武蔵野西東京三神社巡り

コロナ太りで人生最高体重70kgを叩き出した8月、例年お盆に訪ねる家内の実家茨城に行くこともなくなった8月14日から、体重減少を目指して始めた(真夏の)ウォーキング。血尿騒動の10月10日までの約2ヶ月は毎日継続しておりました。

朝からの肉眼的血尿で大騒ぎ?

その結果少し前の定常状態の66kgをさらに越え、最近は63-64kgが定常状態となり、お腹が苦しかったスラックスも今では隙間ができるまでになりました。

歩くことが全く苦ではなくなった現在ですが、8月14日に始めたウォーキングの目標となったのが私の趣味?である「神社巡り」です。
最初は近所の神社から始まり、歩いてどこまで行けるか?が楽しくなり、私の家を中心に時計回りにJR中央線の武蔵境駅、三鷹駅、吉祥寺駅、そして京王線の仙川駅、調布駅という円の中の神社は行き尽くした?感があり、ウォーキングを初めて1月もたったことから、少し遠くに行って見よう!、往復2時間で行けるところはどこだろうか?、とGoogle Mapを眺めておりました。

そこで目標として見出されたのが
西東京市の「田無神社」http://tanashijinja.or.jp/

同じく西東京市の「東伏見稲荷神社」http://www.higashifushimi-inari.jp/

そして杉並区の「井草八幡宮」https://www.igusahachimangu.jp/index2.html

の武蔵野西東京三神社でした。

ということで、休みの日ごとにこの3神社を巡るウォーキングを実施しました。

 

2020.09.27(日)
「田無神社篇」
この日も朝6時に家を出て、南へ向かいます。

中央道を越えたところにある「中嶋神社」を訪問。続いてここからつつじヶ丘駅方向に向かいます。

さらにそこから柴崎方向に向かい、初めての訪問となる「柴崎稲荷神社」へ。
この日は朝から1時間半のウォーキングで1万歩以上を記録しました。

少し休んでお昼前に、今度は三鷹駅まで約20分ちょっとのウォーキング。
お昼は駅近くのインド・ネパール料理屋でカレーのランチを!

ここで(酒を飲んだ勢いで?)思い立って田無神社に行くことにしました。
田無神社は青梅街道沿いにあり、奥多摩の山さんぽの行き帰りに何度も通っていて気になった神社です。また一部で「東京を代表するパワースポット」として紹介されるほど、霊験あらたかな場所として知られています。
しかし流石にこの日は既に15,000歩を記録していたため、バスで田無神社に向かいました。

田無神社の主祭神は、級津彦命(しなつひこのみこと)・級戸辺命(しなとべのみこと)、大国主命。大国主命は有名ですが、級津彦命・級戸辺命の二柱は龍田大社や伊勢神宮・内宮の別宮である風日祈宮、外宮の別宮である風宮などでお祀りされる「風」を司る神様とのことです。元寇の際に神風を吹かせ、日本の国土をお守りくださったのがこの級津彦命・級戸辺命とのことです。

周りを鬱蒼とした木々に囲まれており、青梅街道からはどんなところか全く見当がつきませんでしたが、入ってみると中は開けていて、お祭りでも無いのに?参拝の人が結構いました。まあ、密では無いですけどね

パワースポットである田無神社は、「五行思想」に基づいて五龍神が祀られています。白龍神は収穫のパワースポット。

東の青龍神は新芽が出るような発展のパワースポット。

黒龍神は流水のような新鮮な気のパワースポット。

この田無神社で購入したのは赤龍神のお守り。勝運向上、成績向上がご利益とかで。
で、境内をぐるりと回った後、帰りもバスでまずは三鷹駅に戻りました。
三鷹駅からは再び歩いて帰宅。この日は合計21,000歩を越えていました!

 

2020.10.04(日)
「東伏見稲荷神社篇」
この日は最初から東伏見稲荷を目的地として出発しました。

朝10時半に自宅を出て、むらさき橋通りを北上し、旧五日市街道を過ぎ、成蹊大学のけやき道を見てから西へ武蔵野中央公園へと向かいます。

広々とした公園、天気もいいので多くの家族連れが来ていますが、密ではなくて安心です!

