四金会(しきんかい)、再始動の1日

昨年末の横浜薬理年会終了後の会計処理が進み、決算の黒字化の見通しが立ったところで、何もかもやる気がなくなり「燃え尽き症候群」になったのは以前にお話しした通りです。

58歳:燃え尽き症候群?

しかし遅ればせながら?桜の開花とともに気分も晴れ、4月新年度を迎え、毎週のように講義が続くため、否が応でも動き出さねばならなくなり、連休明けの16日の講義をしばしの最後に、溜まりに溜まっていた書類ものにようやく手を付けられるようになりました(苦笑)。

毎年恒例の年度初の教室員との面会も実施し、今年の研究の方針をようやく確定させることが出来ました。

5/19(金)には高血圧フォーラム(オンライン)
5/20(土)には久しぶりの現地対面開催となる第23回氷川フォーラム

に参加し、ようやく頭が研究に向いて行くようになりました。

で、最近急に増えてきた飲み会のため、先日人生MAX体重を記録(汗)しましたが、ラーメンは私のエネルギー❗️、という事で、久しぶりの一風堂で、白丸元味バリカタなど(笑)

今週は火曜日には、附属図書館の令和5年度第1回学術資料部会に亥鼻分館長として参加、さらに木曜日には令和5年度第1回館長分館長会議に出席しました!

さて、そんな中、今月私が企画したイベントが「四金会」の再始動です。

千葉大学医学部ゐのはな同窓会は、2021年6月から吉原先生を会長とする執行部体制も今年6月で2年を迎え、1期目を終えることとなります。私は副会長になられた白澤先生の後を受け、総務担当理事として2年間務めさせて頂きました。
そして長らく財務担当理事をお務めであった幡野先生が今年3月で定年となり財務担当を外れ、次期吉原体制で会計監事に就任されるのに伴い、大学支部の体制を刷新するべく、白澤先生から私がゐのはな同窓会大学支部の会長のご指名を頂きました。

この私の大学支部同窓会 会長の就任に合わせ、2019年に白澤先生が一度は復活させたものの、新型コロナ感染症拡大により再び中止となっておりました、ゐのはな同窓会の原点とも言える「四金会」を、そろそろ再開させたいと思っておりました。

四金会(しきんかい)とは、昭和26年に前の同窓会館竣工を機に、同窓会の発展を期し、その企画運営について種々協議を重ね、併せて同窓会院親睦の実を挙げるため、月一回の例会を開催するということとなり、毎月の第四金曜日がそれに当てられたというのが名前の由来である、とのことです。

「凡そ本学に席を得て学を志す者が年令を問わず、専門分野を問わず、又卒業
大学の違いを超えて、折に触れ一堂に集まり旧交を暖めるもよし、忽忙の生活の
中であればこそ同窓親睦のための数刻を持ち得ることは素晴らしいことだと思う
のである」という井出源四郎先生(昭19卒)のお言葉に立ち返り、大学支部「四
金会」を再開し、全国ゐのはな同窓会の基盤としたいと考えました。

具体的には、以前に白澤先生が四金会を開催した時のように。支部活動費を使い、一人1,000円前後のお弁当を用意して昼食会を開催し、理事7名以外の若手および他大学卒の先生方をに参加してもらおうと考えました。開催日は今年5月、7月、9月、11月(来年1月と3月)の奇数月第四金曜日のお昼12時から、同窓会館ホールを会場とする事にしました。

という事で、令和5年度第一回となる5/26(金)12時からの会合を企画し、大学支部会長となる私の判断で、既に全国ゐのはな同窓会の理事である7名、特別顧問の2名、学年幹事9名、そして他大学卒教授2名の計20名に声がけを行いました。
結果、第一回には13名の方にご参加頂ける事となりました。

今回は
1、大学支部ゐのはな同窓会規約の策定
2、大学支部理事・幹事(他大学出身者およびH3からH20年卒位まで)の候補者リストアップ
3、課外活動支援助成(10万円)の使用ルール案
などの件につきまして、昼食をとりながらざっくばらんに意見交換をすることを目指しました。

ここでの議論で、規約案をお認め頂き、大学支部(四金会)の副会長3名、本部理事とは別に四金会理事を3名、四金会幹事2名、四金会監事2名を決める事が出来ました。詳細はまた追って発表させて頂きます。

12時から始めた四金会、12:40には終わりにし、ここから私は東京に向かいました。そう、北里大学 大村記念ホールで開催される、特定非営利活動法人日本医学図書館協会JMLA第94回通常総会に参加するためです。

いや、オンラインで参加することも出来たのですが、届いた書類の発信者を見てびっくり!

「会長 小松 康宏」

えっ、小松先生って、大学の先輩で、J医大で小児腎臓の専門としておられた後、S路加に移り腎臓内科部長をされ、その後G大学の医療安全の教授をされた小松先生、と同姓同名!?
それであればぜひ直接お会いしたいという事で、正体を確かめに(笑)白金まで出かけることにしたのでした!

久しぶりの北里大学白金キャンパス、なんだか雰囲気が変わっていて、驚きですね。

会場の大村記念ホールは北里大学薬学部コンベンションホールだったのが名前が変わったようです。

総会自体は13:20から始まっていましたが、会場到着は14:40と80分遅れ。受付にはただ総会資料が置いてあるだけでした(汗)

休憩時間にその姿を見つけました。うん、確かに後ろ姿は小松先生だ!!
そして話しかけてみると、ご本人でした!

3月でG大を定年退職したのですが、実はG大で医学図書館長をしておられたとのこと。そのご縁で、前任の会長から打診され、JMLA会長に就任されたとのことです。これで納得!(笑)

という私にとっては驚きのことをリアルタイムでSNSにUPしたのですが、それを見ておられた某臨床薬理学会でお世話になっている、同学会監事のY先生から連絡を頂きました。

という事で、トイレに行ったついでに、2024年新1,000円札にその肖像が使われる「北里柴三郎 記念館展示室」を訪ねてきました。

いや、すばらしいですね! きっと国立大学、特に地方国立大学ですと、こういう施設を開設し、維持して行くことは出来ないでしょうね。元北里大学教員であり、北里大学医学部同窓会特別会員である私も、大変誇らしく思いました。

17時過ぎには総会が終了。小松先生にご挨拶をして会場を後にします。
この後三鷹の自宅に戻りました、、、では終わらない私。

この後東京駅に戻り、やってきたのは丸ビル。

この晩は某学会理事でT大教授のH先生、そしてT大兼任教授のI先生、というK成ー理3卒のお二人と先日の慰労会兼来月の激励会? 3時間があっという間でした。

という事で、千葉ー白金ー丸の内というこの日も濃い1日でした。

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