海が見える家 (119)

【著者】
はらだ みずき ()

【出版社】
小学館文庫

【内容】
入社一ヶ月で会社を辞めた直後、田舎暮らしをしていた父の死を知らされた。電話は知らない男からだった。孤独死したのか。文哉が霊安室で対面した父は、なぜか記憶とはまるで違う風貌をしていた。家族に遺されたのは、丘の上にある、海が見える家。文哉は早々にその家を処分するため、遺品整理をはじめる。そして、疎遠にしていた父の足跡をたどると、意外な事実を突きつけられていくのだった。夏、豊かな自然が残る南房総の海辺の暮らしを通して、文哉はもう一度自分の人生を見つめる時間を過ごす。「幸せとは何か」を静かに問いかける、著者、新境地の感動作。(「BOOK」データベースより)

【一言書評】
私の先祖代々の地「南房総」が舞台とあって、何となく手に取った一冊で、著者のことも何も知らずに読んだのですが、あれ、これってミステリー?、と思ってしまうようなドキドキ感と「そうだよね、人生って人それぞれ」と、心の底から、幸せって、そういうものだよね、と共感できる亡くなった父の人生を辿ることで、自分の人生とは何かを探してゆく、成長の物語でもあ利、さらに涙する、面白い小説でした。

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