房総半日旅

土曜日の夜、幕張での祝賀会に参加し、東京三鷹に戻ったのは夜10時半。

しかし今日日曜日の朝も5時起き! そう今日は家族に約束していた久しぶりの「ドライブ」の日。今日は家内のん回目の誕生日。先週東京ー千葉ー栃木を2往復して運転はしたくなかったのですが、特に何のギフトも用意していない私への家内の希望が今年初の家族でのドライブなので、仕方なく1週間に3回も車に乗ることになりました。

平日なら絶対に起きない息子をたたき起こし、家を出たのが朝5時半。

色々あって今日はスピードも控えめに(苦笑)、中央道高井戸から西新宿、そして大井を経てアクアラインに入ります。すると朝の6時に既に断続渋滞。連休前でこれですからね~

普段なら海ほたるのコンビニでサンドイッチを買って、昇る朝日を見ながら軽い朝食をとるのですが、今回はパスして先に進みます。

最初の目的地は大多喜! 昨日幕張の本屋で買った「月刊 ぐるっと千葉」5月号に掲載されていた「大多喜町のレンゲ」を見に行くためです!

圏央道の市原鶴舞ICで降りて、久しぶりに大多喜へ。住所を見ながら進むも、、、ん?、無い、どこ??、って感じでようやく探し当てたのですが、う~~ん、正直しょぼい(^^;;

まあ元々レンゲは地味なのですが、これかな?、と思おう場所も遠目に見ただけではわからない地味さ、、、記事の写真、そうは見えないけど、カメラワークの良さかな~、と来週4/29の下大多喜レンゲ祭りの成功を祈りながら後にしました。

ここでもまだ朝7:40。近くにガストがあったので、これまたチョーひさしぶりにガストでモーニング。次は同じく記事で紹介されていた勝浦の「花野辺の里」を目指します。が、ここは朝9時半開園なので、時間潰し?に勝浦市内へ。そう勝浦といえば「朝市」。それを初めて見に行くことにしました。

勝浦に近づくと遠くに海が見えます! まだ朝雲があったため青いはないのですが、やはり先祖代々の地南房総に来るとテンション上がります(^^)

車を適当に止め、朝市へ。朝8時を過ぎていますので、通りにはそれなりに人だかりが。階段の雛人形で有名?な遠見岬神社は階段前のコンクリートが工事中で入れず、ちょっと残念。

まあまた来ればいいかと、仲本町朝市通りをぶらぶら。元々朝市に来る予定はなかったため、クールボックスの用意などしてないので、今回は見学のみ。だいたい様子はわかり車を停める場所もわかったので、朝市を後にします。

ここまで来たらやはり「海」でしょ!、ということで向かったのは「勝浦中央海水浴場」。ここはビーチのため、外房によくいるサーファーはいないため、それは静かで穏やかな場所。そろそろ雲も晴れて青空が広がり、夏を予感させる心地良さでした!

朝9時も過ぎたので、いよいよ目的地「花野辺の里」へ。

9時半少し前でしたが、入場させてもらえました。一回り約3-40分とのことで、里山をそのまま?利用した園内。

菜の花が咲き乱れ、芍薬もあちこちで咲いてはいましたが、河津桜やシダレサクラなど、もう少し早ければもっと派手な姿が見られただろうにな、と来てみてわかったことが沢山でした。

ひな人形館には露天風呂もあるようで、「また来たいね」と言いながら、果たして次はいつ来られるかな?、と、、、(汗)

ド派手なお花はなかったものの、それなりに楽しんだ「花野辺の里」。

続いては4/22-5/8しか開園しない!、という茂原牡丹園を目指します。

再び大多喜を通る山の中ルートを避けて、国道128号、別名「外房黒潮ライン」を走ることに。なじみの御宿、大原、太東を抜け、やってきたのは一宮町!

そうちょうど前日土曜日朝のフジテレビ「虹色ジーン」で玉前神社が紹介されていたので、これで3度目となる上総国一之宮 玉前神社に参拝しました。

昨年私が開催した「第1回黒潮カンファレンス」の当日朝、会の成功を祈願しに一人やって来て以来の参拝ですが、つい先週の4/12に平成の大修理を終えた本殿は黒塗りながら鮮やかになりましたね。テレビでは「縁結び」の神様として紹介されていましたが、ここは春分と秋分の日、鳥居を照らす太陽の先に、富士山、大山、そして出雲大社が並ぶいわゆる「レイライン」の東の起点。関東屈指のパワスポなのです!

参拝後には家族三人で境内にある「はだしの道」を3周まわり、願い事の成就を祈願。そして最近(も?)人生の荒波にあっている私がそれを乗り切れるように、という思いで、これまたテレビで紹介されていた「波乗守」を購入!

さあ、これで開運の波に乗り、商売繁盛間違いなし!(笑)

行きのアクアライン早朝渋滞を受け、今日は早めに引き上げた方がいいと感じたため、お昼はコンビニのおにぎり程度で済ませ、先を急ぎます。ここからは別名「房総横断道路」と呼ばれる国道409号を西に進みます。なかなか進まない茂原市内の渋滞を超えて辿り着いた「茂原牡丹園」。

田んぼの中の駐車場に車を止めてこんなところにあるの?という古民家の入り口を抜けて園内へ!

期間限定ということで、連休にピークを合わせたせいか、牡丹の基本咲き始め、という感じ。

でもこの連休も仕事で潰れ、例え時間があったとしても、混雑で果たしてここまで来るかどうかは微妙なので、まあこんな感じ、とわかるだけで十分でした。

ここで既に午後一時。あと少しだけ何か見てから帰ろう、ということで、その存在を全く知らなかった上総国二之宮 橘樹(たちばな)神社に行くことにしました。

ここは千葉県とゆかりの深いヤマトタケルノミコトの后であるオトタチバナヒメを祀った神社。荒れ狂う海に身を投じてヤマトタケルノミコトを救った女性の愛の強さを象徴する神がオトタチバナヒメなのです。

ちなみに一之宮である玉前神社の神 玉依姫命(たまよりひめのみこと)は豊玉姫命から託された日子火火出見命(ひこほほでみのみこと)の御子を、陰となり日向となって赤ちゃんを守り育てに乳母(老いては姥)神様となられた方。どちらも女性の愛を象徴する神様、ということで、家内の誕生日にふさわしい神社をお訪ねできたかな、と思います。

で、その橘樹神社、鳥居をくぐった瞬間に感じる心地よさ。頬を打つ風が身も心も穏やかにする感じです。来てよかったな、という思い、いや、なんか久しぶりに懐かしい人にあったようなそんな感じでした。

いつもの通り、今日ここに参拝できた出会いに感謝し、今回の旅の無事を祈りました。早速その神のご加護か?、東金道路から京葉道路につながる千葉東JCTで1 km五分の渋滞があった以外は湾岸、そして首都高も目立った渋滞はなく四時前には東京三鷹の自宅に戻ることが出来ました!

そして夜はのんびりと自宅にて家族での夕食。誕生日ケーキすら買うのを忘れてしまいましたが、仕事に追われながらも、こうして無事に1日を過ごせたことに感謝の1日でした。

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