2度目の中国出張:広東薬科大学とのMOU締結式に参加、客員教授就任!

2024.5.26(日)
氷川フォーラムの懇親会を終えて帰宅した前日土曜日からそのまま日付を超えて、日曜日に突入。
午前1時からはAFCチャンピオンズリーグ決勝戦第二戦、アル・アイン(UAE)vs横浜Fマリノスの試合をTVでライブ観戦。1-5でマリノスの敗戦、しかもほぼほぼ手も足も出ない感じで、、、そのまま3時過ぎに一度布団で仮眠(汗)

で、この日から人生2度目の中国出張。今回は先月連休前に突然お誘いのあった広州市にある広東薬科大学を訪問するためです。

朝9時発の現地13時着(日本時間14時)で片道4-5時間の直行便で広州へと向かいます。そのため起床は4時半!、1時間半は眠れました(苦笑)

朝6時に三鷹を出れば7時には羽田空港に着くのですが、日曜日朝ということで、早朝バスはありません。そこで朝5時過ぎに家をでて歩いて三鷹駅へ。まあ20分ちょっとなのですが、スーツケースを引いて歩くのはかったるいですね。

三鷹駅から羽田空港第二ターミナルまでは問題なし。
第二ターミナルの国際線は初めて。国内線から少し離れているんですね。
まだまだ新しい感じで。

少し早く着いたので、朝食に軽くうどんを!しかし高いですね〜
そして定番の #空港と言えばビール

8:45にゲート前集合だったので、8:40に行ったら既に搭乗が始まっており、Group3が搭乗中! あれ、早いな、と思いながらもトイレに行って戻るともうGroup5!

機内に入ると久しぶりにガラガラ状態。これは気楽でいいですね。

片道4時間あるので、1本は映画でも見ようかなと、選んだのは『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』。先日見た映画「DUNE デューン 砂の惑星」

映画4DX『デューン 砂の惑星PART2』を見てきました

で主役だったティモシー・シャラメが若き日のウィリー・ウォンカを演じていました。ジョニー・デップ X ティム・バートンによる映画「チャーリーとチョコレート工場」にも出て来た謎?のウンパルンパを名優ヒュー・グラントが演じていたり、Mr.ビーンのローワン・アトキンソンが出演したりと、眠らずにずっと見られました(笑)

WiFiの接続方法が分からないなと思っていたのですが、ちゃんとスクリーンの中に説明があったのを最後に気づきましたので、仕事はほとんどせずに終わりました。

そして予定より早い12時半に広州白雲国際空港(こうしゅうはくうんこくさいくうこう 中国語: 广州白云国际机场)に到着。ご一緒する薬学研究院のM先生とO先生にも無事に遭遇! その後は一緒に行動をすることに。
入国審査も順調に進んだため、ゲートを出てもお迎えの方々が見当たらず(苦笑)

今回は国際交流課の職員の方と学生さんのお二人が案内係で来て頂き、まずは市内視察ということで、旧市街?にある陳氏書院 (陳家祠 広東民間工芸博物館)を訪問。中国人の観光客だらけで、どうやら1番の観光地の様子。

「2時間くらいご自由に」と言われ、日本語の解説マシーンを借りて頂いたのですが、全部で60箇所の説明のうちの半分も聞いたら疲れてしまい、全部聞くのは諦めました(汗)

それでも大体90分近く滞在し、続いて新市街に移動して広州の象徴と言われる広州塔へ。街を貫く大路の周囲にはお花が綺麗に植えてあり、美しいですね!

そろそろ歩き疲れ休みたいのですが、広東薬科大学学長主宰の夕食会は午後6時からということで、まだ1時間以上あるからと、やって来たのは広州塔近くのフードコート。ここ、歩いているだけでいろいろ面白いお店があって楽しいですね。

夕食前でしたが、スイーツをあれこれ食べてしまいました(汗)

そしてそろそろ午後6時ということで、夕食会の会場へ。
なんと川を挟んで広州塔を見ることのできる高層階のレストラン。

学長先生の到着を待つ間にお茶を頂いたり、新鮮なライチを頂いたりと、文化を感じます。

夕食はもちろん「食在広州(食は広州に在り)」ですから広東料理。わりと薄味なのでヘルシーに感じますね。おかげで食べすぎました(苦笑)

さらに何かにつけて、マオタイ酒で一気飲みするのには参りました。
グラスは小さいのですが、「乾杯とは杯を空にすることだ!」と言われ、ヒーヒー言いながら日中友好のために強い酒を飲みまくりました(汗)

今回の夕食会には広東薬科大学病院でも評判の鍼灸の先生が来られていて、急遽その現地体験会状態に! 学長先生、M先生、私、そしてO先生までも鍼を打って頂き、普段苦しんでいる?肩の凝りが一気に改善するのを実感しました。

鍼を打ったNeedle brothersとして記念撮影を!(笑)

この後は大学の敷地内にあるホテルに向かい。翌日の任務に備えました。

 

2024.5.27(月)
朝7時前に起きて、ホテルで朝食を済ませると、少し休憩した後、9:40にロビーへ。
そこから歩いて1分の事務棟へ

なんと建物の入り口には、この日午後に私が実施する講演のポスターが!
これは緊張しますね(笑)

事務棟の前には美しい池があり、雨が降りはじめてましたが、記念撮影。

そして10時からは千葉大学と広東薬科大学のMOU締結式。

その流れで、私の客員教授授与式。海外の大学での称号付与は初めてですね!

