9月最初の日曜日、滋賀県草津市。朝5時過ぎに起床し、朝焼けを見る。まだ宿泊先のホテルからも残念ながら琵琶湖は見えず、まあ向きのせいだとは思いますが、ちょっと残念。
朝食は6:30からなので、その前にフロントに行きチェックアウト。すると6時半５分前には朝食が始まる、これは36分の電車に乗れる！とここから普段食べるのが遅い私ですが必死にかっこんで、33分ホテルを後にする。
外に出るとタクシーがいましたが、ここから乗るとちょっと遠いので、とりあえず一駅先の瀬田に行くべく駅へ！ あれ、もう姫路行きが入線している、やば！と改札を抜けたら猛ダッシュ！
必死で階段を下り電車に飛び乗ると、ドアが閉まる。 ふ〜、どうやら車掌さん私まで乗せて出発しよう！、なんて思っていてくれたかも(^^)
でもスマホの時計は6:35、あれ早くね？、JR西日本は時間に案外適当なのかも、と思ったもうすぐ瀬田駅に到着。
改札を出て、ここの駅にはタクシーいるかな〜、と恐る恐る階段を降りると、いました！ タクシーが２台。へ〜、日曜日なのにちゃんといるんだ、と感心！
で、タクシーに乗り込み、「建部大社お願いします！」
そう、以前京都の学会に出かけた時、京都市内にホテルがなく、仕方なく大津にホテルを取った際、せっかく来たからと建部大社に参拝し、知人の願いが適うように祈願したのですが、先日その願いが成就したので、こんな近くにいるのに素通りしては申し訳ない、という思いで、京都7:45発の新幹線に乗らねばならないという時間がない中でしたが、思い切って参拝を決意したのでした。
ここの祭神は千葉県ともゆかりの深いヤマトタケルノミコト（日本武尊・倭武命）。平安時代末、 平治の乱に敗れた源頼朝が平家に捕らえられて伊豆に流される途中、建部大社に立ち寄って源氏再興の祈願をしました。 見事のその願いが叶ったことから、武運来運の神として崇敬されているとのこと。
勿論私の知人に力があったからに違いはないのですが、世の中実力だけで決まるものではなく、運と言いますか、神の力は侮れない、科学者の端くれでありながら、人生も50年を生きてきますと、そう思わないではいられないのでした。
何はともあれ、建部大社にお礼を言ってそそくさとタクシーに戻ります。
「お客さん、見てましたけど、手水社でちゃんとしておられましたな〜。あんな風にしっかりやっておられたら、そら願いも叶うと思いましたわ！」と運転手さん。
「そうでしたか、見ておられたんですか。いえいえ、私も昔は適当にやっていたんですけど、知ってしまうとやはり神様にお会いするのにきちんと礼儀を尽くしてお会いしないとですね！」と私にしては殊勝な？回答。でも嬉しいこと言ってくれますね〜！(^_-)
瀬田の唐橋を通って石山の駅へ。
「この時間に石山に着けば新幹線あ十分間に合いますから！」と運転手さん。「どうもありがとうございました」と言って別れ、改札をくぐると早速新快速がやってくる。
無事に京都駅につき、お土産も購入し、さらに車内で読むのにいい本「なぜ『教えない授業』が学力を伸ばすのか」を購入！（なかなか面白い本でした！）
定刻通りに新幹線は京都を出発し、定刻通りに東京駅に到着。そして改札を抜けて、今度は東北新幹線ホームへ！ やまびこに乗ると一路宇都宮へ！
そう今日はこの4月に千葉大から獨協医大に赴任された、獨協医大病理学主任教授 矢澤卓也先生の教授就任祝賀会が東武ホテルグランデで開催されるので、出席するべく滋賀から長駆やってきた次第です。
基礎ではホテルでこう言う就任祝賀会は滅多にしないのですが、昨年の公衆衛生学小橋先生に続いてお二人目。獨協医大からは福田健副学長、正和前病理学教授に、増田教務部長、杉本基礎連絡会長、そして薬理学の藤田教授がご出席。臨床からは呼吸器内科の石井教授、麻酔科の山口教授、口腔外科の川又教授、診断病理の今井教授らが参加しておられました。他には発起人代表である杏林大学医学部病理学の菅間教授や、矢澤先生の前任地千葉大での元上司中谷教授が来られておりました。
参加者名簿がないので正確にはわかりませんが、小橋先生の時よりも参加者は少なかったかな、って感じでしたね(^_-)
お昼に宇都宮に着いた時には曇り空でしたが、祝賀会が終わってJR宇都宮駅に着くと青空が！ 台風台風と言われている割には、台風もなんのその！、やはり私は「晴れ男」のようで、、、(^^;;
これでようやくこの週末の任務完了！ 宇都宮からは湘南新宿ラインでまず新宿まで２時間、そしてそこから中央線で吉祥寺へ。9月最初の週末もあっという間に終わってしまいました、、、