生のご理解とご協力を頂き、JPW2022会期の12/3にオンデマンド動画配信を会場を利用して行う予定でありましたものを取りやめ、会期前のオンデマンド配信のみとする(会場は利用しない)。→これにより12/3の1会場を丸々薬理学会用の枠として利用可能となりました

さらに現在DPC大会長らと、新薬理学セミナーDPC会場をJPW2022とは別枠で確保することも含め、クラウドファンディングの実施など完全独立運営の可能性を検討中です。

以上に加え、年会学術企画委員会にて以下の決定が行われました。

3、公募シンポジウム(35件)・ワークショップ(1件)合計36件のうち、演者が3名からなる企画は全て60分の時間枠である「ワークショップ」とする。→これにより15件がシンポジウム(75分)からワークショップ(60分)になることで、225分(シンポジウム3件分)の時間枠を生み出す事が出来ました。

4、企業企画シンポジウムは当初4件程度の採択を予定していたものの、応募は2件に留まったため、今後は追加で1件のシンポジウムを設けて3件に留めることとし、1件分の枠は公募シンポジウム・ワークショップに回す

以上の工夫により、当初シンポジウムで応募された15件につきましては大変申し訳ありませんが、今回はワークショップに変更して頂くこととさせて頂くことで、(他学会との共催シンポジウムを合わせても)36件全ての公募企画が採択可能な状況となりましたため、最終的に全て「採択」という判断に至りました。

とはいえ、口頭発表の枠がかなり限定されてしまいましたので、こちらも先生方におかれましては大変恐縮ではございますが、来たる5/16からの一般演題応募にあたり、年会優秀発表賞のエントリー数は各教室から2題ではなく、「1」題に限定して頂く、ということにさせて頂きたく存じます。

ということで、改めて第96回年会でのシンポジウム企画にご応募を頂きました先生方に感謝を致しますとともに、プログラム委員の先生方への現状報告をさせて頂きました。

引き続きよろしくご協力のほど、お願い申し上げます。

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