学会を5つ退会しました

これまで人から頼まれたことは断らない主義で人生ここまでやって参りました。
しかし昨年2月に還暦を迎え、今年は既に還暦プラスワン。定年まで残り4年を切り、そろそろ研究者人生の区切りを一度迎えることになります。

そして最近痛感しているのが自分の能力の限界です。
これまでは仕事が増えるのに合わせて、自分なりに能力を高めて対応する、という繰り返しをやって来たのですが、ここ数年、仕事が滞りがちになって来ており、自分では認めたくは無いのですが、明らかにオーバーワークになっているな、と感じておりました。

このまま続けていても私に仕事を頼まれた人の信頼を裏切るだけ、そう思いますと、これから年齢が上がるとともにさらに能力が低下して行くわけですので、さらに人の期待を裏切ることになる、どこかで仕事をダウンサイズして行くしかない、昨年からそういう思いを徐々に抱き始めておりました。

これまでは「肩書きコレクター」として多くの学会に所属し、一般会員ではなく評議員の立場を頂き、名刺にも記載してその数を誇っておりましたが(苦笑)、評議員であるからにはそれなりに学会にコミットしないといけないのですが、正直最近は評議員でありながら学会発表もせず、挙げ句の果ては学会自体にも参加できない学会が増えている現実がありました。

もちろん自分の研究の「幅」が広がるのに連れて所属学会が増えた訳ですが、その拡大主義ももう残り4年となればどこかでケジメをつける必要がある、そういう思いが強くなり、さあどこでその整理を始めようかと思った時に、この3月、私の2つのメインの学会である生理学会と薬理学会の学術集会が続いたことをきっかけとして、自分を見つめる機会がありましたので、「この4月でダウンサイズを始めよう!」と思い至ることとなりました。

以前は関心があったものの、自分の現在の研究の方向性とは異なるいくつかの学会、特に評議員でありながらここ数年コミット出来ていない学会として

・日本内分泌学会(評議員)
・日本高血圧学会(評議員)
・日本がん分子標的治療学会(評議員)
・日本癌学会(一般会員)
・日本中性子捕捉療法学会(一般会員)

の5つの学会を退会させて頂く事に致しました。

健康問題もなく、また種々の不祥事等もなければ2030年3月31日で定年を迎えることができる訳ですが、人それぞれの終わりがあるかと思いますが、私自身はその日まで自分の部屋を空にして、その日以降は2度と職場に現れなくてもいいようにしたい、と思っております。

一体そんな最後を迎えることができるのか?、皆様もお楽しみに!(笑)

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