締結式後は学長先生は退室し、実務者同士の意見交換会。それが終わると昨年11月に千葉大にもお越し頂いた大学の党幹部の先生を交えての昼食会でした。

それが終わると一度ホテルに戻り、私は午後2時半から講演。
講義室のスクリーンには「熱烈歓迎」の文字が!
そして何人かの先生方が講演前に挨拶に来られましたが、その一人が2011年から2017年まで阪大に在籍していたとのこと。しかも私の元上司のK先生!
トランスポーターを研究していた方がおられるのは心強いですね

午後3時半からは学内ツアーがあるので、大体50分くらいで終えることにしました。
3名の方からご質問も頂き、無事に3時半前には終了。難しかったかな、と思いながらも、まあなんとか終えました。

ここからは怒涛の各部署訪問。キャンパスが広いので、建物ごとに車で移動!
ご案内を頂いた先生方に感謝です。

そして夜はお隣の大学にあるホテルのレストランで夕食。今回は私の20年来の友人であるH教授主宰。マオタイの一気飲みはここでは無く(苦笑)、若手のスタッフにも参加して頂いて、和やかな会となりました。

午後6時から8時まで食事をしてホテルに戻ったのですが、実は9時にまた来ますとH教授。広州1番の繁華街に夜散歩に行きましょう!、ということで、お疲れのところ申し訳ないな、と思いながらもお誘いを受けることに。

夜9時にやって来たH先生、娘さんもつれての登場! 私とK林大で一緒に働いていた時に小学生だった娘さんは既に阪大の修士も終えられ、最近帰国して今は中国で働いているとか。時の経つのは早いものですね〜

行ってびっくり! 小さなお店がどこまでも続く繁華街。しかも月曜日の夜にもかかわらずたくさんの人が! 日本人なら月曜日から夜更かしできませんよね(汗)
ここにも中国の方々のパワーを感じます。

庶民的な料理を色々食べさせて頂き、ハルビンと青島のビールを飲み、楽しんでいると、聞こえてくるのは外の激しい雨の音。だけでは無く、店の前の歩道が急流になっています!

IMG_8366

思わず動画を撮ってしまいました。いや、私だけでなく店のお客さんが大勢(笑)

少し雨が弱まったところで、お店を出てホテルに戻ります。
いや、夜遅くまでお付き合いを頂いたH先生と娘さんに感謝ですね!

ホテルに戻るとバタンキューでした(汗)

 

2024.5.28(火)
昨晩の激しい雨が嘘のような朝。晴れ間も見えます。

昨晩食べ過ぎたので、朝食は無しにします。

と、そこに国際交流課教授のL先生から電話。
学長先生からのお土産を渡したい!、とのこと。その中身とはとれたてのライチ!そして紅茶とマオタイ酒のグラスセット!!

いや、ご好意はありがたいのですが、特に果物は日本に持ち込めない(なくはないのですが)ので、ちょうど朝食を取らなかったので、その代わりということで、ひたすら食べることにしました。とはいえ、多いので半分食べるのがせいぜい。
頂いておきながら残すのは申し訳ないのですが、ホテルの部屋に置いておくことにしました。

午後2時出発なので、国際線ということで3時間前には出たいですね、ということで、10時半にホテルロビー集合。その前に15分ほどH先生と今後の共同研究の打ち合わせをロビーでしました。

さあ、広東薬科大学の公用車で空港へ! 急ぎたい我々の気持ちを察したのか、(あるいは中国の方は皆そうなのか?)運転手さんがとにかく気合が入っていて、高速を右に左に車線変更してひたすら爆進してくれます(笑)。

到着が12時くらいかと思っていたらなんと11時半には到着。
出国審査場所まで学生さん二人が付き合って頂き、そこでさようなら。と思ったら我々がゲートを通過するまで、見送ってもらいました。

出国審査も大きな問題なく進み、国際線ターミナルへ。
しかしお店が閉まっているシャッター街のような場所で、どうやら1日に5−6便しか国際線は無い様子。まあ空いていていいのですがね。

帰りの便ではなんかの競技団体と思われる日本人集団と一緒になったので、機内はガラガラではなかったですね。

帰りにフライトでは福原遥主演の映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』を視聴。「戦時中の日本にタイムスリップした現代の女子高生と特攻隊員の青年の切ない恋の行方を描いたラブストーリー」とのことで、戦争を美化しているという批判もあった映画のようですが、個人的には中立的に描かれているように感じました。

まあ私的にはタイムトリップする設定がちょっとチープな感じがありますが、こういう映画を通じて、若い世代に戦争があったこと、日本も関係していたこと、そして特攻のようなことがあったことを知るきっかけになるのは良いことでは無いかなと思いました。

そして無事に羽田に到着! 吉祥寺行きリムジンバスは20時半出発で30分待ちなので、今回は調布行きリムジンバス20:15発に乗ります。調布駅から三鷹行きバスに乗り最寄りバス停へ。幸い雨が止んでいて濡れることも無く、帰宅。

色々バタバタしたのですが、2泊3日の強行軍で人生2度目の中国出張を終えることができました。

 

 

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