虎狼の輩と呼ばれた「人でなし」たちの映画「忍びの国」

前日の関東部会が無事に?終わり、ゆっくりとできる日曜日は30日までないのですが、実はバカ息子はまだ期末試験の最中。さすがに息子を連れて海に出かけるわけにもいかず、息子も少しは親がいない時間も必要だろうと(言い訳をして)、今日は家内と近場のお出かけでもしようかと。

で、本当は鬼塚 忠の小説が原作の映画「花 いくさ」を見たかったのですが、近くではやっていないためそれは諦め、地元吉祥寺でやっている、以前映画にもなった「のぼうの城」の作者 和田竜の小説を原作にした痛快!忍者映画「忍びの国」を見ることに。

朝10時の回に間に合うほど早くは出られないので、ゆっくりと起きて午後1時の回に間に合わせるように12時前に吉祥寺に向かう。

街を歩くと意外にお腹が空くもので、映画館に行きチケットを買うとまだ上映開始まで30分あるのをいいことに、近くの手作りキッシュ屋さんでランチ。息子がいないのをいいことについでに二人でランチビール!(^^)

本当はデザートまで食べたかったのですが、さすがに上映10分前になったので、デザートは諦めて映画館へ戻ります。

ガラガラかな、と思いきや、案外人がいて驚き。うん、やはりジャニーズの「嵐」の大野智が主演だと、歴史映画でも人が来るんですね〜

「天正伊賀の乱」というのはもう10年以上雑誌「歴史街道」の読者である私には名前は記憶にあるものの、詳細は知らなかったのですが、「のぼうの城」で「忍城攻防戦」を題材に選んだ戦国時代好きの作者和田竜さんらしいマイナーな、でも特徴のある戦いだなと。何せ「忍者と侍の攻防戦」ですからね〜

であっという間の2時間。「人でなし」の忍者が次から次と死んでいく「振り切れた」作品でしたが、歴史オンチの家内でも十分楽しんだようで(笑)。最後主人公とその奥さんが幸せになってくれたらよかったのに!、って残念がってましたが(ネタバレすみません)。

久しぶりに吉祥寺の北側に来たので、散歩がてら近くの「武蔵野天満宮」へ。ここに来るのは息子がまだ小さかった頃なので、下手をすると10年ぶりぐらい。いやはや大変なご無沙汰をしておりました。

それでも鳥居をくぐり境内に入ると夏の日差しを遮る緑の大木の下、癒される自分を感じます。10年ぶりのお参りをすると心地よい風が吹いてきます!

さてさて、一人息子が待つ我が家に帰るか! と、小さかった頃の息子を思い出しながら帰宅すると待っていた(待ってない!)のはスマゲーに浸る相変わらずのバカ息子。試験の前日にやはり遊んでいたか、と呆れることしきりですね、、、

というところで現実に引き戻されましたが、日曜日なので嫌がる息子をはねのけ一緒に風呂に! 「いい成績を取ることが大事なのではなくて、一つ一つのことをしっかりとできるかどうか、それに向かって努力しているかどうかが、大事でそれができないと社会に出ても仕事をしていると認められないんだ。お前はそれが出来ていないのだから、そのための努力が必要なんだ!」とお説教。無言で出て行く息子。うちの「人でなし」一体どうなるのやら、、、

ということで、何はともあれ月曜日からのハードな一週間を前にして、久しぶりにのんびりと過ごした日曜日でした。

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