公園をすぎると、新武蔵境通りから名前の変わった伏見通りを北上します。

千川用水にかかる関前橋の手前には小さな神社があり、道中の無事を祈り参拝。程なく行くと、東伏見稲荷神社の大きな鳥居が見えてきました。

ここ東伏見稲荷神社は関東地方の稲荷神を信仰する信者たちの希望により、1929年(昭和4年)に稲荷神の総本社である伏見稲荷大社から分霊を勧請して創建されたとのこと。

東伏見という地名はこの神社が出来てからついた地名で、それにあわせて西武新宿線の駅名も上保谷から東伏見に変更されたとのこと。

伏見稲荷のように鳥居が並ぶような「映える」ところはあるのかな、と思い、本殿の裏に行くと、そこまでのものは無いものの、信者の方々か寄贈?した多くのお稲荷さんが鎮座しておりました。

参拝を終えると今度は一路武蔵境へ!、そろそろお腹も空いてきたので、駅近くでランチにします。

鮨・酒・肴 杉玉 武蔵境に入り、十分歩いたことですし、杉玉御膳を頂きました!

ランチを済ませるとまた歩いて自宅までの帰路へ。駅南口にありいつも立ち寄る杵築大社に行くと、何やら物々しい雰囲気。今回初めてなのですが、例大祭への神社本庁 献幣使参向とのこと。神社本庁よりの幣帛(神前へのお供え物類の総称)料をお供えするための役目で、ご神威を発揚しご神徳の宣揚と神社の興隆を願う目的を持って参向するそうです。なかなか無い儀式に出会ったということはこれはきっと神様が見ておけ、ということ、と理解して、しばし見学をさせて頂きました。

その後は特に大きな問題はなく、無事に歩いて帰宅。総歩数19,500歩でした。

 

2020.10.18(日)
「井草八幡宮篇」
血尿騒動から1週間が経ったこの日、久しぶりにウォーキングを行いまいした。

吉祥寺通りを北上し、連雀通りを超えたところにある最近見つけた榛名神社にまず参拝、道中の無事を祈ります。

https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/jimusho/seibuk/inokashira/index.html

そのまま吉祥寺に向かい歩いてゆくと井の頭公園の敷地に入ります。井の頭公園というと井の頭池を思い浮かべる方が多いかと思いますが、実は井の頭池から玉川上水を渡りジブリ美術館を越えた先までが井の頭公園なのです。

天気のいい日曜日、まだまだ人は少ないですね。

しばらく進むと井の頭公園通りに出会います。少し行くとそこには井の頭池にある弁財天の黒門があります。実は見たのは三鷹に住んで約20年で今回が初めて!

井の頭池に到着。落ち着いた風情があります。

水門橋を渡り、さらに北へと向かいます。

井の頭通りを過ぎ、宮本小路を進み、早稲田通りを善福寺公園に向かって進み、坂を下ると、そこは久しぶりとなる武蔵野三大湧水池の一つ善福寺池に到着します。

さらに坂をのぼり進むと青梅街道に出て、目指す井草八幡宮の入り口の立派な燈籠が目を引きます。
井草八幡宮は東京の都会にありながらも、約1万坪の広さを誇る敷地を持つ神社で、厄払いや勝運を上げるご利益があるだけでなく、願い事がなんでもかなう満願成就の神社と言われているパワースポットとのこと。

鳥居を過ぎて、木々に覆われた参道をしばらく歩くと楼門があり、それを抜けると本殿前に到着します。

神門を抜けるといよいよ本殿。

本殿参拝後、再び神門を抜け、そこにあるのは頼朝公お手植えの松、の2代目。
源頼朝が奥州征伐の戦勝祈願をしたことで八幡大神を主祭神とするようになったという頼朝公ゆかりの神社です。

さあ、境内を一通り巡ったので、帰路に。今回は西荻窪駅を目指します。

 

参拝している時は空が曇っていましたが、参拝を終えると再び青空が戻ってきました。
西荻窪から歩いて帰るのは結構きついので、今回は血尿騒動のあとでもあり、電車で三鷹まで戻ることにしました。

そして久しぶりの三鷹駅、アトレヴィの5階にあるレストラン街に行き、中華のLee Tan Tan Cafeに入ります。ここはちょい飲みセットで、軽くつまみと生ビールを!

この後は三鷹駅から自宅まで歩いて20分、まあ楽なもの。結局この日は15,300歩に止まりましたが、まあ血尿騒動の後ですので。

ということで、自宅から片道1時間以上の西東京の3神社を巡ることで手応えを感じたため、翌週10/25(日)からの4週連続での奥多摩・秩父の山さんぽ、へと至るのでした。

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