日本古代史を科学する(73)

【著者】
中田 力

【出版社】
PHP新書

【内容】
医者であり、歴史に造詣の深い著者が自然科学者の「眼」で、日本古代の謎解きに挑む。まずは「魏志倭人伝」から邪馬台国がどこにあったか、その場所を推理する。次に、日本最古の歴史書といわれる『古事記』『日本書紀』を、「記紀」の作者たちは当時の「至高の知識人」で、神話や国造りの物語にも意図的なメッセージが隠されているとして、読み解いていく。予断を排除し、科学者としての推理力から導き出したものは、想像を絶する大胆な結論であった。東アジアを舞台に壮大なスケールで、心躍る歴史のドラマが展開される。(「BOOK」データベースより)

【一言書評】
自然科学の発想で古代史を見ていこうとする姿勢は非常に斬新で面白いですね。Yハプロタイプやイネのゲノム解析結果から弥生人は大陸伝いに半島から来たとは考えられず、長江付近から海を渡って来た、など、お〜面白れ〜〜って感じでした!(^^)

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