【著者】
海老原一哉 (著)
【出版社】
株式会社彩図社
【内容】
東京ヴェルディの公式ホームページ内の「クラブのあゆみ」には、自らのクラブを評して「常に停滞を嫌い、異端児と時に言われようとも独自のスタイルを貫き通してきたサッカーイノベーター」と書かれている。
ヴェルディの源流は1969年に誕生した読売サッカークラブである。読売クラブは、1980年代には日本リーグで常勝軍団としての地位を築き、Jリーグが発足するとヴェルディに名称を変え、国内最強のクラブチームとして君臨。その後、長い雌伏の期間を経てJ1の舞台に戻ってきた。
異端のクラブとはどんな意味なのか。
ヴェルディはどのように力をつけて、苦しみ、そして復活を遂げようとしているのか。
小見幸隆、都並敏史、松木安太郎、北澤豪、柱谷哲二、平本一樹、加納広明(全力さん)、中村忠……レジェンドたちの証言を通じて、ヴェルディ復活の原動力となった、〝異端の源流〟を探る!
【一言書評】
企業スポーツ全盛時代に今の世に至るサッカーの主流となってきた「クラブ」と言う発想、そして学校体育の延長線上のフィジカル重視ではないサッカー大国なら常識の「テクニック」重視、という当時「異端」であった読売クラブが、Jリーグ発足によりヴェルディ川崎となって一世を風靡するも、東京に移転して出来た東京ヴェルディは読売クラブからの源流を外れ、J2降格と言う長い雌伏の時期を経て2024年のJ1復帰により、完全とは言えないまでもようやく「異端」である読売クラブの源流を取り戻し、ある意味その流れを本当に汲み「心を打つ」サッカーを展開する東京ヴェルディとなった、簡単に言うとそう言うことかな、と感じられた、東京ヴェルディファン・サポーターは勿論、ライバルであるJリーグ他サポ、特に同じ東京都をホームタウンとするライバルのFC東京、FC町田ゼルビアのファン・サポーターの方々にも読んで頂きたい一冊です。


